恋に落ちたシェイクピア
16世紀のロンドンを舞台に、若き日のウイリアム・シェイクスピアと、彼の名作「ロミオとジュリエット」の初演に秘められた恋愛を描く。
16世紀末のロンドン。スランプに陥っていた劇作家シェイクスピアはオーディションにやって来た一人の若者トマス・ケントを追ってとある屋敷へたどり着く。そこには以前、芝居の最中に目を留めた美しい女性ヴァイオラの姿があった。シェイクスピアと彼を信奉するヴァイオラはたちまち恋におちてしまう。燃え上がる恋心が創作意欲をかき立てたのか、シェイクスピアの台本は急ピッチで仕上がって行き、トマス・ケントを主役とした芝居の稽古も順調に進んでいた。ヴォイオラの別れの手紙をトマスから受け取ったシェイクスピアは納得できず再びトマスの後を追うのだが、そこで彼はトマスこそヴァイオラの男装した姿だった事を知るのだった……。
Shakespeare in Love - Tazenda-Andrea Parodi - YouTube
映画『恋に落ちたシェイクピア』の予告
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メインキャスト
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ストーリー(ネタバレ)
1593年のロンドンでは、当時は風紀上の理由で女性が舞台に立つことが許されていませんでした。
舞台は16世紀末エリザベス朝のロンドン。ローズ座という芝居小屋の目玉芝居は、主人公ウィリアム・シェイクスピア(ジョゼフ・ファインズ)のコメディのみ。そんなシェイクスピアは、作品が書けなくなっていました
ウィリアム・シェークスピア(ジョセフ・ハインズ)は、脚本が書けなくて呻吟している。前借りまでしているが、すでに開場は間近である。書けない相談に、占い師のところへ通っている
苦しみながら生み出した新作コメディのオーディションに、トマス・ケントと名乗る青年がやってくる。実はトマスは、裕福な商人の娘ヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)の男装した姿だった。ヴァイオラはシェイクスピアの大ファンだった
シェイクスピアは、屋敷での夜会で出会ったヴァイオラに、彼女がトマス・ケントを装っていたとは知らず、一目惚れをする。一方、ヴァイオラも大ファンであるシェイクスピアに恋をする。
彼はしがない脚本家、相手は貴族の娘である。
その二人が恋に陥るのである。
身分が違う彼等が結婚することはないが、恋は身分を越える。
しかし、誰にも言えない忍ぶ恋である。
その辛い気持ちがシェークスピアに、脚本を書くエネルギーを与える。
シェイクスピアとヴァイオレットは恋に落ちるが、ヴァイオレットには貴族のフィアンセがいた。叶わぬ恋と知りながら、2人の恋は燃え上がり、シェイクスピアは、『ロミオとジュリエット』を書く。
監督はジョン・マッデン。脚本はトム・ストッパード。
第71回アカデミー作品賞ならびに第56回ゴールデングローブ賞 コメディ・ミュージカル部門作品賞受賞作品。その他数多くの賞を受賞しました。