志村香はおニャン子クラブ全盛でなければもっと売れていたはず。志村香の活躍

1980年代後半にパンツの穴や夏体験物語2など、ちょっとドキドキの内容の映画やドラマで人気を集めた志村香は、シングルリリースもしています。ドラマや映画いで人気でも、曲は何を歌っていたのかすぐに思い出せません。シングルももっと人気が出ても良かったと思うのですが、なぜあまり売れなかったのでしょうか？今回は志村香さんの意外に売れなかった理由の考察や、出演作、そしてリリースした曲についてもご紹介します！

志村香のプロフィール

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まずは志村香のプロフィールからご紹介します。
本名：志村香（しむらかおり）
生年月日：1969年7月30日
出身地：東京都墨田区
最終学歴：堀越学園高校
血液型：B型
デビューのきっかけ：1984年9月の映画「パンツの穴・花柄畑でインプット」のオーディションでヒロインの座を射止め、1985年に同作でデビュー。
同年「曇り、のち晴れ」のシングルをリリース。
オリコンチャート最高位22位。
いきなり主役級で映画デビューし、華々しいデビューを果たしています。

志村香「曇り、のち晴れ」

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可愛いです！
爽やかです！
まさに王道をいくアイドル！

パンツの穴（1985年）志村香

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前作の「パンツの穴」は菊池桃子が主演し、ブレイクしていますから、続編の「パンツの穴」のヒロインも菊池桃子に続く王道アイドルとして期待されていたのでしょう。

志村香は華々しくデビューしたのになぜあまり売れなかったのか？

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映画に歌手に志村香は順調にスターダムを駆け上がっていきました。
でも1985年4月1日から開始したフジテレビの「夕焼けニャンニャン」から派生したアイドル「おニャン子クラブ」が時代を席巻してしまいます。
そして当時のアイドルと言えば、おニャン子クラブ出身のアイドルばかりになっていってしまいました。

おニャン子クラブ　セーラー服を脱がさないで

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おニャン子クラブのデビュー曲「セーラー服を脱がさないで」のオリコン週間チャートの最高位は5位。
2作目の「およしになってねTEACHER」のオリコン週間チャートの最高位は5位。
そして3作目の「じゃあね」でとうとう、オリコン最高位1位を獲得しています。

おニャン子クラブ　じゃあね（1987年）

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「じゃあね」はいま聴いても名曲ですよね。
「夕焼けニャンニャン」の番組内のオーディションで合格した女の子が「おニャン子クラブ」に加入できるので、当時の視聴者がアイドルになる夢を叶えられました。
またオーディションから、応援してくれるファンも出来て、成長を見守っていくスタイルが受けています。

おニャン子クラブのメンバーはソロでも次々にデビューし、当時のオリコンチャートを席巻し、おニャン子クラブ以外のアイドルの影が薄くなってしまったのも、志村香があまり売れなかった原因の一つではないかと思います。
現在でもそうですが、ソロよりもバックにあるグループの力はやはり大きいですよね。

清純路線ではなかったこと

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「パンツの穴」でデビューした菊池桃子が売れたのはおニャン子クラブよりも、時代が少し早かったのもあると思います。
でも「パンツの穴」のその後は、清純路線で売り出したのも大きかったですね。
1985年には映画「テラ戦士Ψ BOY」や、ドラマ「卒業-GRADUATION」にも-主演しています。
どちらも役名がMOMOKOと桃子で、菊池桃子自体が一つのブランドになっていました。

菊池桃子 - 卒業 -Graduation- (HD 720p)

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一方志村香は当時流行っていた初体験をテーマにしたドラマ「夏・体験物語」に出演し、「パンツの穴」に続いてのちょっとエッチな役柄だった為に、おニャン子クラブと被るところがあり、迷走してしまったように思います。
正統派アイドルで売れる可愛いさだっただけに、もっと売れても良かったのではないかと残念ですよね。