『ザ・コックピット』(1993年制作)
『ザ・コックピット』は、第二次世界大戦をベースにした、松本零士の短編漫画集『戦場まんがシリーズ』(現在では『ザ・コクピットシリーズ』という形でくくられることが多い)の中から3つのエピソードをアニメ化した作品です。
『戦場まんがシリーズ』(『ザ・コクピットシリーズ』)は、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』などの壮大なSF作品群と並び、松本零士の代表作として高い評価を受けており、彼のライフワークの一つ。
全62話に及ぶ原作から厳選された3つのエピソードを、アニメ界の鬼才たちの手によりそれぞれアニメ化した本作は、戦争がまだ機械に頼りきっていなかった時代のまだ温もりを持った機械と、不器用なまでに純に生きようとした人間たちとの共存を描きつつ、戦争というものの悲劇性を浮き彫りにした傑作。
戦場という極限状態で、命を燃やして志を貫いた男の生きざまをとくと見よ!
『戦場まんがシリーズ』(『ザ・コクピットシリーズ』)は、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』などの壮大なSF作品群と並び、松本零士の代表作として高い評価を受けており、彼のライフワークの一つ。
全62話に及ぶ原作から厳選された3つのエピソードを、アニメ界の鬼才たちの手によりそれぞれアニメ化した本作は、戦争がまだ機械に頼りきっていなかった時代のまだ温もりを持った機械と、不器用なまでに純に生きようとした人間たちとの共存を描きつつ、戦争というものの悲劇性を浮き彫りにした傑作。
戦場という極限状態で、命を燃やして志を貫いた男の生きざまをとくと見よ!
via gyao.c.yimg.jp
THE COCKPIT vol.2 音速雷撃隊
戦局の悪化に伴って日本海軍は捨て身の最終兵器を作り出した。特別攻撃機“桜花”、有人ロケット兵器である。野上少尉は、その“桜花”による最初の特攻に失敗、その夜新たな仲間たちと戦争の愚かさ、無意味さを語り合いながらも、翌日再び“桜花”に乗り込む……。
→→ ≪太平洋戦争末期における桜花特別攻撃隊の戦いを描く≫
→→ ≪太平洋戦争末期における桜花特別攻撃隊の戦いを描く≫
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THE COCKPIT vol.3 鉄の竜騎兵
陥落寸前の飛行場から援軍を求めて連隊司令部に辿り着いた少年兵・宇都宮だったが、連隊は既に撤退した後。取り残されていた古代一等兵と共に、仲間を救うべく側車で走り出す。途中、古代は若い宇都宮を降ろし、たった1人で飛行場へと向かう……。
→→ ≪フィリピンの戦場で戦う日米のオートバイ兵の戦いを描く≫
→→ ≪フィリピンの戦場で戦う日米のオートバイ兵の戦いを描く≫
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Vol.1は、「妖獣都市」(1987)「吸血鬼ハンターD」(2000)など、重厚で耽美的な画面作りに定評のある川尻善昭監督が手がけ、“松本零士ワールド"との異質な組み合わせの魅力を充分に堪能できます。
Vol.2は、「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」(1991)で知られる今西隆志監督が、“特攻"という日本人にとっては忘れることの出来ない悲劇に真っ向から取り組んだ。考証に多くの時間を費やし、極めて現実に即した設定と戦闘シーンを作り上げています。
Vol.3は、「装甲騎兵ボトムズ」(1983)の高橋良輔監督を迎え、元バイクレーサーと少年騎兵の、骨のある人間ドラマを確かなディテールを持って展開させています。
Vol.2は、「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」(1991)で知られる今西隆志監督が、“特攻"という日本人にとっては忘れることの出来ない悲劇に真っ向から取り組んだ。考証に多くの時間を費やし、極めて現実に即した設定と戦闘シーンを作り上げています。
Vol.3は、「装甲騎兵ボトムズ」(1983)の高橋良輔監督を迎え、元バイクレーサーと少年騎兵の、骨のある人間ドラマを確かなディテールを持って展開させています。
