『七人のおたく cult seven』とは?
『七人のおたく cult seven』(しちにんのおたく カルトセブン)は、1992年12月19日に全国東映系で公開されたウッチャンナンチャン主演のアクションコメディ映画。
主なキャスト
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7人のリーダー的存在。7人を集めた張本人であり、個々の持つスキルを考慮した上でミリタリーマニアらしく作戦考案やボートの操縦を行う。過去ミリタリー仲間同士で行われたサバイバルゲームで彼がいるチームのツキが落ち、惨敗を喫してからは「厄星(やくぼし)」と罵られ、サバゲー仲間に反故にされているトラウマを持つ。その後は常に一人チームでやってきたため、集団作戦の実行直前に緊張して動けなくなってしまうが・・。
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ブルース・リーに憧れる実直な青年、日々格闘の鍛錬は欠かさないものの、格闘の実戦経験はない。実直で優しい性格ゆえ高松が真の黒幕だと確信できないうちに高松の部下と戦うハメになった時には一撃でのされてしまう。しかし高松らの悪事が発覚し、自分達が正義だと知ると十数年の間一度も使われることなく鍛え続けられていた筋肉全てが躍動、壁を使った宙返りも披露するなど圧倒的な実力を見せるようになる。
ゲームデザイン会社に勤務、りさの婚約者でフェラーリに乗っている。大空を飛ぶ事が夢で周りの仕事そっちのけでフライトシミュレータを作成している。Macをこよなく愛し、パソコンはおもちゃだと言う星に対し激高したり、高松の部下を大事なMac本体で殴って気絶させ「こういう使い方もある」と笑いかけたり、星との絡みが多い。作戦にもポータブルタイプのMacを持ち込み、設計と空力の計算を担当。りさと喜一を乗せたハンググライダーを見事に飛ばしている。
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田川の婚約者でレジャーおたくとは言うものの、7人の中では最も一般人に近い感性を持っている。活発な行動力と美貌を持ち、高松を色仕掛けで足止めする役目を担う。物語中盤ですれ違いから一度田川と不仲になり婚約指輪も捨てたと田川に告げる。しかし最終作戦で喜一を抱いて田川の設計したハンググライダーに自ら乗って、空を飛ぶ夢を持つ彼の為に婚約指輪を再びはめて飛び立ち、脱出する活躍を見せる。
かつて伝説のフィギュア師と言われた男で現在は高松の部下。星と近藤の耳にもその名は届いており、かつては相当の知名度であった事が伺える。フィギュアを通して2人に共感し内部から7人に協力する。ジオラマの作成にも長け、作戦の舞台となる島全体のジオラマを作成し作戦考案にも貢献する。立場上は高松側の人間の為、作戦準備時や7人に協力する時には七色仮面の格好をして、あくまで「正体不明の協力者」の姿勢を貫いている(実際には他の6人に正体はバレバレだが)。
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同人誌作成とアイドルの追っかけやエアチェックに陶酔する、ある意味映画公開時である「90年代のおたく像」を最も反映している男。しかしおたく方面だけではなく、車の改造や機械いじりにも長けておりそのスキルは七人の中でも群を抜いている。ただ金に汚く守銭奴であり、最終作戦では同人誌作成資金の為に、金に目がくらんで一時的に高松に寝返るような素振りを見せるが・・。
受信機を常に持ち歩き、消防無線をワッチしている少女。冒頭に星が作戦の為の人物を集める際に微弱電波で「召集」をかけたが、真っ先に気づいたのは彼女である。消防無線で実際に使う954、955といった通話コード(隠語)なども把握しており、りさに解説する場面も。最初は人見知りな性格が前面に出ていたが徐々に皆に打ち解け、最終作戦では失敗を恐れる星を叱咤したり、スタンガンや遠隔操作の煙幕装置を自作・作動させたりと物語が進むにつれて彼女自身も成長を見せていく。