王貞治氏がお菓子のホームラン王『ナボナ』の名誉大使に就任していた。

CMでよく流れていたお菓子のホームラン王『ナボナ』

亀屋万年堂『ナボナ』

東京・自由が丘の和菓子屋亀屋万年堂が販売・製造している和菓子風の洋菓子である。名前の由来は、イタリアのローマ市にあるナヴォーナ広場から取られているという。
ナボナはブッセの一種であり、ソフトカステラにチーズ風味、パイン風味、コーヒー風味のクリームを挟み込んでいる。季節限定のナボナや風味はそのままに賞味期間が60日のロングライフ版も発売している。

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1967年からイメージキャラクターをつとめた王貞治氏

1967（昭和42）年、元巨人軍の王選手をCMに起用すると、「ナボナ」の認知度は瞬く間に広まった。
実は、王選手の同僚であった国松彰選手は、創業者の故・引地末治（ひきちすえじ）氏の娘と結婚した。（国松彰氏は現在、亀屋万年堂の代表取締役会長）
その縁があったので、王選手から2つ返事がもらえたとのこと。

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世界のホームラン王、『王貞治』がCMで「ナボナはお菓子のホームランです。」と語ると抜群の信頼性からたちまち知名度が上がっていったという。

ナボナは福岡ヤフードーム内の『王貞治ベースボールミュージアム』でも発売されている。
また、東京スカイツリータウン・東京ソラマチ内にある巨人軍直営のお店では「ジャイアンツナボナ」が発売されている。

2015年、『ナボナ』の名誉大使に就任。

「ナボナを全国区にしたい。全国でまだまだ知らない人がいると思う。少しでもお役に立てれば。一人でも多くの人に名刺を配って『また食べよう』という思いになっていただければ」と意気込みを語っている。
また、自身が現役時代に同商品のCMに出演していた当時を「コマーシャルをやってよかった。自分がダメだと商品にも迷惑がかかるから責任感があった」と回顧。多くの関係者を前に「僕のためにも『ナボナ』のコマーシャルをやらせていただいたのはよかったです」と胸を張っていた。

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