OVA版『トップをねらえ!』の魅力とは?
作品タイトルを見て、すぐ気づくユーザーも多いと思いますが、『トップをねらえ!』は…
『エースをねらえ!』
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『トップガン』
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これらの作品のオマージュとして作り出されたものです。
スポ根アニメとパイロット養成という二つの要素を組み合わせた内容として、当時の視聴者には革新的なものに映ったはず。とくに美少女ものといったセンスにも庵野秀明さんのセンスが光っていますね。
こういったエッセンスはどことなく…
スポ根アニメとパイロット養成という二つの要素を組み合わせた内容として、当時の視聴者には革新的なものに映ったはず。とくに美少女ものといったセンスにも庵野秀明さんのセンスが光っていますね。
こういったエッセンスはどことなく…
『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ
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こちらの作品にも継承されている気がします。
パロディ・オマージュという部分を挙げるなら…
パロディ・オマージュという部分を挙げるなら…
『宇宙戦艦ヤマト』
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こちらのネタも『トップをねらえ!』の本編につかわれています。
『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長は宇宙放射線病という不治の病を患っていますが、OVA版『トップをねらえ!』のオオタも同じ病名の病に冒されていて、そこにはSFアニメの重鎮・松本零士さんへの強いリスペクトが込められているように思えますね。
『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長は宇宙放射線病という不治の病を患っていますが、OVA版『トップをねらえ!』のオオタも同じ病名の病に冒されていて、そこにはSFアニメの重鎮・松本零士さんへの強いリスペクトが込められているように思えますね。
主人公ノリコの部屋には、『風の谷のナウシカ』『宇宙戦艦ヤマト』のポスターが貼られていたりと、細かい描写も見逃せません。
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全てを挙げだしたらキリがないくらい。さりげなく、そういったテイストをアニメ本編に盛り込んでいるところに庵野秀明さんの非凡さを感じさせます。そこには、その後に彼が手掛ける作品の原点があり、他作品や偉大な先生・先輩たちへの想いを感じ取れます。
悪役を思わせるようなガンバスターのデザインも格好良いし、そこの毒々しさもエヴァンゲリオンに通ずるものがありますね。
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体操服・ブルマ姿でロボットを操縦するノリコやカズミといったヒロインの存在も、その手のマニアには堪らない演出ですよね。現在のアニメ作品と比べてみると、さすがに精彩さには欠けしまうかもしれませんが、当時のインパクトは相当のものでした。
少女漫画の百合を思わせるテイストに、スポ根・ロボットアニメという組み合わせはミスマッチのようでいて、とてつもない衝撃を当時のユーザーに与えましたね。その独自性こそ、OVA版『トップをねらえ!』の最大の魅力といえるでしょう。
少女漫画の百合を思わせるテイストに、スポ根・ロボットアニメという組み合わせはミスマッチのようでいて、とてつもない衝撃を当時のユーザーに与えましたね。その独自性こそ、OVA版『トップをねらえ!』の最大の魅力といえるでしょう。
OVA版『トップをねらえ!』のまとめ
『エースをねらえ!』『トップガン』といった二つの異なるジャンルの要素を掛け合わせて生み出されたOVA版『トップをねらえ!』。他アニメ作品のオマージュなども盛り込まれていて、往年のアニメファンなら思わずニンマリさせられる場面も多いでしょう。
物語序盤はドタバタと騒がしくストーリーが展開していきますが、終盤に魅せる恋愛劇やノリコの成長といった要素は多くのユーザーの心を鷲掴みにすると思います。記事には本編動画を掲載していますので、この機会にご覧になって、その魅力をご自身の目で確かめてみてくださいね。
物語序盤はドタバタと騒がしくストーリーが展開していきますが、終盤に魅せる恋愛劇やノリコの成長といった要素は多くのユーザーの心を鷲掴みにすると思います。記事には本編動画を掲載していますので、この機会にご覧になって、その魅力をご自身の目で確かめてみてくださいね。