「ガンダム三大悪女」と呼ばれるガンダムシリーズの女性キャラクター
2016年10月28日 更新

「ガンダム三大悪女」と呼ばれるガンダムシリーズの女性キャラクター

ガンダムシリーズにおける悪女としては、機動戦士Vガンダムの「カテジナ・ルース」を筆頭に、機動戦士ガンダム0083の「ニナ・パープルトン」と、逆襲のシャアの「クェス・パラヤ」の名があげられる事が多いようです。最近ではガンダムファンの年齢層の拡大や価値観の多様化により、悪女とされるキャラクターに対する考察の見直しが行われたり、新たな悪女キャラクターの台頭などにより、「ガンダム三大悪女」の壮絶な席の譲り合いが繰り広げられています。

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「ハマーン・カーン」(機動戦士ガンダムΖΖ)

「ハマーン・カーン」(機動戦士ガンダムΖΖ)

軍の指導者の行動であると言う点と、腹心であるグレミーに裏切られてなし崩し的に追いつめられてしまうところや、最終的に改心しジュドーに希望を見出して死ぬところ、そして彼女の方がシャアにメロメロだったりジュドーに粘着し続けた等、ハマーン自身が男に振り回されていたように見えてしまう点などが悪女としての印象を薄くしていると思われる。

出典 宇宙世紀3大悪女とは【ニコニコ大百科】
ハマーン・カーンのキュベレイとジュドー・アーシタのΖΖ...

ハマーン・カーンのキュベレイとジュドー・アーシタのΖΖの一騎打ち

優れた指導者であるが、シャアに振られてしまったことを引きずるなど内面の弱さや、ΖΖラストでジュドーの強さに敬服して自ら負けを認めるといった潔さといったところに惹かれるようだ。
ハマーン・カーンの最期

ハマーン・カーンの最期

最初から悪・敵として登場するキャラが悪女扱いされる事は殆ど無く、中でもハマーン・カーンやシーマ・ガラハウに至ってはハマーン様やシーマ様と呼ばれ、むしろヒロイン扱いされてしまう。

最初は味方側だったのが敵に寝返ったり、味方だけど性格に問題があったり、味方でありながら主人公らに害を及ぼすといったような、視聴者をイライラさせる女性キャラが悪女キャラとされるようである。

「シーマ・ガラハウ」(機動戦士ガンダム0083) シーマ様と呼ばれ、むしろヒロイン扱いされてしまう。

「シーマ・ガラハウ」(機動戦士ガンダム0083)

「シーマ・ガラハウ」(機動戦士ガンダム0083)

「機動戦士ガンダム0083」に登場。通称「シーマ様」。

シーマ艦隊を率いてデラーズフリートに参加。しかし、ジオンに対する忠誠心はさらさら無く、安住の地を得るチャンスとしてデラーズフリートを利用、策謀を巡らせた。

物語終盤、反逆を起こしてデラーズを射殺しグワデンを撃沈。以後、連邦との密約の下シーマ艦隊としてデラーズフリートを離脱するが、GP03デンドロビウムの猛攻によって戦力のほとんどが壊滅、自らが搭乗するガーベラ・テトラもGP03のメガビームキャノンにより串刺しにされ、壮絶な最期を遂げる。

出典 宇宙世紀3大悪女とは【ニコニコ大百科】
「シーマ・ガラハウ」(機動戦士ガンダム0083) シー...

「シーマ・ガラハウ」(機動戦士ガンダム0083) シーマ様と呼ばれ、むしろヒロイン扱いされてしまう。

軍務に忠実で大義を胸に戦う者が多い0083におけるジオン軍人の中、毒ガスや裏切り、裏取引といった汚い手段を厭わないド直球の悪役だが、彼女がそのような行動に走ったのは、毒ガス作戦を筆頭とする汚れ仕事ばかりを引き受けてきたにも関わらず、その責任だけを擦り付けて尻尾を切ったジオン上層部への不信感と復讐からである。

1年戦争が終わった後も戦争犯罪人扱いされ、アクシズへ逃げることも出来ず、生まれ故郷のコロニーも戦争兵器へ改造されてており故郷へ帰ることも出来なかった彼女は、生き残るために裏切りや裏取引といった手段も取りつつ宇宙海賊を続けるしか方法が無かった。

出典 ガンダム三大悪女 (がんだむさんだいあくじょ)とは【ピクシブ百科事典】

「ファラ・グリフォン」(機動戦士Vガンダム)

「ファラ・グリフォン」(機動戦士Vガンダム)

「ファラ・グリフォン」(機動戦士Vガンダム)

ギロチンを使って反乱軍を処刑するなど、狂気度ではカテジナと同等かそれすらも上回るほどの悪女ではあるが、彼女の場合は最初から最後まで敵であり、悪であり続けた他、強化人間として改造されたり、味方によって宇宙漂流の刑を受けるなど、同情できる要素もあった事からあまり名があげられる事はない。というかそもそも知名度が…

出典 ガンダム三大悪女 (がんだむさんだいあくじょ)とは【ピクシブ百科事典】
「ファラ・グリフォン」(機動戦士Vガンダム)

「ファラ・グリフォン」(機動戦士Vガンダム)

「ポゥ・エイジ」(∀ガンダム) 地球と月の戦争の発端を作った事実上の戦犯。

「ポゥ・エイジ」(∀ガンダム) 地球と月の戦争の発端を...

「ポゥ・エイジ」(∀ガンダム) 地球と月の戦争の発端を作った事実上の戦犯。

地球降下部隊の先発として、ウォドムに乗り登場。

事前に攻撃を禁じられていたにもかかわらず、プロペラの複葉機で何度も接近攻撃を仕掛けるミリシャに耐え切れず、感情的に対艦ビーム砲を発射してしまう。

これにより∀ガンダムが起動し、月と地球の戦争が始まることとなった。

その後∀ガンダムを「ヒゲ」と呼び再三再四挑むがその都度破れ、帰還するのがお馴染みとなってしまった。
「ポゥ・エイジ」(∀ガンダム)

「ポゥ・エイジ」(∀ガンダム)

悪女と言うより「(頭の)悪(い)女」と言われる。
53 件

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  • 2023/2/4 17:09

    非戦闘員が悪女にされるのはおかしいって…。

    ならば現実の犯罪行為を行なった悪女とされる人達は、全員悪女ではないんだ。マジ驚きなんだけど。

    アタオカの考え方ってマジわからん。

    ライモン 2022/3/31 02:21

    他にもいますね…。
    ・『新機動戦記ガンダムW』のドロシー・カタロニア
    ・『機動戦士ガンダムSEED』のラクス・クライン
    ・『Gのレコンギスタ』のマニィ・アンバサダ
    とか……。これ以上やると炎上しそうなんでやめときます……。

    ななし 2021/5/22 20:46

    ニナみたいな非戦闘員が悪女()扱いされんのはガノタにめんどくさい童貞が多いからなのかな

    名無しさん 2018/3/4 15:43

    戸松遥にガンダムで悪女役を演じてもらいたい。

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