映画【ロッキー】もう一つのエンディングがあったことを知っていますか!?
2017年1月30日 更新

映画【ロッキー】もう一つのエンディングがあったことを知っていますか!?

シルヴェスタ・スタローンを一躍スターに押し上げた、1970年代の大ヒット映画【ロッキー】。スタローン自身と共通する、貧困の中から成功をつかむという「アメリカンドリーム」を体現したことで話題になり大反響を呼び、アカデミー賞作品賞を受賞しました。あの名シーンと感動をもう一度!!そしてもう一つのエンディングとは!?

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ミッキー(Mickey Goldmill) /バージェ...

ミッキー(Mickey Goldmill) /バージェス・メレディス

1920年代初頭バンタム級の世界チャンピオンとして活躍。引退後はジムを経営し、そこで10年前にロッキーと出会いボクシングを教えるも、結果を出せないうえに自堕落な生活を送る彼に業を煮やし「お前は傷んだトマトだ」と罵り、育成を放棄してしまう。本作では言及されることはないが、続編における彼の葬儀で、墓標にダビデの星が刻まれていたことからユダヤ系であると考えられる。

wikipedia_ロッキー
アポロ・クリード(Apollo Creed)/ カール...

アポロ・クリード(Apollo Creed)/ カール・ウェザース

現在の世界ヘビー級チャンピオンで、口汚いが本物の実力を持っている。自分の知名度を上げるため無名のボクサーに、チャンピオンに挑戦させる権利を与える。

wikipedia_ロッキー

スタッフ

監督/ジョン・G・アヴィルドセ

監督/ジョン・G・アヴィルドセ

広告代理店でCM等の制作をしていたが、監督募集の広告に応募したのがきっかけで映画業界に入った。当初はトロマ社など低予算のB級映画ばかりだったが、アメリカの世代間の断絶を描いたバイオレンス映画『ジョー』(1970年)で注目される。
ジョン・G・アヴィルドセン(John G. Avildsen, 1935年12月21日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督。イリノイ州オークパーク出身。代表作に『ロッキー』『ベスト・キッド』など。

wikipedia_ジョン・G・アヴィルドゼ
脚本/シルヴェスター・スタローン

脚本/シルヴェスター・スタローン

シルヴェスター・ガーデンツィオ・スタローン(Sylvester Gardenzio Stallone, 1946年7月6日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、映画監督、脚本家。身長178cm。 1970年代から1990年代のアクション映画を代表するスター。60歳を超えた現在でも、鍛え上げた肉体で激しいアクションをこなす映画俳優である。左利き。
音楽/ビル・コンティ

音楽/ビル・コンティ

ビル・コンティ(Bill Conti、1942年4月13日 - )は、アメリカ合衆国の作曲家。主に映画音楽とテレビドラマの劇伴の分野で活動している。ロードアイランド州プロビデンス出身。イタリア系アメリカ人。
『ロッキー』シリーズのテーマ音楽"Gonna Fly Now"が、最も有名。 シルヴェスター・スタローンの出演作品を手がけることが多い。
撮影/ジェームズ・グレイブ
プロデューサー/アーウィン・ウィンクラー

プロデューサー/アーウィン・ウィンクラー

アーウィン・ウィンクラー(Irwin Winkler, 1931年5月25日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の映画プロデューサー、映画監督。東欧ユダヤ系の血を引く。

wikipedia_アーウィン・ウィンクラー
プロデューサー/ロバート・チャートフ

プロデューサー/ロバート・チャートフ

ロバート・チャートフ(Robert Chartoff, 1933年8月26日 - 2015年6月10日)はアメリカ合衆国ニューヨーク出身の映画プロデューサー。

wikipedia_ロバート・チャートフ
編集/リチャード・ハルシー

リチャード・ハルシー(1940-1974)は、アメリカのフィルムエディター

wikipedia_Richard Halsey

『ロッキー』もうひとつの結末

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激闘を戦い抜いたロッキーが「エイドリアン!」と叫び、リング上でエイドリアンと熱い抱擁を交わすシーンは余りに有名であるが、実はもう一つのエンディングも用意されていた。戦いを終えたロッキーが1人控室に戻ると、そこで待っていたエイドリアンが小さな星条旗を取り出しロッキーに手渡す。そして2人だけで静かに裏口から会場の外に出て行くと言う物である。このシーンを使ったポスターも作られた。
なぜエンディングが変わったのでしょうか。

定かな理由は分かりませんが、1970年代の不安定な政治状況のアメリカにおいて、定番ともいえる分かりやすい『アメリカンドリーム』が、人々の心に勇気と希望を与えたことは間違いないことでしょう。
その結末が、ひっそりと去るロッキーとエイドリアンの後姿より、熱狂の渦の中で抱き合う二人のほうが、はるかにインパクトがあったことは間違いないでしょう。

もう一度自分の力を信じて前に進みたくなる勇気の出る映画一本です。
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