ウルトラシリーズ・歴代「ウルトラマン」(20作品)のラスボス・最後の敵
2016年5月30日 更新

ウルトラシリーズ・歴代「ウルトラマン」(20作品)のラスボス・最後の敵

初代ウルトラマン(1966年)からウルトラマンギンガ(2013年)まで(映画作品も含む)の歴代ウルトラマンたちが最後に戦った強敵をおさらいしてみましょう。

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映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVI...

映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」(2009年)

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(だいかいじゅうバトル ウルトラぎんがでんせつ ザ・ムービー)は、2009年12月12日にワーナー・ブラザース映画の配給にて公開された、円谷プロダクション製作の特撮映画作品。渋谷東急、新宿ミラノ、新宿武蔵野館、シネリーブル池袋他全国にてロードショーされた。
キャッチコピーは「とりもどせ!!銀河の光」

ウルトラ兄弟たちの故郷であるM78星雲・光の国が主な舞台となり、ウルトラマンメビウスを始めとして、ウルトラ兄弟ら光の国のウルトラマンたちの他、TVシリーズ『大怪獣バトルシリーズ』のキャラクターであるレイモンと地球人のエキスパート集団「ZAP SPACY」、さらには光の国の新たな戦士ウルトラマンゼロを加え、悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルが率いる100体以上もの怪獣軍団との大決戦を描く。
ウルトラマンベリアル

ウルトラマンベリアル

ウルトラの星の長い歴史の中で、ただ1人の暗黒面に堕ちた悪のウルトラマン。レイオニクスでもあり、レイブラッド星人の手により100体以上の怪獣を操れるギガバトルナイザーを与えられ、それをロッドやバズーカのような武器として扱う。『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では単体での光線技などは一度も使っておらず、行使される攻撃技はすべてギガバトルナイザーからによるものである。

かつてはウルトラ大戦争で活躍したウルトラの父の戦友であったが、エンペラ星人の悪の力に惹かれ、そしてウルトラの父が宇宙警備隊初代隊長に任命された事によりプライドを傷つけられたため、強大な力を求めるようになった。自らを強化するためにプラズマスパークのコアを狙ったが、その強烈なエネルギーに耐え切れず失敗、M78宇宙警備法違反により光の国を追放される。

その後、宇宙を彷徨っていたところに現れたレイブラッド星人によってレイオニクスの能力を与えられて、邪悪なウルトラ戦士へと貌変。怪獣軍団を率いて復讐のために光の国を襲撃してベリアルの乱を引き起こすが、ウルトラマンキングに阻まれ、宇宙牢獄に閉じ込められた。しかし、ギガバトルナイザーを手に入れたザラブ星人の手によって数万年ぶりに脱獄し、光の国への逆襲と全宇宙の支配を企てる。
ウルトラマンベリアル

ウルトラマンベリアル

百体怪獣 ベリュドラ

百体怪獣 ベリュドラ

ウルトラマンベリアルと怪獣(超獣・宇宙人・円盤生物も含む)たちの亡霊が合体して誕生した、超巨大怪獣。角・牙・翼を生やした西洋の悪魔のようなシルエットをしており、怪獣たちが積み重なってその全身の個々を構成している。

別名は「百体怪獣」だが、実際にはそれより遙かに多い数の怪獣たちが合体しており、表面に浮き出ている怪獣だけでも226体以上、さらに体内も怪獣たちで埋め尽くされているという。そのため、本来の総数は測定不能であり、『Q』から『メビウス』までのウルトラシリーズに登場した怪獣たちで構成されている。

頭頂部にはベリアルが頭脳となって鎮座しており、怪獣たちの怨念をまとめ上げ、その巨体を彼自身の妄執とレイブラッド星人から受け継いだレイオニクスの因子によって操っている。全身を構成している怪獣たちにも意思があり、近づくウルトラ戦士にしがみ付くなどして攻撃する。全身から全怪獣の力を開放し、広範囲に放つ光線「ベリュドラインフェルノ」を発射する。
百体怪獣 ベリュドラ

百体怪獣 ベリュドラ

ビッグサイズソフビ「百体怪獣 ベリュドラ」(バンダイ)

ビッグサイズソフビ「百体怪獣 ベリュドラ」(バンダイ)

RPGゲームのラスボスっぽい。

映画『ウルトラマンサーガ』(2012年)

映画『ウルトラマンサーガ』(2012年)

映画『ウルトラマンサーガ』(2012年)

『ウルトラマンサーガ』(ULTRAMAN SAGA)は、2012年3月24日に全国松竹系映画館にて公開された円谷プロダクション製作の特撮映画作品、及び劇中に登場する巨大ヒーローの名称。キャッチコピーは「僕らにはまだ、輝く希望がある!!」、「誰も見たことのないウルトラマン。」、「あきらめるな!!」。
ウルトラマンサーガ

