1986年のオリコンから選出
邦楽も含めたオリコン総合シングルチャートを対象に、1986年の年間トップ100にランクインした洋楽の中から5曲を選出します。トップ100内で5曲に満たない場合は、全米ヒットチャートやオリコン洋楽シングルチャートの中から、日本で人気になったと思われる曲を別途選出し、ちょうど洋楽5選としています。
この年は洋楽が1曲もトップ100にランクインしなかったため、以下のCD収録曲の情報を参照し、オリコン洋楽シングルチャートのナンバーワン曲を抽出しました。
この年は洋楽が1曲もトップ100にランクインしなかったため、以下のCD収録曲の情報を参照し、オリコン洋楽シングルチャートのナンバーワン曲を抽出しました。
パワー・オブ・ラヴ / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
『パワー・オブ・ラヴ』は、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース最大のヒット曲で、特に、マイケル・J・フォックス主演の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌として有名です。日本のオリコン洋楽シングルチャートでは3週連続ナンバーワンを記録、アメリカではバンド初の全米ナンバーワンを獲得しています。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中では、マイケル・J・フォックス演じるマーティー・マクフライがオーディションで本曲を演奏しますが、審査員を務めるヒューイ・ルイスが「うるさい」とダメ出しをする楽しいシーンが見られます。また、日本に限れば、本曲はホンダ「インテグラ」のCMで起用され、CMでは、マイケル・J・フォックス本人が映画さながらにエレキギターを持って登場します。CMのセリフは、「カッコイインテグラ」。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中では、マイケル・J・フォックス演じるマーティー・マクフライがオーディションで本曲を演奏しますが、審査員を務めるヒューイ・ルイスが「うるさい」とダメ出しをする楽しいシーンが見られます。また、日本に限れば、本曲はホンダ「インテグラ」のCMで起用され、CMでは、マイケル・J・フォックス本人が映画さながらにエレキギターを持って登場します。CMのセリフは、「カッコイインテグラ」。
パワー・オブ・ラヴ / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
Huey Lewis & The News - The Power Of Love (Official Video)
via www.youtube.com
トゥ・ユアセルフ / ジャーニー
ジャーニーといえば、日本では、世界的ヒットとなった名バラード『オープン・アームズ』や、近年WBC侍ジャパンのテーマ曲として馴染み深い『セパレイト・ウェイズ』が有名ですが、本曲『トゥ・ユアセルフ』も大ヒットし、オリコン洋楽シングルチャートで4週連続ナンバーワンを記録しました。全米シングルチャートでも、最高位9位を記録しています。
アルバム『Raised On Radio〜時を駆けて』からの第一弾シングルですが、本アルバムのツアーを最後にジャーニーは活動を休止。再結成は10年後、1996年のアルバム『トライアル・バイ・ファイアー』の時でした。その後、リードボーカルのスティーヴ・ペリーはバンドを脱退しています。
アルバム『Raised On Radio〜時を駆けて』からの第一弾シングルですが、本アルバムのツアーを最後にジャーニーは活動を休止。再結成は10年後、1996年のアルバム『トライアル・バイ・ファイアー』の時でした。その後、リードボーカルのスティーヴ・ペリーはバンドを脱退しています。
トゥ・ユアセルフ / ジャーニー
Journey - Be Good to Yourself (Official Video - 1986)
via www.youtube.com
ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情) / ジョン・キャファティー
ジョン・キャファティーは自身が率いる、ジョン・キャファティー&ザ・ビーバー・ブラウン・バンドのリードボーカルで、代表作は1984年のヒット曲『オン・ザ・ダーク・サイド』です。本曲『ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情)』は、バンドとしてではなくジョン・キャファティーのソロ曲としてリリースされました。
映画『ロッキー4/炎の友情』のサウンドトラック収録曲で、アメリカではさほどヒットしなかったものの、日本ではオリコン洋楽シングルチャートで4週連続ナンバーワンを記録。同サウンドトラックからは、サバイバー『バーニング・ハート』や、ジェームス・ブラウン『リヴィング・イン・アメリカ』が世界的に大ヒットしています。
映画『ロッキー4/炎の友情』のサウンドトラック収録曲で、アメリカではさほどヒットしなかったものの、日本ではオリコン洋楽シングルチャートで4週連続ナンバーワンを記録。同サウンドトラックからは、サバイバー『バーニング・ハート』や、ジェームス・ブラウン『リヴィング・イン・アメリカ』が世界的に大ヒットしています。
ハーツ・オン・ファイヤー(炎の友情) / ジョン・キャファティー
Rocky IV - Hearts on Fire (FULL extended version)
via www.youtube.com
素敵なハイエナジー・ボーイ(ダンシング・ヒーロー) / アンジー・ゴールド
アンジー・ゴールドはイギリスのシンガーで、1982年の第11回東京音楽祭に出場するなど、日本でもおなじみのアーティストです。彼女の名を一躍有名にしたのは、本曲『素敵なハイエナジー・ボーイ(ダンシング・ヒーロー)(原題:Eat You Up)』で、日本のオリコン洋楽シングルチャートでは4週連続ナンバーワンを獲得、全米ダンスクラブチャートでもランクインしています。
また、本曲は荻野目洋子が『ダンシング・ヒーロー』というタイトルで日本語カバーして大ヒットし、彼女の代表作となりました。近年は、平野ノラがバブル時代のネタで使用、大阪府立登美丘高等学校ダンス部がコンテストで使用するなど、再び注目を集めています。
また、本曲は荻野目洋子が『ダンシング・ヒーロー』というタイトルで日本語カバーして大ヒットし、彼女の代表作となりました。近年は、平野ノラがバブル時代のネタで使用、大阪府立登美丘高等学校ダンス部がコンテストで使用するなど、再び注目を集めています。
素敵なハイエナジー・ボーイ(ダンシング・ヒーロー) / アンジー・ゴールド
Angie Gold - Eat You Up [HQ]
via www.youtube.com
トゥルー・カラーズ / シンディ・ローパー
『トゥルー・カラーズ』は、日本でも大人気のシンディ・ローパーのヒット曲で、全米2週連続ナンバーワン、日本のオリコン洋楽シングルチャートでは6週連続ナンバーワンを記録しました。
彼女は親日家としても知られ、東日本大震災の際には、多くのアーティストが公演を取りやめる中、2011年3月16日から予定通りにコンサートを敢行。翌2012年の日本外国特派員協会の記者会見では、日本への熱い想いを語り、そのタイミングで本曲がオリコン洋楽シングルチャートに再ランクインを果たしました。また、2015年には、有村架純の初主演ドラマ『永遠のぼくら sea side blue』の劇中曲にも起用されています。
彼女は親日家としても知られ、東日本大震災の際には、多くのアーティストが公演を取りやめる中、2011年3月16日から予定通りにコンサートを敢行。翌2012年の日本外国特派員協会の記者会見では、日本への熱い想いを語り、そのタイミングで本曲がオリコン洋楽シングルチャートに再ランクインを果たしました。また、2015年には、有村架純の初主演ドラマ『永遠のぼくら sea side blue』の劇中曲にも起用されています。
トゥルー・カラーズ / シンディ・ローパー
Cyndi Lauper - True Colors (Official HD Video)
via www.youtube.com
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