ドラえもん のび太とブリキの迷宮
【予告編】ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年) - YouTube
迷宮の入口がとても印象的!
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あらすじ
ある日の真夜中、酔っ払って寝ぼけたのび太のパパ・のび助がスキーと海水浴が同時に楽しめるというブリキンホテルに部屋を予約する。
その話を聞き、春休みはどこにも旅行に行けないと諦めていたのび太は大喜びし、みんなにも自慢してしまう。
しかし、それがパパの夢だと知ると、すっかり落胆してしまう。
ところが、翌日、野比家の玄関に見知らぬトランクが置かれていた。
トランクから出現した門を抜けると、そこはブリキンホテルの建つブリキのおもちゃの島、ブリキン島であった。
ドラえもん のび太とブリキの迷宮 - YouTube
若干ダークな雰囲気の多い旧ドラえもん映画の中でも
特に多くの人がトラウマとして記憶に残っている作品と思われる。
特に多くの人がトラウマとして記憶に残っている作品と思われる。
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解説
技術文明に関連する作品であり、「毎日が日曜日な人間」、「カプセルに入らなければ動けない人間」、「社会のロボット化」などの描写が登場。
以前から『ドラえもん』の物語について「ドラえもんが便利な道具でのび太を甘やかしている」という批判があり、本作の序盤でものび太が道具に依存しているシーンでドラえもんが「自分の力では何もできないダメ人間になってしまうぞ」と叱責するシーンがある。
こういったことから、本作の舞台であるチャモチャ星をもう一つのドラえもん世界として捉え、便利な道具に頼り切った人類の行く末を描くことで、そのような批判への回答の一つを示しているとの見方もある。
前作『のび太と雲の王国』に引き続いてドラえもんが故障するが、今回は完全に機能停止に追い込まれ、海中に投棄されてしまう。
注目ポイント
大迷宮「ラビリンス」の入り口の顔が怖い。
ドラえもんがロボット軍の捕虜となり、電撃の拷問を受けさせられた末に死亡し、海洋投棄される流れは、多くの子供たちにトラウマを植え付けた。
そして、完全に壊れたドラをミニドラ一匹で修理してしまうのもすごい。
ジャイアン・スネ夫の活躍振りがヤバイ。潜水艇でロボットの本拠地である大都市メカポリスに侵入し、スパイ活動を展開。人間収容所用の食料製造工場を発見し、食料を頂きつつ、食料運搬用の大型トレーナーに忍び込んで人間収容所の所在をつきとめた。
そのあと、トレーナーを強奪して逃走し、さらにはロボット軍の航空機を奪取して高飛びを図るなど、ハリウッド映画さながらのことをやってのけている。どう見ても小学生の行動ではない。
結構ミリタリー要素が強い。
ロボット軍がブリキン島へ大艦隊と大航空戦力で侵攻し、上陸するシーンは見もの。
これでミリヲタになった子供もいるらしい。
しかしなんで、ロボット軍(チャモチャ星)の兵器は、地球の第一次大戦期のもの(複葉機etc)と酷似しているのだろうか?人間が全自動機械に頼って怠けるような高度な技術力がある星なのに。
ロボット兵の動力はネジマキ式と明らかに旧型ロボットで、定期的に誰かに巻いてもらわないといけない。
ブリキン島に上陸した侵攻部隊はネジ切れで全滅するという失態を演じている。どうやらラビリンスに迷いすぎて、仲間のネジを巻くの忘れるほど、テンパりまくっていたらしい。
他にもトラウマとして語られている作品が多々存在する
現代に戻ってきたが、そこが妖怪達が支配するパラレルワールドだった時の、異世界感が今でも忘れられない!
via stat.ameba.jp
とにかく敵が不気味
おどろおどろしい雰囲気に加えてのび太やしずかちゃんが的に殺されるシーンは衝撃を受けました。
おどろおどろしい雰囲気に加えてのび太やしずかちゃんが的に殺されるシーンは衝撃を受けました。