ウルトラマンサーガ

ゼロ、ダイナ、コスモスの3人の心が一つになって誕生した最強ヒーロー。声はゼロと似ているが、その中ではタイガ、アスカ、ムサシが心を一つにしている。

身体には明確な模様はなく、体色は上半身の青系から下半身の赤系へとグラデーションする紫色。全身に輝く神秘的な光のオーラを纏い、身体の各所にある裂け目から光が漏れ出している。強力なエネルギー・サーガエフェクトを使った様々な技を繰り出す。

ゼロ、ダイナ、コスモスが束になっても敵わなかったハイパーゼットン(イマーゴ)と互角に戦った。
ハイパーゼットン(イマーゴ)

ハイパーゼットン(イマーゴ)

映画『ウルトラマンサーガ』に登場。
バット星人がこれまでのゼットンの優れた部分だけを抽出して作り出した、ゼットンの新たな進化形態。怪獣だけでなく「人間達の絶望と恐怖心」を餌に成長していくことで覚醒した。

劇中で「ハイパーゼットン」と呼ばれるのは完全体のイマーゴのみで、他は単に「ゼットン」と呼ばれる。バット星人にコントロールされ、彼の意のままに動く。いずれの個体も一兆度を超える暗黒火球を放つことが可能。

バット星人が円盤ごと融合し、ギガントから脱皮することによって誕生した完全体で、滅亡の邪神や究極のゼットンとも呼ばれる。スマートな人型でより昆虫的な姿となっており、腕は突起状で、伸縮自在の翼や尻尾も生えている。

融合したバット星人は頭部の発光体に宿っており、そこで一心同体に近い形となってハイパーゼットンをコントロールしている。ゼットン特有の「ピポポポポポポ」という電子音も発するが、鳴き声はこれまでの個体に比べてかなり低い。

大きさはギガントよりも小さくなったが、戦闘力や機動力は飛躍的に向上しており、コクーンやギガント時以上に威力の洗練された暗黒火球を胸から放つほか、攻撃を防ぐハイパーゼットンバリヤーや、まるで残像が残るように超速移動するハイパーゼットンテレポート、ウルトラマンの光線を吸収・増幅して波状光線として撃ち返すハイパーゼットンアブゾーブなど、ゼットンの基本能力を極限までパワーアップさせたさまざまな武器・能力を持つ。
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ハイパーゼットン

ハイパーゼットン

ウルトラ怪獣500 ハイパーゼットン (イマーゴ) バンダイ

ウルトラ怪獣500 ハイパーゼットン (イマーゴ) バンダイ

ウルトラマンギンガ 2013年(平成25年)7月10日 - 8月14日、11月20日 - 12月18日放送。全11話。

ウルトラマンギンガ

ウルトラマンギンガ

『ウルトラマンギンガ』は、円谷プロダクションが制作した特撮テレビドラマの作品名およびその劇中に登場する主人公が変身した巨大変身ヒーローの名前である。
キャッチコピーは「君が、ヒーローだ!!」。

2013年7月10日から8月14日までと11月20日から12月18日までの2期、『新ウルトラマン列伝』内において全11話が放送された。また、2013年9月と2014年3月に劇場作品のイベント上映が行われた。
ダークルギエル

ダークルギエル

ダークルギエル
最終話「きみの未来」及び『ウルトラマンギンガS』第14話「復活のルギエル」、最終話「明日を懸けた戦い」『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』に登場。
身長:ミクロ - 無限大
体重:0 - 無限大
出身地:未来の時間を持つ世界

太古の昔、ダークスパークウォーズにおいて数々のウルトラマン・怪獣をスパークドールズへと変えた、全ての元凶たる存在。「全ての生命体の時を止め、平穏なる『永遠の楽園』を築く」ことが目的。

だがあくまで「幸福の中での停止」「争いは消え憎しみは失い老いることもなく死を恐れる必要もない」と善意による『停止』を主張している。ウルトラマンギンガとは対を成し、かつ元は同一の存在でもあり『永遠の命=後世へ受け継がれていく命の繋がり』を信じたギンガの『光』を受け入れられずに分裂した『影』こそが彼の正体である。

そのためか声色もギンガに酷似しており、鎧を着込んだ黒いウルトラマンのような容姿を持ち、ダークスパークを武器として使用するほか、胸の赤い発光体からは強力な光弾・ダークルギエルビート、全身からは赤い破壊光線・ダークルギエルシュートを放つ。
ダークルギエル

ダークルギエル

ウルトラ怪獣500 ダークルギエル (バンダイ)

ウルトラ怪獣500 ダークルギエル (バンダイ)

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