正義のヒーロー「サンダーマスク」がシンナー中毒の廃人・狂人に・・・ 第19話『サンダーマスク発狂』 「シンナーマン」登場
「シンナーマン」はシンナー中毒者の脳をストローで吸い食べることで成長する。
シンナーマンは70年代の不良なので、不良の鉄板な武器「チェーン・鉄の鎖」を持っています。さすがのセンスですね。恐れ入ります。
狂った命光一(サンダーマスク)「ウヘヘヘ、ウヒヒヒヒ・・・ウヒウヒ・・エヘヘヘヘ・・・」
そのため、命光一(サンダーマスク)はシンナー中毒の廃人・狂人になってしまう・・・街で暴れる。
博士が催眠術からとけて、正気に戻り、狂った命光一(サンダーマスク)とシンナーマンの脳みそを移植し直す。
サンダーマスクは処刑される。 第12話 「残酷!サンダーマスク死刑」
流星鉄仮面
第12話から登場した、大魔王ベムキングの部下。魔剣流れ星が必殺武器であり、魔王デカンダとの決闘に勝利して、新幹部の地位に就く。
新幹部ならではの秘策として、サンダーマスクの妹に化けて命光一に心理戦を挑み、巨大化後も魔獣メガトロンとの共同作戦で、サンダーマスクを圧倒。磔の刑にした。
第13話で、サンダーザイマー光線を浴びて倒される。その後、第25話で復活するが、その役割は囮であり、科学パトロール隊の特殊ミサイルで爆死した。
漫画版「サンダーマスク」の残酷過ぎる処刑シーン。 『冒険王』73年1月~2月号、長谷川猛
この残酷過ぎる描写は現代では無理。
テレビ放送と並行して、手塚治虫による漫画版が『週刊少年サンデー』で連載されていた。
同時期のウルトラシリーズでは一週500万円の予算が支給されていたように、特撮巨大ヒーロー作品は多額な制作費を必要とする。
しかし本作では、『仮面ライダー』などの等身大ヒーロー物に、若干上乗せした程度の一週300万円の予算しか支給されていなかった。
そんな厳しい予算にもかかわらず、1話完結の形式で特撮セットや怪獣の着ぐるみをウルトラシリーズ並に新造していたため、予算超過が度重なり、二桁台の平均視聴率を記録しながら、半年間で終了した。
テレビ版『サンダーマスク』の権利
テレビ版はひろみプロ・東洋エージェンシー(現:創通)の両者が連名でクレジットされているにもかかわらず、放送終了後、東洋社員が制作会社を訪れ、一方的な形でマスターを引き上げた。
地上波では1994年3月、中京テレビ『今甦る!昭和ヒーロー列伝』で抜粋した3話分を放送したのを最後に、「マスターは状態が悪い」、「ネガならある」、「全て存在しない」と創通側の説明が二転三転。
本作の権利が分散し、各会社の権利と利害が発生することも含め、現段階で創通のみの判断では再放送やソフト化して市場に流通販売できない、いわゆる封印作品と化している。
出典 サンダーマスク - Wikipedia