朝の連続テレビ小説で橋田作品は4作!
1968年:あしたこそ
1983年:おしん
1992年:おんなは度胸
1994年:春よ来い
しかも最初の2本は1年間の作品なのですごいですよね。「あしたこそ」は初のカラー作品でした。
1992年の「おんなは度胸」から次の「春よ来い」まで2年しか空いていないのもすごいです。それだけ人気のドラマだったんですね。
ちなみに、橋田先生は夜の帯ドラマとして放送されていたNHK銀河テレビ小説でも5作品、大河ドラマでも3作品執筆されています。どれも何度も担当できるドラマ枠ではないですよね。さすがです。
「おんなは度胸」のキャストは?
主演は泉ピン子さんと桜井幸子さん。朝ドラの主人公といえば10代、20台のイメージですが泉ピン子さんはこの時45歳でした。桜井幸子さんは19歳でした。
泉ピン子さんと桜井幸子さんは義理の親子という関係です。
他には藤山直美さん、藤岡琢也さんという橋田作品おなじみのキャストから、香川照之さん、いかりや長介さん、京唄子さん、シャ乱Qも出演していましたよ。豪華なキャストですよね。
「おんなは度胸」のあらすじ
#再放送希望ドラマ
— 九龍DEATH👤 (@coolong99999999) April 6, 2020
BSPでの再放送熱望します‼️
お高いBS代納めてるので
宜しくお願い致します🙇#NHK連続テレビ小説
『#おんなは度胸』('92)
まさに橋田ドラマ
脚本:#橋田壽賀子
出演者#泉ピン子#桜井幸子#藤山直美#香川照之#園佳也子#藤岡琢也
ナレーター#奈良岡朋子 pic.twitter.com/G2bUUehmhF
泉ピン子さん演じる山代玉子 は、割烹「やましろ」という料理屋の娘でした。常連として来ていた老舗旅館「はなむら」の主人花村清太郎(藤岡琢也さん)に惹かれていて、父の死後花村家に嫁ぎます。
清太郎は初婚ではなく、玉子は後妻として入りました。清太郎には長女の達子(藤岡直美さん)、次女の裕子という2人の娘がいます。
玉子と達子はじつは同い年。義母となる玉子が気に入らず、最初はいびっていました。泉ピン子さんはいびる役のイメージも強いですがこのドラマではいびられる方だったんですね。
玉子をいびるのは達子だけではありません。仲居頭の芳枝(園佳也子さん)も玉子を目の敵にしていました。芳枝はじつは清太郎の妻の座を狙っていたのです。その上、達子に忠誠心を持っていたので玉子が気に入らなかったんですね。
2人からのいびりを受けながらも、玉子は旅館をしっかり切り盛りしていきます。その姿を見た達子は考える変えるようになります。
玉子は達子に本館を任せ、新館を設立します。かなりのやり手ですよね。ですが、病に倒れてしまいます。
その時に呼び戻されたのがもう1人の主人公裕子です。裕子はそれまで東京でツアーコンダクターの仕事をしていたのですが、いきなり新館のおかみに抜擢されます。
ディスコ「HANAMURA」を作るなど、他の人にはできないアイデアで新館を盛り上げていきます。ですが玉子が復帰したことと、自信が結婚したことから女将の座を退きます。
再びおかみとなった玉子ですが、本館の建て替えを見届けた後引退します。恒例になった清太郎との生活を優先させるためです。裕子は再び新館のおかみとなり、傾きかけた経営を立て直していきます。
玉子も裕子も違うタイプですがかなりやり手ですよね。はじめはいびりなどもありますが、おしんほど暗くありませんし、基本的には女性が生き生きと活躍する話なので今見ても面白いと思いますよ!
ですが残念ながら「おんなは度胸」は現在のところDVD化されておらず、配信もありません。再放送を待つしかないですね。
BSでおしんも再放送していましたし、今後放送してくれるといいですね。
他の朝ドラにも影響を与えた作品!
ピン子が虐められてたドラマキタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━!!#半分青い
— ギズム_ネコガミ (@gismnekogami) June 18, 2018
おんなは度胸は、1992年(平成4年)4月6日から10月3日まで放送された、NHK連続テレビ小説第47作目の作品である。
骸骨www pic.twitter.com/nTREaVy6zC
主人公がアシスタントとして仕えていた漫画家(豊川悦司さん)が「おんなは度胸」を見ているというシーンが一度だけありました。橋田先生の名前も出していますね。漫画家と脚本家ということで考えることもあったのでしょうか、という感じですね。
脚本家の北川悦吏子さんも「おんなは度胸」が好きだったんでしょうね。
他には2013年に放送された「ごちそうさん」の脚本家森下佳子さんは、「おんなは度胸」を参考に執筆をしたと発言されています。いびりのシーンでしょうかね。嫁ぎ先の小姑(キムラ緑子さん)のいびりと立ち向かっていく主人公のやりとりが楽しかったですもんね。
「おんなは度胸」は他の作品にも影響を与えていてさすが橋田先生という感じですね。