007 黄金銃を持つ男 (1974)
メアリー・グッドナイト
ロック・スターのロッド・スチュワートとのロマンスの後、同じくロック・ミュージシャンのスリム・ジム・ファントムと結婚、1児をもうけるが再び離婚する。
自伝で亡き夫ピーター・セラーズとの赤裸々な事実を書いたりなど、度々ゴシップ面に登場。ピーター・セラーズの伝記映画『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』ではシャーリーズ・セロンが彼女を演じた。
アンドレア・アンダース
1974年には、タイのプーケット島を舞台に、“黄金銃を持つ男”スカラマンガ(クリストファー・リー)とジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)の対決を描く007シリーズ第9作目、ガイ・ハミルトン監督のスパイアクション映画『007 黄金銃を持つ男』にスカラマンガの美しい愛人アンドレア役で出演。
007 私を愛したスパイ (1977)
アーニャ・アマソーヴァ(エージェントXXX)
ニューヨーク、クイーンズにユダヤ系として生まれた。モデルとして活躍した後、イタリア人実業家のアウグスト・グレゴリーニと結婚。
イタリアで二子をもうける(うち一人は、歌手で同性愛者であることを公表している、フランチェスカ・グレゴリーニである)。
イタリア映画などに出演した後、離婚してアメリカへ帰国。1977年公開の「007 私を愛したスパイ」でボンドガールとなり、注目を集める。
ナオミ
彼女のラム酒製品 (Lamb's Navy Rum) のポスターがハマー・フィルムの創業者ジェームズ・カレラスの目に留まったことから、ハマーと契約を結び、『ドラキュラ'72』に出演。1974年の『シンドバッド黄金の航海』や、1976年の『地底王国』ではヒロイン役となる。1977年には『007 私を愛したスパイ』にも出演している。
007 ムーンレイカー (1979)
Dr.ホリー・グッドヘッド
テキサス州ヒューストン出身。石油採掘関連企業ザ・ウエスタン・カンパニー・オブ・ノース・アメリカの創業者で、メジャーリーグ球団テキサス・レンジャーズのオーナーだったエディ・チャイルズの姪に当たる。
ファッション・モデルとして活躍した後、映画女優となる。『007 ムーンレイカー』でボンドガールとなった。
コリン・デュフォー
パリに生まれる。1967年、"Les Poneyttes" で映画デビュー。1975年、二人目の夫ルカの兄弟のつてにより『O嬢の物語』で主人公O嬢を演じ、話題となる。
1979年には、『007 ムーンレイカー』にも出演。以後は、イタリアの映画やテレビを中心に活動している。
007 ユア・アイズ・オンリー (1981)
メリナ・ハヴロック
国際的には、1981年に公開された『007シリーズ』の第12作でボンドガール役を演じた『007 ユア・アイズ・オンリー』が有名だが、1980年代から90年代は自国フランスの作品を中心に出演している。
ビビ・ダール
リスル伯爵夫人
007シリーズ『007 ユア・アイズ・オンリー』ではボンドガールに選ばれリスル伯爵夫人役を演じる。
1987年に卵巣癌の診断を受け、39歳の若さで亡くなった。
007 オクトパシー (1983)
オクトパシー
1983年、007シリーズ第13作目、ジョン・グレン監督、ロジャー・ムーア主演の『007 オクトパシー』ではメインのボンドガール、女性のみの窃盗密輸団の美しい首領オクトパシーを演じた。
マグダ
スモーランド、ニブロに生まれる。
1970年、ミス・スウェーデンに選ばれる。その後、女優として活動し、1983年公開の『007 オクトパシー』に、同じスウェーデン出身のモード・アダムスと共に出演する。以後はテレビドラマでの活動が多く、『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』、『冒険野郎マクガイバー』、『ベイウォッチ』などにゲスト出演している。
フロリダ州ウィンターヘブンに生まれ、ニュージャージー州ニューアークで育つ。法律専門秘書の仕事を学ぶかたわら、プレイボーイクラブのバニーガールとして働き、映画界入りの機会を掴む。
1973年には、『007 死ぬのは奴らだ』に出演した。