日本映画を代表する名女優:若尾文子・夏目雅子・京マチ子・高峰秀子・芦川いづみの代表作を通じて、半世紀以上に渡る彼女たちの偉大な軌跡を振り返ります。
2017年1月4日 更新

日本映画を代表する名女優:若尾文子・夏目雅子・京マチ子・高峰秀子・芦川いづみの代表作を通じて、半世紀以上に渡る彼女たちの偉大な軌跡を振り返ります。

時代を超えて永く広く深いファン層を獲得し続けている名女優である若尾文子・高峰秀子・京マチ子・夏目雅子・芦川いづみの代表作を通じて、日本映画の黄金期から現在まで半世紀以上に渡る彼女たちの偉大な軌跡を振り返ります。

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映画「二十四の瞳」 (1954年、松竹) - 大石久子(演:高峰秀子)

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

『二十四の瞳』(にじゅうしの ひとみ)は、1954年(昭和29年)に公開された松竹大船撮影所製作、木下惠介監督・脚本、高峰秀子主演による日本映画である。
日本が第二次世界大戦を突き進んだ歴史のうねりに、否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を通して、戦争の悲壮さを描いた作品である。
1952年(昭和27年)に発表された壺井栄の小説『二十四の瞳』が原作であり、この2年後映画が公開された。なお、1987年(昭和62年)、朝間義隆監督により再度映画化された。
(出典:Wikipedia)
二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

映画「二十四の瞳」に出演の高峰秀子さん演じる大石久子先生と12人の子供たち。

小豆島を舞台に、昭和の激動の時代を駆け抜けた女性教師と12人の子供たちの愛と感動の物語。
二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

1928年(昭和3年)、大石先生は新任の女教師として小豆島の岬の分教場に赴任する。一年生12人の子供たちの受け持ちとなり、田舎の古い慣習に苦労しながらも、良い先生になろうとする大石先生。
ある日、大石先生は子供のいたずらによる落とし穴に落ちてアキレス腱を断裂、長期間学校を休んでしまうが、先生に会いたい一心の子供たちは遠い道のりを泣きながら見舞いに来てくれる。
しばらくして、大石先生は本校に転勤する。その頃から、軍国主義の色濃くなり、不況も厳しくなって、登校を続けられない子供も出てくる。やがて、結婚した先生は軍国教育はいやだと退職してしまう。
戦争が始まり、男の子の半数は戦死し、大石先生の夫も戦死してしまう。また、母親と末娘も相次いで世を去る。
長かった苦しい戦争も終わり、大石先生はまた分教場に戻り教鞭を取ることになる。教え子の中にはかつての教え子の子供もいた。その名前を読み上げるだけで泣いてしまう先生に、子供たちは「泣きミソ先生」とあだ名をつけた。
そんな時、かつての教え子たちの同窓会が開かれる。その席で、戦争で失明した磯吉は一年生のときの記念写真を指差しながら(オリジナル版では指差す位置がずれ、涙を誘う)全員の位置を示す。真新しい自転車を贈られ、大石先生は胸が一杯になり、涙が溢れてきた。その自転車に乗って大石先生は分教場に向かう。
二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

二十四の瞳 (1954年、松竹) - 大石久子

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映画「浮雲」(1955年、東宝) - 幸田ゆき子(演:高峰秀子)

浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

『浮雲』(うきぐも)は、1955年公開の成瀬巳喜男監督による日本映画。
原作・林芙美子、脚本・水木洋子という不世出の作家2人の大作で、監督の成瀬と主演の高峰秀子にとっても生涯の代表作となった。なお、若き日の岡本喜八がチーフ助監督を務めており、撮影、美術、音楽などで「成瀬組」の名スタッフが勢揃いした作品でもある。小津安二郎は「俺にできないシャシンは溝口の『祇園の姉妹』と成瀬の『浮雲』だけだ」と語っている。
(出典:Wikipedia)
浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

