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とはいえラブホテルって、今でも普通にあるって感じもしますよね。実は近年、レジャーホテルと言うようになった施設が生まれるようになってきているのです。ラブホテルじゃなくてレジャーホテル? いったいこのような名称のホテルが生まれたのは何故でしょうか。どうやら日本経済が斜陽になってきて、観光、インバウンド経済が成長の要になってきたことと、ラブホテルがレジャーホテルへと変わった事情と重なることが垣間見えてくるのです。
法律の隙間をかい潜るようにラブホテルは変貌! セックスの価値観も変貌して、再ブーム到来の兆しが
前述したようにホテルのような業態は料金を取り、人を宿泊させる「旅館業法」が適用されるわけです。旅館やカプセルホテルなどもそうです。ラブホテルもそうでした。それが、風営法により「専ら異性を同伴する客の宿泊・休憩の用に供する政令で定める施設を設け、当該施設を当該宿泊・休憩に利用させる営業」という法律がラブホテルに適用されて、ラブホテルは旅館業法以外に風営法の届け出も必要になったわけです。
風営法での要件はラブホテル特有の仕組みを認める代わりに存続を認める内容でもありました。さまざまな要件があるのですが、「フロントによる対面接客がないこと」「客室で自動精算できる機器を設置していること」などが特徴的です。
そこでホテル側が考えたのが、フロントで対面接客を普通に行う、自動精算機を使わずフロントで精算を行うなど、風営法に引っかからない方法を取るようにしたのです。ラブホテルって誰とも合わずにパネルで部屋を決めると鍵が落ちてきたり、精算は部屋で行ったりしましたよね。宿泊帳を書くこともない部屋の中にらくがき帳はありましたが(笑)
ラブホテルが今まで普通に行っていた方式を対面接客などに戻すことで、風営法が規定する要件に引っかからないという技(?)というか、すり抜けることができてしまったのです。
顔を合わせないのがラブホテルという固定観念を取り払ったおかげで、ラブホテルは一般ホテルとしての機能を持ったレジャーホテルというジャンルにイメージチェンジすることになったのです。
風営法での要件はラブホテル特有の仕組みを認める代わりに存続を認める内容でもありました。さまざまな要件があるのですが、「フロントによる対面接客がないこと」「客室で自動精算できる機器を設置していること」などが特徴的です。
そこでホテル側が考えたのが、フロントで対面接客を普通に行う、自動精算機を使わずフロントで精算を行うなど、風営法に引っかからない方法を取るようにしたのです。ラブホテルって誰とも合わずにパネルで部屋を決めると鍵が落ちてきたり、精算は部屋で行ったりしましたよね。宿泊帳を書くこともない部屋の中にらくがき帳はありましたが(笑)
ラブホテルが今まで普通に行っていた方式を対面接客などに戻すことで、風営法が規定する要件に引っかからないという技(?)というか、すり抜けることができてしまったのです。
顔を合わせないのがラブホテルという固定観念を取り払ったおかげで、ラブホテルは一般ホテルとしての機能を持ったレジャーホテルというジャンルにイメージチェンジすることになったのです。
レジャーホテルへと変化したラブホテル! とはいえ、ラブホテルの本質は変わりません 新しい時代のラブホテルとは!?
これにより、ちょっと後ろめたいイメージがあったラブホテルは劇的にイメージチェンジすることになります。カラオケ、ビジネス、女子会、外国人観光客など、カップルでなくても利用するシーンが多くなり、利用者のホテルに対する価値観も変化したため、名称も新たに「レジャーホテル」という言葉が生まれるほど変貌していくこととなったのです。
遥か昔は安易に男女の情交を行う場所として機能した連れ込み宿は、時代とともに変化していき、現在は誰もが楽しめるようなアミューズメント施設としての機能を持ち出し始めるようになりました。
遥か昔は安易に男女の情交を行う場所として機能した連れ込み宿は、時代とともに変化していき、現在は誰もが楽しめるようなアミューズメント施設としての機能を持ち出し始めるようになりました。
via www.balian.jp
淫靡な雰囲気漂うホテルの味わいも捨てがたい気もするのですが、男女間の関係性も時代とともに変化したってことなのでしょうね。とはいえ、レジャーホテルとなっても、ラブホテルならではの、テレビはアダルトビデオ、お風呂の湯船は七色に輝くジャグジーだったり、冷蔵庫の中には大人のオモチャだって完備されていますから、そのつもりがなくて入ったつもりでも、始まっちゃったってこともあるんじゃないかと思います。
これからも時代の変化とともにラブホテルは手を替え品を替え、変化し続けていくのかもしれませんね。だって、男と女がいる限り、セックスは切っても切れないものですものね。
これからも時代の変化とともにラブホテルは手を替え品を替え、変化し続けていくのかもしれませんね。だって、男と女がいる限り、セックスは切っても切れないものですものね。
懐かしの昭和ラブホテルを網羅した本も出版されています。
via amzn.to
トダカユースケ《プロフィール》
大学卒業後、英知出版勤務。「べっぴん」「ビデオボーイ」「すっぴん」「Dr.ピカソ」編集部などで勤務。その他にも三和出版、マクセル出版など編集畑を渡り歩く。アイドル写真集を30タイトル以上制作。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
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映画『ラブホテル』
公開日:1985 年8月
監督・相米慎二
原作・石井隆
出演 : 速水典子、寺田農、伊武雅刀、佐藤浩市 他