『このこ誰の子?』(このこだれのこ)は、1986年10月22日から1987年3月25日まで、大映テレビ制作・フジテレビ系列で毎週水曜日20:00~20:54に放送された学園ドラマである。
原作は週刊セブンティーンに連載されていた津雲むつみの『彩りのころ』。全22話。杉浦幸主演のテレビドラマの時間枠としては2作目。
週刊セブンティーンで連載されていた「彩のころ」は、そのショッキングな内容から、問題作として爆発的な人気、注目を集めていました。まだ小学生だった私には、難しい描写(特にレイプシーン)が多かったのですが、連載終了から数年が経ちドラマ化されると、なるほど!と謎が解けたりして・・・。個人的にも思い出深い作品です。
“あなたの子は誰の子ですか?”
あまりにもショッキングなテーマ。あまりにもエキサイティングな展開。こんな問題作を「学園ドラマ」と呼んでいいのだろうか。 (番組宣伝資料より)
神はこの世に生まれた全ての生を嘉(よみ)し給うか…。 この物語は、愛の神に心を委ね、生きる事への苛酷な挑戦を試みた一少女の、愛のロマンである。
大映ドラマのナレーションは、私的には来宮良子推し!「ヤヌスの鏡」や「花嫁衣裳は誰が着る」で、耳になれてきていたので、「このこ誰の子」でもスンナリ。
高校2年生。柔道部のマネージャーをしている明るく、どこにでもいるような高校生。幼なじみの宗次郎とは友達以上、恋人未満的な仲。家族ぐるみで仲良くしていて、学校でも公認のカップルだった・・・。
葵の幼なじみでクラスメートで柔道部に所属。甘ったれなところもあるが、どんな状況になっても葵を愛していく覚悟。(覚悟がちょいちょい、揺らぐ時もある・・・。)