映画「ベルリン・天使の詩」の日本語版予告動画
日本版予告篇 / ベルリン天使の詩 (ヴィム・ベンダース)
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映画「ベルリン・天使の詩」の監督
監督ヴィム・ヴェンダース
ドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースは、この「ベルリン・天使の詩」でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞しています。ほかに「パリ・テキサス」など多数の作品を制作していますが、小津安二郎監督の影響も受け、この作品での最後には「安二郎に捧ぐ」の言葉もクレジットされています。
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天使の世界はモノクロで、人間の世界はカラーで描かれています。全能のイメージの天使ですが、話しかけることもできず、永遠の命のために時間の概念もありません。暑さや寒さも感じることができないことが、ピーター・フォークのセリフからも分かります。手が凍えることを新鮮に感じることができるということを、人間である私たち自身が貴重なことと考えることができます。
Wings Of Desire (trailer)
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これは男と女の物語なのか、分断された2つの国家の物語なのか――。
単に愛する人のために人間になろうとする天使といった甘口のファンタジーをヴェンダースは許さないのだ。
ラストシーン。カシエルが2人の共同作業を見守る。何よりもシルエット越しに映るマリオンの姿が美しい。
まだ東西を壁で分断されていた当時のベルリンの風景が、天使の世界と人間の世界の違いをも感じさせます。映画を見ている私たちも、天使の目線で映像を見ているような気分にさせられます。
幸せや痛み、哀しみさえも、人間でなければ感じることができないのだと、改めて感じさせてくれる映画です。
幸せや痛み、哀しみさえも、人間でなければ感じることができないのだと、改めて感じさせてくれる映画です。