恋って・・・。
中島らもさんは、ここで名台詞を書いています。
これは大人でも子供でも同じことで、人を好きになるのは不安でつらいことなのです。たとえば僕は小学生のときに好きな女の子がいました。毎日、学校にいくのがうれしくてどきどきする半面、つらくもありました。僕は子供だったので、何をどうすれば自分の気持ちがうまく伝わるのかわからなかったのです。小学生の世界の中でその相手に面と向かって「好きだ」というのはたいへんなことです。よほど勇気があるか、破れかぶれで「どうなってもいいや」と思うか、それとも明日自分が転校することが決まっているか。
友だちにはやされるのも覚悟のうえで、勇気を出して言ったとします。でも相手も自分のことを「好きだ」と思ってくれているかどうかわかりません。これは「好き」か「好きでないか」の五分五分の率ではなく、「学年の男の子の人数」分の一の確率なのです。好かれている可能性は非常に低いわけです。
これは名台詞。
いい恋愛ができるか否かが、子供と大人を分けるということなのですね。
中島らもさんは、その子に対して、自分に気を引くために、「いじめて」しまったそうです。そして本当に嫌われてしまった。子供がよくやる失敗であると述べています。
そしてこのやすくんに対するアンサーがまた泣かせます。
いい恋愛ができるか否かが、子供と大人を分けるということなのですね。
中島らもさんは、その子に対して、自分に気を引くために、「いじめて」しまったそうです。そして本当に嫌われてしまった。子供がよくやる失敗であると述べています。
そしてこのやすくんに対するアンサーがまた泣かせます。
好かれなくてもかまわないから、相手の子が喜ぶことをすればよかったのです。そして相手の喜びを自分の喜びである、と考えるようにすればよかったのだ、と今は思っています。
これは仕事にも通じることかもしれません。
一時期仕事(商売)がうまくいっても、それが長続きしない、というのは、このマインドがあるかないか、つまり「精神的に大人であるか子供であるか」が、影響してくるのかな、と思います。
一時期仕事(商売)がうまくいっても、それが長続きしない、というのは、このマインドがあるかないか、つまり「精神的に大人であるか子供であるか」が、影響してくるのかな、と思います。
4歳のベジタリアンの悩み。
4歳の息子さんの悩み。
「魚や肉や卵はなんで死んだの?焼いたから?煮たから?」と母親に聞き困らせます。
ベジタリアンは殺生を嫌い、野菜しか食べませんが、野菜とて生き物。
生き物を殺して食べたくないベジタリアンはどうすればいい?。
「魚や肉や卵はなんで死んだの?焼いたから?煮たから?」と母親に聞き困らせます。
ベジタリアンは殺生を嫌い、野菜しか食べませんが、野菜とて生き物。
生き物を殺して食べたくないベジタリアンはどうすればいい?。
明快な一言で解決。
息子さんにはこう説明しましょう。この魚はたしかに死んでいるけれど、食べてあげると自分の体の一部になって「生き返る」のだと。
単純明快な回答です。
輪廻転生など、難しい言葉を並べても子供はわかりませんが、こう説明すればOKですね。
輪廻転生など、難しい言葉を並べても子供はわかりませんが、こう説明すればOKですね。
まとめ。
誰もが子どもの頃に悩んで、大人になるうちに自分で勝手に折り合いをつけて無理やり納得していることって、ありがちではないかと思います。
小学5年生の娘の胸をもむってのはちょっと危ないですが、それも含めて、「明るい悩み」を中島らもさんが明快に回答していたこの「明るい悩み相談室」。
小難しい心理用語を並べる心理カウンセラーよりも、本当に必要なのは、中島らもさんのような、「言葉を巧みに紡いで、悩みを笑いに昇華させる」技術のある人なのかもしれません。
小学5年生の娘の胸をもむってのはちょっと危ないですが、それも含めて、「明るい悩み」を中島らもさんが明快に回答していたこの「明るい悩み相談室」。
小難しい心理用語を並べる心理カウンセラーよりも、本当に必要なのは、中島らもさんのような、「言葉を巧みに紡いで、悩みを笑いに昇華させる」技術のある人なのかもしれません。