戦時中の1943年、農林省のタイピストとして仏印(ベトナム)へ渡ったゆき子は、同地で農林省技師の富岡に会う。当初は富岡に否定的な感情を抱いていたゆき子だが、やがて富岡に妻が居ることを知りつつ2人は関係を結ぶ。終戦を迎え、妻・邦子との離婚を宣言して富岡は先に帰国する。
後を追って東京の富岡の家を訪れるゆき子だが、富岡は妻とは別れていなかった。失意のゆき子は富岡と別れ、米兵の情婦になる。そんなゆき子と再会した富岡はゆき子を詰り、ゆき子も富岡を責めるが結局2人はよりを戻す。
終戦後の混乱した経済状況で富岡は仕事が上手くいかず、米兵と別れたゆき子を連れて伊香保温泉へ旅行に行く。当地の「ボルネオ」という飲み屋の主人、清吉と富岡は意気投合し、2人は店に泊めてもらう。清吉には年下の女房おせいがおり、彼女に魅せられた富岡はおせいとも関係を結ぶ。ゆき子はその関係に気づき、2人は伊香保を去る。
妊娠が判明したゆき子は再び富岡を訪ねるが、彼はおせいと同棲していた。ゆき子はかつて貞操を犯された義兄の伊庭杉夫に借金をして中絶する。術後の入院中、ゆき子は新聞報道で清吉がおせいを絞殺した事件を知る。
ゆき子は新興宗教の教祖になって金回りが良くなった伊庭を訪れ、養われることになる。そんなゆき子の元へ落剥の富岡が現れ、邦子が病死したことを告げる。
富岡は新任地の屋久島へ行くことになり、身体の不調を感じていたゆき子も同行する。船内で医者からは屋久島行きを止められるが、ゆき子は無理強いをする。しかしゆき子の病状は急激に悪化し、現地へ着いた頃には身動きもままならない事態に陥った。ある豪雨の日、勤務中の富岡に急変の知らせが届くが、駆けつけた時には既にゆき子は事切れていた。
他人を退け、富岡は泣きながらゆき子に死化粧を施した。
(出典:Wikipedia)
浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

浮雲(1955年、東宝) - 幸田ゆき子

芦川いづみ 日活看板女優

芦川 いづみ(あしかわ いづみ)

芦川 いづみ(あしかわ いづみ)

芦川 いづみ(あしかわ いづみ、1935年10月6日 - )は日本の元女優。本名:伊藤 幸子(旧姓:芦川)。松竹歌劇団時代に付いた愛称は『おムギ』(有馬稲子に顔立ちが似ており、彼女よりもたくましいということから『稲』ではなく『麦』だというシャレからついた愛称)。日活の黄金期を代表する女優として知られる。
(出典:Wikipedia)
日活を代表するトップ女優として活躍した。

日活を代表するトップ女優として活躍した。

1955年、日活に移った川島監督の推薦で松竹歌劇団を退団し日活に入社する。
その後、『幕末太陽傳』などの川島監督の作品をはじめ、様々な役に挑戦し、松竹から移ってきていた北原三枝とともに日活の中心的な存在となった。
また、1956年には、田坂具隆監督の『乳母車』で石原裕次郎と初共演する。裕次郎はこの作品の演技で、新しい魅力を遺憾なく発揮し代表作の一つとしたが、芦川もさわやかな演技で人気を不動のものとした。以降、北原三枝とともに裕次郎の相手役として欠かせない存在となる。若い浅丘ルリ子にその座を譲ってからも日活を代表するトップ女優として活躍した。
(出典:Wikipedia)

映画「いのちの朝」(1961年7月1日)吉元冬子:芦川いづみ

いのちの朝(1961年7月1日)吉元冬子:芦川いづみ

いのちの朝(1961年7月1日)吉元冬子:芦川いづみ

武者小路実篤の『暁』を、須藤勝人が脚色し、「大出世物語」の阿部豊が監督したホーム・ドラマ。撮影は「散弾銃の男」の峰重義。

映画「あいつと私」(1961年版)浅田けい子:芦川いづみ

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