「ゲームは1日1時間」【高橋名人】その語り継がれし伝説
2015年12月2日 更新

「ゲームは1日1時間」【高橋名人】その語り継がれし伝説

「ファミコン名人」、「16連射」、「ゲームは1日1時間」。このワードだけでピンとくること間違いなし! 当時のファミコン界をリードしたお子様たちのアイドルにしてカリスマ的存在、高橋名人。 一時期だけの人気に終わらない、圧倒的存在感は今もなお健在。 高橋名人の時代を超越したその魅力に迫ってみたいと思います!

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高橋名人のスイカ割り - YouTube

ゲームは1日1時間

「勉強でも何でもやりすぎは良くない、ゲームにだけ夢中にならず、いろいろなことを経験しよう」という意味を込めて高橋名人が放っていた言葉
この発言は、直後に問屋などから「ゲーム会社の人間がゲームをするなとは何事か」と文句がつけられ、ハドソンで役員会が開かれるほどの物議を醸したが、逆に社長の決断で会社として『ゲームばかりで遊ばない、他のこともしよう』という健全な方向性を打ち出していくことに
「ゲームは1日1時間」と聞くと、大人から子どもへの「しつけ」のように聞こえてしまいがちだ。例えば、「1時間だけにしなさい」「時間を決めてやりなさい」などは特に母親からしつこく言われ、その際にこの名言を使われたことは懐かしい。

しかし実はこの言葉には続きがあり以下のようになっている。
http://livedoor.blogimg.jp/yukawanet/imgs/b/e/beb6812d.jpg (1162785)

結果、上の五つが標語となり、以後、ハドソン製ゲームソフトの取扱説明書や、「コロコロコミック」などでもこの言葉が掲載されていた。これらはあくまで子供へ向けたものであり、自己管理の出来る大人に関しては何時間ゲームしていても自己責任であるという見解である[43][8]。
発言の根本的な所は名人の「小学生はゲームより先に、基礎体力や基礎の知恵を付けた方がいい」という信条にあるが[43]、直接的な切っ掛けはそれまで子供ばかりだったゲームの催し物の会場に大勢の親が訪れたことだった。当時、不良文化と結びついた悪印象を持たれていたゲームセンターのそれがファミコンにももたれてしまうことへの危惧もあったが[45]、名人はテレビゲーム文化がすぐに飽きられ一時的な流行で終わってしまうことを懸念しており[49]、ゲームと社会との間に健全で長期的な関係が育まれるようにとの想いから生まれたものであった
自社の目先の利益ばかりではなく、ゲームをプレイする子供の親や、業界の行く末まで案じていたとは、さすがは我らの高橋名人としか言いようがありません。

他のメディアへの展開

高橋名人がこれほどまでに人気が出たとなると、当然会社としては他のメディアにも進出し、より大きく売り出していこうという流れになるのは至極当然のことでしょう。

では、高橋名人はゲーム以外にどのような活躍をしたのでしょうか。

歌手デビュー

なんと、歌手デビュー!!

なんと、歌手デビュー!!

1986年4月18日に発売されたデビュー曲。
アニメ映画『RUNNING BOY-スターソルジャーの秘密-』主題歌と挿入歌。

出展:高橋名人 - Wikipedia
いつの世も、名前が売れるとその人気に便乗してCDが出たりしますが、高橋名人も例外ではなかったようです。
でもそういうのって企画物が多いというか、パッとしないのが多い気がします。

まあ一応聴いてみますか……

Takahashi Meijin singing "Runner" on a show - YouTube

あ、あれ!?

悪くない……?

てか、めちゃくちゃ歌うまくないですか!?

声がいいし、歌唱力もあるし、曲もいい。
こんな隠し玉を持ってるとは正直驚きました。
ゲーム関係者としての印象が強い名人だが、音楽家としてもその活動は長い。中学に入った時に井上陽水の演奏を聞いてギターを弾いてみたいと思ったのがきっかけで、中学高校と一貫してフォークソング部に所属し、学園祭で演奏などをしていた[3]。後に、マイク・オールドフィールドが『チューブラーベルズ』ですべての楽器を一人ですべて演奏していることに感銘を受け、独学で色んな楽器に手を出すようになる。大学を中退して会社に入った頃に、テープのカラオケが出回り始め、飲み屋や居酒屋で頻繁に歌いまくるようになり、1985年に高橋名人として登場した後、コロコロの社員とよくスナックに行ってはカラオケで歌っていると、その歌の上手さが知れ渡って、「RUNNER」で歌手として登場することになった
結構なガチ勢じゃないですか!
歌手デビューへの流れも必然だったということなのでしょうね。
ヘーーーィ!

映画 「GAME KING」

そして映画にも

そして映画にも

GAME KING 高橋名人vs毛利名人
GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦(ゲームキングたかはしめいじんバーサスもうりめいじんげきとつ!だいけっせん)は、1986年に公開された映画作品。
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