短命のバンド
実のところ、はっぴいえんどのバンド活動期間は、1970年にデビュー・アルバム「はっぴいえんど」を発表してから、その解散までわずか3年にすぎません。1973年発表の3作目「Happy End」は、解散後にこのアルバムの録音のためだけに再結成して作られた作品です。しかし、このわずか3年の間に、彼らは日本のロックの歴史を大きく変える仕事を成し遂げました。そして、その影響は3年どころか30年に渡ってJ-ポップの歴史に影響を与え続けることになったのです。
「はっぴいえんど」解散後の活動や音楽界への影響
はっぴいえんどが解散してからも細野晴臣と鈴木茂らはキャラメル・ママ(後のティン・パン・アレー)を結成し、荒井(松任谷)由実や吉田美奈子といった個性を生み出して行きます。また大滝詠一はナイアガラ・レーベルを設立、山下達郎や大貫妙子といったミュージシャンを育て、結果的にはこのはっぴいえんどを中心としたURC系の流れが現在のJ-POPSのシーンを創りあげたと言っても過言ではありません。
細野晴臣のその後
ティン・パン・アレー
細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆(後に佐藤博が参加)からなる音楽ユニット。バンド名の由来は、アメリカのティン・パン・アレーに細野の好きなアーティストが多く活躍していたことによる。
YMO
YMOのリーダー・プロデューサーであり、シンセサイザーとコンピュータを用いるYMOの音楽スタイルを打ち出した。宗教や民俗学など神秘主義的な趣味があり、それらもYMOに影響を与えている。ライヴではほぼベーシストに徹し、曲によってはシンセサイザーをベース代わりに演奏していた。YMO散開後は特にアンビエント、エレクトロニカ等のジャンルを取り入れている。
via dic.nicovideo.jp
YMO登場とその背景 - Middle Edge(ミドルエッジ)
言わずと知れたモンスターテクノユニットYellow Magic Orchestra YMOが誕生した時代背景などについてまとめていきます
大瀧詠一のその後
はっぴいえんど解散後はソロ活動に移行せず、当時のシンガーソングライターとしては異例であるCMソングの制作と、ごまのはえ、布谷文夫など若手のプロデュースを始める。
1980年代後期以降、ナイアガラレコードの旧譜のリマスタリングや、大瀧が影響を受けた先人の音源復刻「LEGENDARY REMASTER SERIES」の監修やライナー執筆、ラジオの特別番組のDJなどを手掛ける。また、1979年から本格的に取り組み始めたポップス史の研究は、1983年に「分母分子論」としてその一端が明らかにされていたが、1991年にはそれを更に発展させた「普動説」として結実させている。
1988年に小泉今日子に提供した『快盗ルビイ』以降作曲から遠ざかっていたが、1994年からソニーのOo Recordsに取締役兼プロデューサーとして参加。1995年の渡辺満里奈の『うれしい予感』が作曲家としての復帰作となる。
1997年には12年ぶりとなる新曲『幸せな結末』を発表。月9ドラマ『ラブジェネレーション』の主題歌としてミリオンセラーを達成。これに続き、市川実和子のシングル・アルバムのプロデュースも手掛ける。
CDが2016年3月21日に発売するようで、松田聖子に提供した「風立ちぬ」や小林旭に提供した「熱き心に」、薬師丸ひろ子への「探偵物語」など、有名曲がいっぱい入っています。
プロデュース作品を大滝自身が歌唱したバージョンを収録。2013年に逝去した大滝が残した音源をスタッフが発見し、同作で初公開との事です。
プロデュース作品を大滝自身が歌唱したバージョンを収録。2013年に逝去した大滝が残した音源をスタッフが発見し、同作で初公開との事です。
大滝詠一『DEBUT AGAIN』
<収録予定曲 DISC1>
1.熱き心に(小林旭)
2.うれしい予感(渡辺満里奈)
