「シド・アンド・ナンシー」を更に楽しんでみる
映画のストーリー的にこれ以上内容はあえて言及しませんが、映画を見る前や見終わった後に知っておくとより本作を楽しめる、そんなトリビアを少し紹介いたします。
二人が暮らしたチェルシー・ホテル
1884年創業の老舗ホテルで、実際に「シド・アンド・ナンシー」の撮影場所として使用されたニューヨークにあるチェルシー・ホテル。長期滞在者が多い事でも有名で、作家のアーサー・ミラーやマーク・トウェイン、ミュージシャンのジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョプリン、俳優のイーサン・ホーク、デニス・ホッパーと数々の著名人がこのホテルを愛好していました。
ナンシーの刺殺事件が起きたのは100号室。
その後100号室は改装され、存在しない部屋になってしまったのですが、2011年8月にジョセフ・チェトリト氏によって買い取られた事により、チェルシー・ホテルは現在全面改装中となっています(2015年6月現在)。
営業していた頃にはエレベーターの中でシドの幽霊に会えるという噂もたっていたようですが、現在は幽霊に会う事すら叶わぬ状況のようですね。
ナンシーの刺殺事件が起きたのは100号室。
その後100号室は改装され、存在しない部屋になってしまったのですが、2011年8月にジョセフ・チェトリト氏によって買い取られた事により、チェルシー・ホテルは現在全面改装中となっています(2015年6月現在)。
営業していた頃にはエレベーターの中でシドの幽霊に会えるという噂もたっていたようですが、現在は幽霊に会う事すら叶わぬ状況のようですね。
事件の詳細に迫る映画「フー・キルド・ナンシー 」
「フー・キルド・ナンシー 」(原題:Who Killed Nancy?)はナンシー刺殺事件の真犯人を追う2009年公開のドキュメンタリー映画です。
この事件ではシドは容疑者として逮捕されましたが、実際にはシドの死により真犯人は確定していません。
「シド・アンド・ナンシー」でも犯人が誰なのかは言明されていませんが、気になる方はこちらを見てみるのもいいかもしれませんね。
この事件ではシドは容疑者として逮捕されましたが、実際にはシドの死により真犯人は確定していません。
「シド・アンド・ナンシー」でも犯人が誰なのかは言明されていませんが、気になる方はこちらを見てみるのもいいかもしれませんね。
via en.wikipedia.org
ナンシーを心から愛していたシド・ヴィシャス
シドはナンシー刺殺事件で逮捕された後、レコード会社が多額のお金を支払う事により保釈されたのですが、その後まもなく過剰な薬物摂取でこの世を去っています。
その後、彼の遺書めいたメモが見つかっています。
その後、彼の遺書めいたメモが見つかっています。
『俺達は死の取り決めがあったから、一緒に死ぬ約束をしてたんだ。 こっちも約束を守らなきゃいけない。
今からいけば、まだ彼女に追いつけるかも知れない。
お願いだ。死んだらあいつの隣に埋めてくれ。
レザー・ジャケットとレザー・ジーンズとバイク・ブーツを死装束にして、さいなら。』
ナンシーの後を追うように亡くなったシド。
もしかしたらナンシーが亡くなった時から、後を追う事を決めていたのかもしれません。
映画でも二人の壮絶な生き様が描かれていますが、実話に基づいているからこそ悲しさや切なさが増すのでしょう。
もしかしたらナンシーが亡くなった時から、後を追う事を決めていたのかもしれません。
映画でも二人の壮絶な生き様が描かれていますが、実話に基づいているからこそ悲しさや切なさが増すのでしょう。
「シド・アンド・ナンシー」総評
薬にどんどんハマっていき、暴力行為をしつつもお互いに依存しあっていた破滅的なカップル、シドとナンシー。
実際に私達がこんな恋愛をする事はまずないのでしょうけれど、だからこそより惹かれてしまうのかもしれません。
映画のラストシーンは感動する事必須です。
音楽を愛する方、恋愛映画が好きな方、違った世界を垣間見たい方、よかったら是非一度ご覧になってください。
でも薬だけは・・・
ダメ。ゼッタイ。
実際に私達がこんな恋愛をする事はまずないのでしょうけれど、だからこそより惹かれてしまうのかもしれません。
映画のラストシーンは感動する事必須です。
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でも薬だけは・・・
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