Deep Love(ディープ ラブ)
Deep Loveシリーズは、作者Yoshiさんの個人サイト「ザブン」上で2000年10月から公開し始め、女子高生を中心に口コミで話題になっていったケータイ小説シリーズです。
10代の少女をメインターゲットとして、読者から感想をもらい、読者の実体験を作品の続きのストーリーに取り入れながら執筆した作品で、主に売春・レイプ・妊娠・薬物等の生々しい課題になっています。
※私も全作品読みましたが、奥が深く、過激な内容で、読み終わった後は何とも言えない変な気持ちになったのを覚えています。
10代の少女をメインターゲットとして、読者から感想をもらい、読者の実体験を作品の続きのストーリーに取り入れながら執筆した作品で、主に売春・レイプ・妊娠・薬物等の生々しい課題になっています。
※私も全作品読みましたが、奥が深く、過激な内容で、読み終わった後は何とも言えない変な気持ちになったのを覚えています。
Yoshi プロフィール
via www.facebook.com
年齢非公開ですが、予備校の専任教員を35歳の時に脱サラし1年後の2000年1月1日に有限会社ザブンを設立したとされているので、現在は55歳前後だと思われます。
Yoshi Official Web | zavn
「Deep Love」再連載開始 | Yoshiオフィシャルサイト
yoshi(@yoshi_zavn)さん | Twitter
yoshi (@yoshi_zavn)さんの最新ツイート。ケータイ小説の生みの親と呼ばれているyoshiです。
自分の代表作は「DeepLove」「Dear Friends」「恋バナ」「翼の折れた天使たち」などです。
ブログ小説を無料連載中→
http://t.co/q3XJfbyK
小説以外のブログ→
http://t.co/kdYXrxri
書籍化へ
via item.mercari.com
元々ケータイ小説シリーズでしたが、当時は携帯電話のパケット定額制がなく、
「携帯サイト上で読むとお金がかかるから書籍で出して欲しい」という読者からの要望が沢山あった為、Yoshiさんは書籍版を自費出版しました。
直ぐに10万部を売り上げ後に、スターツ出版から商業出版物として第一巻が出版されて、最終的にはシリーズ累計売り上げが270万部をこえる大ヒットとなりました。
「携帯サイト上で読むとお金がかかるから書籍で出して欲しい」という読者からの要望が沢山あった為、Yoshiさんは書籍版を自費出版しました。
直ぐに10万部を売り上げ後に、スターツ出版から商業出版物として第一巻が出版されて、最終的にはシリーズ累計売り上げが270万部をこえる大ヒットとなりました。
リアルだからヒットした!
via www.photo-ac.com
Deep Loveは渋谷周辺で実際に援助交際をする少女達の体験を元にして執筆され女子高生たちの共感を得てヒットしたとも言われています。
また読んだ人によれば「子どもたちが作った子ども向けポルノ小説」という方もいます。
ただYoshiさんの元に読者からの大量のメールが届くほど多くの人の心を動かした作品というのも事実かもしれません。
また読んだ人によれば「子どもたちが作った子ども向けポルノ小説」という方もいます。
ただYoshiさんの元に読者からの大量のメールが届くほど多くの人の心を動かした作品というのも事実かもしれません。
普通の小説との違い
via item.mercari.com
普通の小説にありがちな漢字が並んだ縦書きではなく、
携帯時代を意識してなのか、文章が横書き。
また表現上の特徴としては、会話文において通常の鉤括弧(「」)と二重鉤括弧(『』)を使い分けることによって話し手を識別しやすいようにされているほか、本文中に山括弧(〈〉)でくくられた状態で地の文から切り離された「作者の声」にあたるものが挿入されています。
携帯時代を意識してなのか、文章が横書き。
また表現上の特徴としては、会話文において通常の鉤括弧(「」)と二重鉤括弧(『』)を使い分けることによって話し手を識別しやすいようにされているほか、本文中に山括弧(〈〉)でくくられた状態で地の文から切り離された「作者の声」にあたるものが挿入されています。
同業や評論家からは不評
10代の女性を中心に大きな支持を集め書籍も大ヒットしたにもかかわらず、文芸評論家からはほぼ黙殺された状態でした。
書籍『百年の誤読』における岡野宏文と豊崎由美との対談では、『Deep Love 〜アユの物語〜』について、筋が通っていない・括弧書きの記述が説教くさい・内容が浅はか、など毒舌で酷評されています。
文芸評論家の斎藤美奈子も、文芸誌主催の新人文学賞なら1次選考で落選するレベルと辛口に評価する一方、そもそもこの小説は批評など必要としていないのかもしれないと述べている。
数々の辛口の評価に対して、作者のYoshiさんは、ふだん小説を読まない人の興味を惹くことも作り手の使命であり、難解な表現を使って読者に理解してもらえなくなることを避けたのだと述べています。
書籍『百年の誤読』における岡野宏文と豊崎由美との対談では、『Deep Love 〜アユの物語〜』について、筋が通っていない・括弧書きの記述が説教くさい・内容が浅はか、など毒舌で酷評されています。
文芸評論家の斎藤美奈子も、文芸誌主催の新人文学賞なら1次選考で落選するレベルと辛口に評価する一方、そもそもこの小説は批評など必要としていないのかもしれないと述べている。
数々の辛口の評価に対して、作者のYoshiさんは、ふだん小説を読まない人の興味を惹くことも作り手の使命であり、難解な表現を使って読者に理解してもらえなくなることを避けたのだと述べています。
職業 ケータイ小説家、作詞家
国籍 日本
活動期間 2000年 - 現在
ジャンル ケータイ小説
代表作 『Deep Loveシリーズ』
『翼の折れた天使たち』
デビュー作 『Deep Love アユの物語』