『火宵の月』とは?
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『火宵の月』(かしょうのつき)とは、平井摩利による日本の漫画作品。1995年から2006年まで月刊LaLa(白泉社)に連載、単行本全14巻。
1998年と1999年にOVA『火宵の月〜秋狂言〜』(かしょうのつき あききょうげん)全2巻が発売され、1998年にはラジオドラマ化もされた。
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今回の記事では、こちら『火宵の月~秋狂言~』の内容を中心に振り返っていきます。
OVA版『火宵の月~秋狂言~』の本編動画・ストーリー
火宵の月〜秋狂言〜Vol.1
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火宵の月〜秋狂言〜Vol.2
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時代は鎌倉時代の末期。主人公・土御門有匡は人間と白狐の間に生まれた半人半狐ながら、陰陽師として妖しの術を得意とする青年です。しかし、幼少期は”狐の子”と周囲から蔑まれ、自分自身もその生い立ちを嫌っていました。
幼いころの有匡は、ある日、森の中で豹のような大きく、赤い瞳をもつ黒猫と出会います。
その黒猫も”紅牙族”と呼ばれる妖怪の類で、人間社会の中で孤独に生きる自分とどこか似た雰囲気を漂わせていました。なぜか安堵感を覚えた有匡は、しばし同じ時間を過ごすように。
しかし、両者の別れは突然に訪れ、幼い有匡が寝ている隙に家族は黒猫を山に捨ててきてしまいます。それからそれぞれ別々になりますが、青年へと成長し、立派な陰陽師となった有匡の前に人間の姿をした黒猫・火月が現れました。
そして、火月は有匡の子を産みたいと言うではありませんか。火月は人間の姿こそしているものの男子のような見た目をしていたため、有匡はオトコを孕ませる術を持たぬと断ります。しかし、”紅牙族”は伴侶に合わせて雌雄が変化する両性体で、有匡の子をその身に宿すことも可能だといいます。
ただ有匡は性別の問題を別にしても、自分自身が半人半狐であることに嫌悪していたため、火月の申し出を前向きに受け止められないでいました。それでも人間社会の中で孤立感を持つ二人は再び同じ時間を過ごすように…
幼いころの有匡は、ある日、森の中で豹のような大きく、赤い瞳をもつ黒猫と出会います。
その黒猫も”紅牙族”と呼ばれる妖怪の類で、人間社会の中で孤独に生きる自分とどこか似た雰囲気を漂わせていました。なぜか安堵感を覚えた有匡は、しばし同じ時間を過ごすように。
しかし、両者の別れは突然に訪れ、幼い有匡が寝ている隙に家族は黒猫を山に捨ててきてしまいます。それからそれぞれ別々になりますが、青年へと成長し、立派な陰陽師となった有匡の前に人間の姿をした黒猫・火月が現れました。
そして、火月は有匡の子を産みたいと言うではありませんか。火月は人間の姿こそしているものの男子のような見た目をしていたため、有匡はオトコを孕ませる術を持たぬと断ります。しかし、”紅牙族”は伴侶に合わせて雌雄が変化する両性体で、有匡の子をその身に宿すことも可能だといいます。
ただ有匡は性別の問題を別にしても、自分自身が半人半狐であることに嫌悪していたため、火月の申し出を前向きに受け止められないでいました。それでも人間社会の中で孤立感を持つ二人は再び同じ時間を過ごすように…
OVA版『火宵の月~秋狂言~』の魅力とは?
OVA版『火宵の月~秋狂言~』はボーイズラブ好きのユーザーにハマる要素は備えていると思います。
火月の声を演じているのは…
火月の声を演じているのは…
日高のり子さん
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ミドルエッジ世代なら、だれもが憧れた女性像…
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こちらのキャラクターでブレイクして、女性として透き通るような声質を持っていながら、意外と少年の役を演じる機会も多いです。
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だからこそ、どこか中性的な雰囲気を漂わせる火月のイメージにぴったりのキャスティングだと思います。
声優というところに着目すると、主人公・有匡の声を演じているのは…
声優というところに着目すると、主人公・有匡の声を演じているのは…
出版:白泉社
掲載:月刊LaLa
連載:1995年~2006年
巻数:全14巻