ディスクシステムを発売してすぐ、
ディスクカードを上回る128キロバイトの容量を持った
ファミコンROMカートリッジが登場したため、
容量が大きいというメリットは、あっという間に
なくなってしまいました。
(ディスクカードはファミコンROMカートリッジと違い、
容量拡大は不可能な仕様です)
セーブ機能についても、1987年にはバッテリーバックアップ
機能を搭載したROMカートリッジが登場したことで、
ファミコンソフトでもデータのセーブが可能となりました。
最近のゲームソフトでも、何らかの原因でセーブデータが
消えてしまうということはまれにありますが、
ディスクカードはセーブデータどころかゲームそのものの
データが消えてしまう危険性があり、
消えてしまった場合は2度とそのゲームが遊べなくなって
しまうのです。
ディスクカードは磁気ディスクですから、磁石に近づけるのは
厳禁ですし、埃や汚れ、振動、衝撃によってゲームが
消えてしまうことは珍しくありませんでした。