3.快盗ルビイ(小泉今日子)
4.星空のサーカス(ラッツ&スター)
5.Tシャツに口紅(ラッツ&スター)
6.すこしだけやさしく(薬師丸ひろ子)
7.探偵物語(薬師丸ひろ子)
8.夏のリビエラ(森 進一)
9.風立ちぬ(松田聖子)
10.夢で逢えたら(ストリングス・ミックス)
<収録予定曲 DISC 2>※初回限定盤のみ
1.私の天竺
2.陽気に行こうぜ~恋にしびれて(2015 村松2世登場!version)
3.Tall Tall Trees ~Nothing Can Stop Me
4.針切じいさんのロケン・ロール
1.熱き心に(小林旭)
2.うれしい予感(渡辺満里奈)
3.快盗ルビイ(小泉今日子)
4.星空のサーカス(ラッツ&スター)
5.Tシャツに口紅(ラッツ&スター)
6.すこしだけやさしく(薬師丸ひろ子)
7.探偵物語(薬師丸ひろ子)
8.夏のリビエラ(森 進一)
9.風立ちぬ(松田聖子)
10.夢で逢えたら(ストリングス・ミックス)
<収録予定曲 DISC 2>※初回限定盤のみ
1.私の天竺
2.陽気に行こうぜ~恋にしびれて(2015 村松2世登場!version)
3.Tall Tall Trees ~Nothing Can Stop Me
4.針切じいさんのロケン・ロール
via realsound.jp
キムタクと松たか子の黄金カップル!大ブームを巻き起こしたドラマ「ラブジェネレーション」を覚えてる? - Middle Edge(ミドルエッジ)
当時キムタクと松たか子のカップルはみんなの憧れでした。視聴率も今では考えられない30%越えは当たり前?!月9の黄金時代を代表する恋愛ドラマです。
松本隆のその後
はっぴいえんど解散後はムーンライダーズ(オリジナル・ムーンライダーズ)として活動する傍ら、作詞家兼音楽プロデューサー業を始める。しかしプロデュース第一作の南佳孝『摩天楼のヒロイン』完成後に、南から「(歌詞が松本隆の世界すぎて)これはあなたのアルバムだ」と言われ、音楽プロデューサーとしての情熱を失ったという。その後、あがた森魚『噫無情(レ・ミゼラブル)』、岡林信康『金色のライオン』などのアルバムをプロデュースも行ったが、以降プロデューサー業からは退き、オリジナルムーンライダーズからも脱退し、作詞家としての活動に専念することになった。
via tanokin.main.jp
筒美京平とのコンビで中原理恵「東京ららばい」、桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」、近藤真彦「スニーカーぶる〜す」などを手掛ける一方、'80年代よりはっぴいえんど時代の仲間たちを歌謡界に呼び寄せ、ヒットメイカーとしての快進撃が始まる。ミリオンセラーとなった細野とのイモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」や大瀧の大ヒット・アルバム『A LONG VACATION』、第23回日本レコード大賞を受賞した寺尾聰の「ルビーの指環」、そして松田聖子の24曲連続オリコン1位中・17曲を手掛けるなど、阿久悠に代わり歌謡界で一時代を築き上げた。
その後も薬師丸ひろ子、斉藤由貴、中山美穂、C-C-Bなど多数のアイドル、アーティストに詞を提供。作詞以外の文筆活動も行っており、代表作ともいえる私小説『微熱少年』は、自身が監督して映画化された。これは作詞を担当した鈴木茂の曲と同名タイトルである。現在は自主レーベル「風待レコード」を設立し若手の育成に努めながら、KinKi Kids、中川翔子のヒット曲も手掛けるなど活躍中である。ドラマ『のだめカンタービレ』では松田聖子の「ピンクのモーツァルト」を引用し、アニメ『マクロスF』の挿入歌「星間飛行」のヒットなどで新たな世代にも存在をアピールした。
鈴木茂のその後
バンドの解散後に細野らとキャラメル・ママを結成、ティン・パン・アレーへと発展させる。