タモリ・たけし・さんま BIG3 世紀のゴルフマッチ
1988年(1990年・1995年は開催されなかった)から1999年に、フジテレビ系列で正月(1月1日・1月3日)の夕方から夜にかけて放送されていたゴルフをメインとしたバラエティ番組・新春特別番組である。
「ビッグ3」とは
フジテレビが自局の高視聴率獲得に貢献していたお笑いタレントの代表格、タモリ・ビートたけし・明石家さんまの3人を括って呼んでいた総称。
番組内容
お笑いタレントの大御所であるタモリ・ビートたけし・明石家さんまの『BIG3』3名が、関東近県(放送回により異なるが、箱根や筑波山周辺)のゴルフ場を舞台にした、9ホールのストローク・プレーを展開する。
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単なる、ストローク・プレーでは面白みがないので、各ホールにアトラクションを設けてエンターテインメント性を重視した中身でゴルフ対決に展開した。放送初期は、普通のホールも多かったが、放送回を重ねるごとにイロモノのホールばかりとなった。
タモリ・たけし・さんま BIG3 世紀のゴルフマッチ '96 英語禁止ホール 新ルールでさんちゃん自爆!前半 - YouTube
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タモリ・たけし・さんま BIG3 世紀のゴルフマッチ '96 英語禁止ホール 新ルールでさんちゃん自爆!後半 - YouTube
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「英語禁止」「日本語禁止」のホールでは、珍表現(例:「ナイス入り」、「大橋巨泉ギフトショップ(パットの時にかける「OK」の事)」など)やゴルフ用語を無理矢理日本語にした言い換え(例:1番ウッド→「1番木」、5番アイアン→「5番鉄」、バンカー→「砂場」など)が続出した。さんまはこのホールが大の苦手であり、逸見などの巧みな誘導により、それを複数回繰り返してペナルティーを重ねてしまったり、タモリ・たけしを誘導しようとして逆に自爆してしまい、相当なハンデとなっていた。また、たけしはさんまとは違い、誘導によるペナルティーや、他人への誘導により逆に自爆することはあまり無かったものの、誰も誘導していない関係ない場面で勝手に自爆し、ペナルディーを重ねてしまった。一方でタモリは「頭の中で考えてから喋ればいい」という持論のもと、殆ど自爆することはなく、ペナルティーを連発するさんま・たけしとは対照的であった。「英語禁止」は第一回から始まったが、さんまの「大活躍」による予想以上の盛り上がりとなり、以後番組の名物となった。
嘆きの言葉禁止ホール!!『タモリ・たけし・さんまBIG3世紀のゴルフマッチ - YouTube
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番組が放送されなくなった理由
視聴者やゴルフファンからも好評で、視聴率も悪くはありませんでしたが、1999年を最後に放送されなくなりました。
打ち切り理由については、3人のスケジュール調整が困難になったためと言われていましたが…
打ち切り理由については、3人のスケジュール調整が困難になったためと言われていましたが…
同番組は高視聴率だったにもかかわらず、'99年に突然、打ち切りになった。
「バラエティー番組なのに、タモリがマジでプレーするから番組にならない。ビートたけしが『つまらないから止めよう』と言い出して打ち切りになったのが真相です」(元番組スタッフ)
実際は、タモリがプレーに真剣になり過ぎたことが原因のようですね。
確かに、タモリが6連覇を含む8回の優勝をしています。
確かに、タモリが6連覇を含む8回の優勝をしています。
2012年『FNS27時間テレビ』では、「さんま・中居の今夜も眠れない」のコーナーで、タモリ・たけし・さんまBIG3による3ショットが実現しました。
その中で、「いいとも」レギュラーのSMAP・中居正広と笑福亭鶴瓶が、「また、やってくださいよ」とけしかけた際、たけしが「タモリさんがやればやるよ」と言ったのに対して、タモリは「ゴルフやめたもん」と全然ノリ気ではありませんでした。残念ですねぇ。
類似したゴルフマッチの特別番組が各局で放送されていますが、もう一度『タモリ・たけし・さんまBIG3 世紀のゴルフマッチ』を見てみたいものです。
その中で、「いいとも」レギュラーのSMAP・中居正広と笑福亭鶴瓶が、「また、やってくださいよ」とけしかけた際、たけしが「タモリさんがやればやるよ」と言ったのに対して、タモリは「ゴルフやめたもん」と全然ノリ気ではありませんでした。残念ですねぇ。
類似したゴルフマッチの特別番組が各局で放送されていますが、もう一度『タモリ・たけし・さんまBIG3 世紀のゴルフマッチ』を見てみたいものです。
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