先ずは角川映画から少しおさらいしよう
角川映画(かどかわえいが)は、KADOKAWAないしその前身企業である角川書店ないし角川春樹事務所(1976年設立、1988年角川書店に吸収。1996年設立の同名企業とは別)、角川映画株式会社(2002年設立、2011年角川書店に吸収合併)によって1976年より製作された一連の映画の通称・総称及び映像事業ブランドである。
一般的に「角川映画」という呼称は、角川書店による映画を元にしたメディアミックス展開の一例として捉えられる場合が多い。「角川商法」としてメディアミックスの成功例の代表として取り上げられている。
40代の私には角川映画と言えば「おぉ~」とうなってしまう程映画の代名詞である。
何ていうかドラマなら大映ドラマ、そして映画なら角川映画もしくはホイチョイ映画みたいな感じ。
何ていうかドラマなら大映ドラマ、そして映画なら角川映画もしくはホイチョイ映画みたいな感じ。
ホイチョイ・プロダクションズは、バブル景気前後及びそれ以降も数々の流行を生み出したことで知られる、日本のクリエイターグループ。以前はホイチョイ・プロダクションで途中から末尾に「ズ」が付けられた。法人としては株式会社ホイチョイ・プロダクションで代表取締役社長は馬場康夫。
映画[編集]
1987-1991年の作品(いわゆる「ホイチョイ三部作」)はいずれも大ヒットし、取り上げたテーマはブームになった。またバブル崩壊後に制作された『メッセンジャー』は過去3作を上回る興行収入を上げた。2007年にはバブルを自己言及的に取り上げた『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を公開。
『私をスキーに連れてって』 (1987年) スキー
『彼女が水着にきがえたら』 (1989年) スキューバダイビング
『波の数だけ抱きしめて』 (1991年) ミニFM
『メッセンジャー』 (1999年)マウンテンバイク、自転車便
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 (2007年)ボディコン、ディスコ、バブル
この里見八犬伝が公開された1983年前後の角川映画の作品の題名を聞いただけで、同じ30代後半~50年代の方であれば「懐かしいな」とか「あの頃は良かったな」とか思い出を巡らせることであろう。
今と違い一家に一台?いや今は数台のパソコンの現在。そして一人一台のスマートフォンの時代でもはなく映画を観ると言うことはは映画館に行くか、明日からまた学校か・・・・と落ち込む日曜夜9:00からの日曜映画劇場でくらいしか映画を楽しむことは出来なかったのであるから。
今の私が43才新潟の片田舎であるこの土地で小学校高学年でやっと自宅にビデオデッキなるものが流行りだし、レンタルビデオ店が軒を連ねるようになった時代である。
映画は手軽に見る物ではなく、気持ちを高揚させる娯楽であった。
今と違い一家に一台?いや今は数台のパソコンの現在。そして一人一台のスマートフォンの時代でもはなく映画を観ると言うことはは映画館に行くか、明日からまた学校か・・・・と落ち込む日曜夜9:00からの日曜映画劇場でくらいしか映画を楽しむことは出来なかったのであるから。
今の私が43才新潟の片田舎であるこの土地で小学校高学年でやっと自宅にビデオデッキなるものが流行りだし、レンタルビデオ店が軒を連ねるようになった時代である。
映画は手軽に見る物ではなく、気持ちを高揚させる娯楽であった。
角川映画株式会社(かどかわえいが、英称:KADOKAWA PICTURES,INC.)は、かつて存在した日本の映画会社。旧称は、角川大映映画、角川ヘラルド映画。
大映、日本ヘラルド映画、角川書店と(旧)角川春樹事務所による、いわゆる角川映画の映画事業を引き継いだ映画会社である。角川グループでの映画・映像事業の中核会社となり、国内映画部門では大映及び角川書店の映画事業部門を引き継ぎ、海外映画配給では日本ヘラルド映画時代からの業務を引き継ぐ形となる。
1976年より角川映画のブランド名で映画事業を行っていた角川書店が、2002年11月に大映の資産と映画事業を取得し、角川大映映画を設立する形で発足した[1]。営業資産は継承するものの大映とは別の新たな法人であり、法人としては大映は前身とはならない。2004年に角川映画に社名を変更[2]。2006年3月1日に、角川ヘラルド・ピクチャーズ(旧日本ヘラルド映画)を合併して角川ヘラルド映画となる。2007年3月、 角川映画に社名を戻す。2011年に角川書店に吸収合併されて消滅。法人としての角川映画はなくなり、角川映画は再びブランド名のみとなる[3]。
里見八犬伝とは?
