鉛筆とは?
鉛筆(えんぴつ)とは筆記具・文房具の一種。顔料を細長く固めた芯(鉛筆芯)を軸(鉛筆軸)ではさんで持ち易くしたものである。
紙に筆記するために使われる。鉛筆の片側の末端部分を削って露出させた芯を紙に滑らせると、紙との摩擦で芯が細かい粒子になり、紙に顔料の軌跡を残すことで筆記される。顔料には木炭が使われているものもあり、これは「チャコールペンシル」と称され画材に使われている。
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残念ながら鉛筆が日本にいつ持ち込まれたのかに関しては明らかになっていない。しかし、ペリー提督が日本に来た時のお土産の中に含まれていたことから、江戸時代に持ち込まれたのではと推測がされる。また、徳川家康、伊達政宗が使っていたことなども墓地の発掘などから明らかである。
そんなところにも鉛筆ファンが!
そんなところにも鉛筆ファンが!
鉛筆の歴史
1560年代、イギリスのボローデール鉱山で良質の黒鉛(こくえん)が発見され、その黒くなめらかな性質が注目されて、こまかく切ったり、にぎりの部分をヒモで巻いたりして筆記具として使われるようになりました。
こうして世界最初のえんぴつは作られました。これは、黒鉛を板状か棒状にけずり、板にはめ込むという簡単なものでした。なかには、黒鉛に直接糸を巻き付けただけというものまでありました。
このボローデールの黒鉛を堀りつくすと、やがて、黒鉛の粉末と硫黄を混ぜて溶解し、これを練り固めて棒状にすることが考案され、今日のえんぴつにもっとも近い筆記具となりました。
なにかおしゃれな空気を感じると思ったらイギリス!やっぱりあの辺りが作ったものは美意識、美学を感じますね!
消しゴムついてる?
みなさんも消しゴム付きの鉛筆を必ず一本くらいは持っているのではないでしょうか?
鉛筆と消しゴム2つを持たなくて済むので、携帯用の筆記用具としてとても便利ですよね。
この鉛筆が作られたのは1858年のことです。アメリカ人の画家ハイマン・リップマン氏によって開発されました。
なつかしの鉛筆たち
via www.suruga-ya.jp
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復活のF
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えんぴつについているH、B、Fといった記号は、芯(しん)のこさとかたさを表すもの。
HはHARD(ハード:かたい)、BはBLACK(ブラック:黒い)の略字で、Hの数字が多いほどうすくかたい芯を示し、反対にBの数字が多いほどこくやわらかい芯を示します。
FはFIRM(ファーム:しっかりした)という意味で、HとHBの中間のこさとかたさを持った芯のことです。
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鉛筆の魅力
なんと鉛筆は50kmも書けるらしく、現代でも目にすることがあるかもしれないし、企業のテストなどは鉛筆以外認めない。というところもあるだろう。多彩な表現が可能でいろんな形を書ける!それは鉛筆ならではの魅力でもある。最近では高級な鉛筆も発売されていて、多くの人からすれば「くだらない」と思うかもしれないが、自分からすれば「最高」といった気分にさせてくれることは間違いない。