千葉県幕原市で大地震があったとのニュースが流れる。幕原市に引っ越していた友人・キイチを探しに旅立ったヤマトと、自称災害ボランティア志望のタケルは幕原地区に乗り込む。だが、地震というのは政府による情報操作で、実際には微生物「T幕原型」に汚染されてしまうというバイオハザードが発生、幕原市は大人が死に絶えた未成年だけの街になっており、感染拡大とパニックを防ぐためとして街全体が封鎖されていた。その後、ヤマトやタケルは、様々な問題や事件を乗り越えながら、大人の不在によって治安が悪化し暴力に支配された子供だけの街に秩序を築いていく[3]。
『ぼくらの勇気 未満都市』は『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』『若葉のころ』に続くキンキキッズ3度目のドラマ共演作です。また嵐結成前の松本潤さんと相葉雅紀さんはこの作品で連続ドラマデビューを果たしました。放送から約20年後の2017年には続編となるスペシャルドラマが放送され話題を呼びましたよね。
主題歌は愛されるより愛したい
via www.amazon.co.jp
「愛されるより愛したい」はキンキキッズにとってCDデビュー後に発売されてた2枚目のシングルです。初動売り上げ50.5万枚を記録し、累計売上163.9万枚を突破した彼ら初期の代表曲の1つ。作詞は森浩美さん、作曲は馬飼野康二さん。2人はそれぞれ多くのジャニーズ楽曲を手がけており、「Can't Stop!! -LOVING-」をはじめ「笑顔のゲンキ」「雪が降ってきた」「オリジナル スマイル」などSMAPの大ヒット曲にも多数携わっているヒットメーカーです。剛さんが歌う『金田一少年の事件簿』の主題歌「ひとりじゃない」も彼らの作品。また森さんは『若葉のころ』の主題歌「FRIENDS」の作詞も担当しました。
青の時代
via www.amazon.co.jp
『青の時代』はTBS金曜9時枠にて放送された小松江里子さん脚本・堂本剛さん主演による「青春三部作」の第2弾です。この頃の剛さんはどちらかと言えば爽やかな青年よりも家庭環境に苦悩している難しい役柄を多く演じていましたよね。本作でも父親と死別し母親に捨てられた不良少年・安積リュウを熱演。非行を繰り返しながらも仲間想いで心優しい複雑な人物を見事に表現しています。これぞジャニーズきっての演技派!またヒロインを務めた奥菜恵さんとは『若葉のころ』以来の再共演となりました。
主題歌も青の時代
via www.amazon.co.jp
ドラマ『青の時代』のエンディングテーマはキンキキッズが歌う同名タイトル「青の時代」。この曲は彼ら4枚目のシングルで、レギュラー出演していた音楽バラエティ番組『LOVELOVEあいしてる』のテーマソング「全部だきしめて」との両A面でした。ソロパートがまったくなく全て2人で歌い上げているのが特徴的なキンキ初期の名バラード。ドラマの世界観にピッタリとマッチし、そして彼らの切ない歌声がさらに涙を誘うのです。
to Heart〜恋して死にたい〜
via www.amazon.co.jp
『to Heart 〜恋して死にたい〜』は青春三部作ではないもののこちらも脚本家の小松江里子さんと剛さんがタッグを組んだ連続ドラマです。プロボクサーを目指す青年・時枝ユウジと、彼を一途に想う少女・三浦透子(演:深田恭子)の片想いの切なさを等身大に描いた純愛ラブストーリー。中でも透子が放った「愛はパワーだよ」という台詞を今でも強烈なインパクトを持って覚えている人も多いはず!金髪メッシュな剛さんも新鮮でしたよね。第5話には光一さんがカメオ出演しています。
主題歌はto Heart
via www.amazon.co.jp
『to Heart 〜恋して死にたい〜』のエンディングテーマに起用されたのがキンキキッズ8枚目のシングル「to Heart」です。この曲は「雨のMelody」との両A面シングルでドラマの世界観ともリンクするラブバラードであり、累計売上85.2万枚を記録したファンの間でも人気の高い1曲。ちなみにドラマのオープニングテーマはデズリーの「ライフ」でした。
Summer Snow
via www.amazon.co.jp
青春三部作、最後を飾るのは『Summer Snow』(2000年)です。両親を事故で亡くし家業の自転車店を継ぎながら、耳の不自由な弟・純(演:小栗旬)と妹の知佳(演:池脇千鶴)と共に暮らしている篠田夏生(演:堂本剛)と、心筋拡大症を患いながらも信用金庫に勤め前向きに生きる女性・片瀬ユキ(演:広末涼子)のラブストーリー。衝撃のラストは涙なしには見られません。そして当時まだジャニーズJr.だった今井翼さんやブレイク前の小栗旬さん、『ちゅらさん』出演前の国仲涼子さんなども出演しているお宝作品でもあります。