鉄道マニア必見!希少写真と詳細データで綴る「折り返し停車場」140ヶ所完全ガイド『スイッチバック大全』が発売決定!!
誠文堂新光社より、希少写真と詳細データで綴る「折り返し停車場」140ヶ所完全ガイド『スイッチバック大全』の発売が決定しました。発売予定日は8月17日、価格は4950円(税込)。
勾配を克服する鉄道技術の一つとして知られるスイッチバック。同様の意図を持つループ線やラック式と比べると、特に日本で特徴的に用いられたシステムでもあり、大小含めると国内に140ヶ所以上を見出すことができます。
しかし昨今の技術の進歩、土木車両性能の向上により、今や絶滅の危機に瀕しています。
しかし昨今の技術の進歩、土木車両性能の向上により、今や絶滅の危機に瀕しています。
本書は、スイッチバック研究の決定版として、その魅力を豊富な写真とデータ類で紹介しようと試みるもの。北海道から東北、関東甲信越、東海北陸、関西中国、四国九州と、日本全国に存在する(存在した)スイッチバック約140ヶ所を網羅し、その歴史を紹介。誌面には、スイッチバックが存在した当時の貴重な写真のほか、各地路線の平面図、航空写真も掲載。鉄道とスイッチバックにまつわるさまざまな知識も紹介していきます。
『スイッチバック大全』特徴
特徴1:黒岩保美氏・広田尚敬氏・大木茂氏をはじめ、鉄道写真家の最高峰による現役時代のスイッチバック写真が満載!!
特徴2:X型、Y型、Z型 独自の7分類法により、各スイッチバックの形態、沿革、――魅力に迫る。
特徴3:精緻な配線略図と詳細な空中写真により、それぞれの構造や歴史による変化の様子がわかる。
特徴4:それぞれの施設の廃止後、現状に関してのガイド付き。Google mapにリンクするQRコードも付いて廃線巡りの旅に役立つ。
特徴5:付録として「海外編」も収録。これにより日本のスイッチバックの特徴が見えてくる。
特徴2:X型、Y型、Z型 独自の7分類法により、各スイッチバックの形態、沿革、――魅力に迫る。
特徴3:精緻な配線略図と詳細な空中写真により、それぞれの構造や歴史による変化の様子がわかる。
特徴4:それぞれの施設の廃止後、現状に関してのガイド付き。Google mapにリンクするQRコードも付いて廃線巡りの旅に役立つ。
特徴5:付録として「海外編」も収録。これにより日本のスイッチバックの特徴が見えてくる。
目次
編著者プロフィール
江上英樹(えがみ・ひでき)
元小学館漫画編集者。小学生時代から鉄道趣味を持ち、担当する雑誌で『鉄子の旅』『月館の殺人』等の鉄道漫画を手がける。特にスイッチバックへの興味は強く1999年から「I love switchback」という専門サイトを立ち上げ(現在開店休業中)それが今回の書籍化につながる。木次線・出雲坂根スイッチバックを応援するためにジオラマを制作し、東京や奥出雲の地で展示を行う等、スイッチバックの魅力を伝え続けている。
栗原景(くりはら・かげり)
1971年東京生まれ。旅、鉄道、韓国を主なテーマとして活動するフォトライター、ジャーナリスト。学生時代から鉄道関連書籍の編集に携わり、出版社勤務を経て2001年からフリー。国鉄を直接知る最後の世代で、書籍、雑誌、ウェブ、トークイベントなど幅広い分野で活動している。3年間の韓国留学経験があり、韓国語や韓国旅行関連の記事も手がける。主な著書に『国鉄時代の貨物列車を知ろう』(実業之日本社)、『アニメと鉄道ビジネス』(交通新聞社新書)、『テツ語辞典』(池田邦彦と共著/誠文堂新光社)など。