子供の頃、アニメも特撮も音楽なしには語れませんよね。今まで「菊池俊輔」「渡辺宙明」を取り上げてきましたが、今回はウルトラマンでおなじみの円谷プロで活躍された冬木透先生に注目してみました。
冬木透って?
まずはこの動画をごらんください。
ウルトラセブン OP
『ウルトラセブン』は、円谷プロダクションが制作した特撮テレビ番組(カラー)、またはその劇中に登場するヒーローの名称である。1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日までにTBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全49話が放映された。.(wikipediaより)
via youtu.be
そうです、言わずとしれたウルトラセブンの主題歌です。
これを作曲されたのが「冬木透」先生です
これを作曲されたのが「冬木透」先生です
冬木透
満州国の首都新京出身。
エリザベト短期大学作曲科卒業後、同短期大学宗教音楽専攻科修了。TBS(当時ラジオ東京)に入社して効果を担当しつつ、国立音楽大学作曲科に編入。
合唱曲、特に児童合唱のための作・編曲が多い。また、宗教曲(キリスト教)も書いている。
映画・テレビの音楽を担当する際は、冬木透の名前を使っている。この分野では、『ウルトラセブン』に始まるウルトラシリーズや、NHKの連続テレビ小説『鳩子の海』などが知られている。
特に『帰ってきたウルトラマン』の防衛隊・MATのテーマで流れる男性コーラス「ワンダバ」は、その後のウルトラシリーズの防衛隊音楽に大きな影響を与えた。
また、『ウルトラマンA』第51話「命を吸う音」では、バイオリン教室の先生役で出演している。
クラシック音楽にも精通しており、その流用も多く行った。『ウルトラセブン』の最終回ではシューマンのピアノ協奏曲を流用したほか、フィンランドを舞台としたアニメ『牧場の少女カトリ』の劇伴使用曲は、そのほぼ全曲がフィンランドの作曲家シベリウスの作品からの編曲であった。
女優の岡本舞は娘である。
エリザベト短期大学作曲科卒業後、同短期大学宗教音楽専攻科修了。TBS(当時ラジオ東京)に入社して効果を担当しつつ、国立音楽大学作曲科に編入。
合唱曲、特に児童合唱のための作・編曲が多い。また、宗教曲(キリスト教)も書いている。
映画・テレビの音楽を担当する際は、冬木透の名前を使っている。この分野では、『ウルトラセブン』に始まるウルトラシリーズや、NHKの連続テレビ小説『鳩子の海』などが知られている。
特に『帰ってきたウルトラマン』の防衛隊・MATのテーマで流れる男性コーラス「ワンダバ」は、その後のウルトラシリーズの防衛隊音楽に大きな影響を与えた。
また、『ウルトラマンA』第51話「命を吸う音」では、バイオリン教室の先生役で出演している。
クラシック音楽にも精通しており、その流用も多く行った。『ウルトラセブン』の最終回ではシューマンのピアノ協奏曲を流用したほか、フィンランドを舞台としたアニメ『牧場の少女カトリ』の劇伴使用曲は、そのほぼ全曲がフィンランドの作曲家シベリウスの作品からの編曲であった。
女優の岡本舞は娘である。
via m-78.jp
「ウルトラセブン」自体は「ウルトラQ」「ウルトラマン」につぐウルトラシリーズ第三作目ですが、冬木先生がウルトラの音楽に担当したのは「セブン」が初めてです。
「ウルトラマン」と楽器編成が異なるのは聴いていてもおわかりになると思います。
「ウルトラマン」と楽器編成が異なるのは聴いていてもおわかりになると思います。
初代ウルトラマンOP - Dailymotion動画
『ウルトラマン』は、日本の特撮テレビ番組(カラー)、および、その劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前である。制作は円谷プロダクション。1966年(昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19:00-19:30に全39話が放送された。(wikipediaより)
「ウルトラマンの歌」
作詞・東京一
作曲・宮内國郎
「ウルトラマンの歌」
作詞・東京一
作曲・宮内國郎
「ウルトラセブン」はシンフォニック、「ウルトラマン」はビックバンド、という感じですよね。
「ウルトラマン」の音楽担当は宮内國郎先生ですが、宮内先生はもともとジャズ畑。
クラシック専門の冬木先生とは作風が違うのは当然ですが、よく考えるとジャズとクラシックが共存できるジャンル、それがアニソン・特ソンなんですから、奥が深いジャンルですよね。
宮内先生についてはまた機会があれば述べたいと思ってます。
それでは冬木先生の作品を振り返ってみたいと思います。
「ウルトラマン」の音楽担当は宮内國郎先生ですが、宮内先生はもともとジャズ畑。
クラシック専門の冬木先生とは作風が違うのは当然ですが、よく考えるとジャズとクラシックが共存できるジャンル、それがアニソン・特ソンなんですから、奥が深いジャンルですよね。
宮内先生についてはまた機会があれば述べたいと思ってます。
それでは冬木先生の作品を振り返ってみたいと思います。
冬木透といえば「ワンダバ」!
「ワンダバ」って何?という方もいらっしゃるかもしれませんが、この動画をごらんになればすぐにおかわりになると思います。
MATのワンダバ
帰ってきたウルトラマン ワンダバ. - YouTube
ウルトラマンと共に怪獣に勇敢に立ち向かうMATですが、ただかっこいいだけではなく、悲壮感もありますよね。冬木先生はいわゆる「戦中派」ですが、「軍歌」とも違います。「軍歌」は悲壮感を勇壮な曲でごまかしていたといえますがMATのテーマは悲壮感があふれるからこそMAT隊員の強い決意が表現されているのです。
via www.youtube.com
「MATのテーマ」は後に缶コーヒーWANDAのCMにも使われました。「ワンダ」つながりですね♪
ブラックワンダ CM 「ブラックワンダ誕生」篇 ‐ ニコニコ動画:GINZA
はじめてこのCMを見たときはひっくり返りました(笑)
以降、筆者は個人的に缶コーヒーはWANDAに決めています!
以降、筆者は個人的に缶コーヒーはWANDAに決めています!
via www.nicovideo.jp
以降、ワンダバは定番BGMとなりますが次作「ウルトラマンA」の「TACの歌」はボーカル入りになりました。
TACの歌
「ウルトラマンA」~TACの歌
『ウルトラマンA』(ウルトラマンエース)とは、円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組の名称と、その劇中に登場する巨大変身ヒーローの呼び名である。1972年(昭和47年)4月7日から1973年(昭和48年)3月30日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全52話が放送された。(wikipediaより)
TACの歌
作詞・東京一
作曲・冬木透
TACの歌
作詞・東京一
作曲・冬木透
via www.youtube.com
40代以上の方はカラオケでもよく歌われるようです。
MAT、TACは悲壮感ありますが「ウルトラマン80」になると明るくさわやか。
MAT、TACは悲壮感ありますが「ウルトラマン80」になると明るくさわやか。