南総里見八犬伝を翻案した鎌田敏夫の『新・里見八犬伝』を映画化した作品。JACによる迫力ある戦い、音楽にはロックで英語の主題歌、特撮など、それまでの時代劇にはなかった斬新なアイデアを取り込み、大型エンターテイメント映画となっている。日本映画で初めて特殊メイクがクレジットに表示された作品でもある[2]。
1984年の配給収入では邦画1位の23億2千万円[3]、ビデオも5万本、7億円を売り上げた[4]。
2012年に「角川ブルーレイ・コレクション」の一作品としてブルーレイディスク化[5]。
あらすじは?
親兵衛は炭焼き小屋で食べ物を恵んだのが、女と分かり、追いかけるが「姫」と呼ぶ男たちに邪魔をされる。
かつて蟇田領主、蟇田定包(ひきたさだかね)は妖婦玉梓 (たまづさ)の色香に迷い、酒池肉林と暴虐の限りを尽くしていた。苦しむ領民の意をくみ取り、里見義実(さとみよしざね)は、彼らを討ちとったが、玉梓は最期に呪いの言葉を遺す。まもなく、玉梓の呪いか里見家は隣国の軍勢に囲まれ落城の危機に瀕す。力尽きた義実は飼い犬の八房(やつふさ)に「敵将の首を討ちとれば娘の伏姫(ふせひめ)を嫁につかわす」と戯言を投げかけ、その夜、八房は見事に敵将の首を討ちとる。君主たるもの約束を違えてはならないと、伏姫は八房と共に山奥へと去るが、伏姫を取り戻そうとした義実の軍の鉄砲より八房をかばった伏姫は死してしまう。しかし死の直前、伏姫の体から仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ八つの霊玉が飛び散り、伏姫は「百年の後、この光の玉は八人の剣士となって蘇り、里見の姫を奉じて玉梓の呪いに打ち勝つでしょう」と言い残す。
百年後、妖怪として蘇った玉梓、息子の素藤(もとふじ)は里見家を攻め滅ぼす。ただ一人、落ち延びた里見家の静姫は玉梓の追手から逃れ、それぞれの運命により導かれた八人の剣士と共に玉梓の野望を砕くため、戦いを決意する。剣士が次第に集まるが、けもの罠にかかった静姫がさらわれる。犯人の親兵衛は静姫を侍にしてやるという素藤の許へ連れていく途中、素藤の支配下の安房国の荒廃を目の当たりにする。黒騎馬侍に静姫が見つかり、鐘乳洞に逃げ込む。中にいた道節たちに放り出された親兵衛は黒騎馬たちに捕まり、腕の赤いアザから玉梓の子の転生だと教えられ、御霊様に仕える司祭・幻人によって悪の化身にされる。ところが、素藤配下の侍大将・現八が親兵衛を連れて城を脱出。現八の懐には霊玉が光り、静姫のいる洞で七人目の剣士として迎えられる。目をさました親兵衛がいきなり静姫に襲いかかる。静姫は「お前に会いたいと思っていた」と親兵衛に話すと、白い閃光が親兵衛を一撃。再び目をさますと腕のアザが消え、二人の間には光り輝く霊玉が現れる。愛し合う二人の前に突如、大蛇が現れて静姫を巻いて去る。霊玉を八個集めた時、伏姫の「この矢を御霊様に向って静姫に引かせなさい」という声が響く。
皆で館山城に向うが、激しい反撃で大広間にたどりつけたのは二人だけ。道節が盾となり、親兵衛が静姫を解き放ち、静姫は御霊様に矢を放つ。玉梓や素藤はミイラと化し、城は崩れ落ちる。親兵衛は静姫を叔父の城へと届ける。別れた親兵衛が七剣士の墓を祀っていると静姫が駆けつけ「城へ戻らん」といい、七剣士の声が二人を励ます。
草食男子という言葉の無かった時代(笑)
この映画に出てくる男子はとにかく強くてかっこいい!見た目と言うか芯がしっかりしていて自分の意思を強く持っているのである。
肌の色は焼けていて、自己陶酔ではなく戦うために鍛えた肉体美。
特に真田宏之演じる親兵衛は今また見返してもドキドキと胸が高鳴るほどたまらない。荒々しさの中に強さと優しさがあり、抱かれたいとアラフォー女なら思ってしまうかもしれない・・・・