アニメ『ザ・コクピット』を観た人々の感想
【松本作品の傑作】
宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999が代表作と思われがちな松本零士ワールドであるが、その実はこのコックピットシリーズがその真髄だと思われる。表面上の戦記漫画と捉えずに、限りなく苦しい追い込まれた極限で人間は、男と女はどう苦悩して判断するのか。特に第二作は「特攻」という日本人にとっては重いテーマを重厚に扱っている。歴史の裏での人々がどう苦悩していたかを著しているような気がする。一方でアニメには珍しいほどの史実と事実に即したメカの描写も特筆に値する。宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999を見ていない人にもお勧めの逸品である。
【従来の松本作品を超える名作】
第2次大戦を描いた戦争物であるが、真摯な男の生き様を描いた物語となっている。音速雷撃隊は中でも圧巻であり、誰でも涙するであろう。
【戦争そのものを静かに見つめる名作】
松本シリ-ズというと銀河鉄道999等のSFを思い浮かべる人も多いかもしれないが、これは本格的な戦記物である。この作品の根底にあるのは、反戦でも好戦でもなく、真摯な男たちの命を賭けた崇高な生き様にほかならない。DVDには3編あるが、特に2番目の音速雷撃隊は圧巻であり、これを見て涙しない者はいないであろう。戦争に対する見方が変わるはずである。
【日本人なら誰もが見るべき作品】
松本作品の最高傑作と言っていい。私は右翼的な思想を持つわけでも何でもないが、この作品を見て過去の戦争に対する考え方が180度変わった。特に音速雷撃隊を見て泣かない日本人はいないであろう。内容は反戦でもなく、もちろん戦争礼賛でもない。ただ信念を持った男たちのあつい物語である。その尊い自己犠牲の姿勢を見たときに現代の日本の若者の堕落した姿勢に怒りすら覚える人もいるだろう。個人的には、現在のT外相に最も見てもらいたい作品である。これを見て靖国神社参拝を反対できる日本人はいない。世界中の人に見てもらって、カミカゼという英語の言葉に象徴されるような過去の日本人に対する誤った考え方を変えてもらいたいと願うのは私だけであろうか。エンディングの歌がまたすばらしい。
OVA「ザ・コクピット」一巻、川尻善昭監督の「成層圏気流」で、核爆弾を積んだ輸送機が爆発するシーン。恋人をあえて見捨てる主人公→爆発の瞬間、礼を言う恋人→スロットル全開……の流れは、涙がマジで止まんない。30分足らずの名作、ぜひ見てほしいな
— 森住惣一郎@PXZ2発売中! (@MD_so1) May 19, 2015
#お前らガチ泣きしたシーン晒せよ
【これ見て泣かなきゃ、男じゃない。】
太平洋戦争を描いた3話のオムニバス、それぞれ大戦中に活躍?した戦闘機、バイク、特攻機にまつわるエピソードです。
特に2話と3話が泣けますよ!
エンディングに流れる歌も泣けます!!
『戦場まんがシリーズ』は、全62話あるので続けて他の話もアニメ化されるかと思っていたのですが、残念ながら現在までそれは実現されていません。
戦争を題材にしたアニメはなかなか作りづらいと思うのですが、また作って欲しいと切に願うところです。
戦争を題材にしたアニメはなかなか作りづらいと思うのですが、また作って欲しいと切に願うところです。
何度聞いても感動する主題歌「悲しいときはいつも」(松田博幸)
主題歌は、「君の素敵にHALLELUJAH」「愛してる」などのスマッシュヒットで知られる松田博幸が歌う「悲しいときはいつも」。
何度聞いても感動する名曲中の名曲です!!
何度聞いても感動する名曲中の名曲です!!
via www.suruga-ya.jp
ザ・コクピット 音速雷撃隊 桜花 神風特攻隊 悲しいときはいつも/松田博幸 - YouTube
via www.youtube.com
ただ、ただ、胸に迫る…。
まだ観た事のない方は是非一度観て下さい。
きっと心に響きます。
まだ観た事のない方は是非一度観て下さい。
きっと心に響きます。
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→→ ≪原子爆弾輸送機の護衛任務を命じられたドイツ空軍パイロットの戦いと葛藤を描く≫