もうこの年になると20代の女子とは違い相手役の薬師丸ひろ子にやきもちなんて焼きやしない。逆にその若さと美貌は無いとこの年になればわかっているので、映画を観てストレス発散になるのである。
ビールを飲んでプハ~旨い!と言うように、映画を観てイヤ~いいなあの時代!となるだけ。
ストーリー時にはロミオとジュリエットの様な敵通しの恋物語にはなるが、嬉しいことに純愛が最後には勝利をおさめハッピーエンドで終わる物語である。
その中に大きなテーマとして愛があるのかもしれない。愛されず愛することを知らずに生きてきたもの、生まれてきた宿命の中でもがくもの、尽き行く命と宿命と戦うもの、許されない愛へと引き込まれるもの。
多種多様の愛のかたちが描かれているのではないであろうか。
この映画に出てくる男子はとにかく強くてかっこいい!見た目と言うか芯がしっかりしていて自分の意思を強く持っているのである。
肌の色は焼けていて、自己陶酔ではなく戦うために鍛えた肉体美。
特に真田宏之演じる親兵衛は今また見返してもドキドキと胸が高鳴るほどたまらない。荒々しさの中に強さと優しさがあり、抱かれたいとアラフォー女なら思ってしまうかもしれない・・・・
もうこの年になると20代の女子とは違い相手役の薬師丸ひろ子にやきもちなんて焼きやしない。逆にその若さと美貌は無いとこの年になればわかっているので、映画を観てストレス発散になるのである。
ビールを飲んでプハ~旨い!と言うように、映画を観てイヤ~いいなあの時代!となるだけ。
ストーリー時にはロミオとジュリエットの様な敵通しの恋物語にはなるが、嬉しいことに純愛が最後には勝利をおさめハッピーエンドで終わる物語である。
その中に大きなテーマとして愛があるのかもしれない。愛されず愛することを知らずに生きてきたもの、生まれてきた宿命の中でもがくもの、尽き行く命と宿命と戦うもの、許されない愛へと引き込まれるもの。
多種多様の愛のかたちが描かれているのではないであろうか。
登場人物を掘り下げてみる
里見家
静姫 - 薬師丸ひろ子
伏姫 ※声のみの出演 - 松坂慶子
光の軍団(八剣士)
犬江親兵衛(仁) - 真田広之
犬坂毛野(礼) - 志穂美悦子
犬村大角(義) - 寺田農
犬塚信乃(孝) - 京本政樹
犬田小文吾(悌) - 苅谷俊介
犬川荘助(智) - 福原拓也
犬飼現八(信) - 大葉健二
犬山道節(忠) - 千葉真一
闇の軍団
幻人 - 汐路章
船虫 - ヨネヤマ・ママコ
妖之介 - 萩原流行
悪四郎 - 浜田晃
浜路 - 岡田奈々
蟇田素藤 - 目黒祐樹
玉梓 - 夏木マリ
静姫 - 薬師丸ひろ子
via www.amazon.co.jp
静姫役の薬師丸ひろ子。
冒頭追手から逃れるために姫の格好ではなく「男の子風」に変装するシーンがある。男の子で逃げるシーンは私は好きである。この格好で親兵衛と出会うのだがそこはキュンと来る。そしてそこからまだ可愛いだけの姫としての気持ちと、使命を果たすためへと強い姫へとかわって行く様子は、見る側も引き込まれ応援してしまう。
ラストでは無事姫への座へ変わるのだが、冒頭シーンでの何も知らないただ清いだけの可愛い姫とは違い自分の意思を持つ強い姫へと成長して行くのである。
冒頭追手から逃れるために姫の格好ではなく「男の子風」に変装するシーンがある。男の子で逃げるシーンは私は好きである。この格好で親兵衛と出会うのだがそこはキュンと来る。そしてそこからまだ可愛いだけの姫としての気持ちと、使命を果たすためへと強い姫へとかわって行く様子は、見る側も引き込まれ応援してしまう。
ラストでは無事姫への座へ変わるのだが、冒頭シーンでの何も知らないただ清いだけの可愛い姫とは違い自分の意思を持つ強い姫へと成長して行くのである。