探偵・金田一耕輔助の孫！「金田一少年の事件簿」はどんなアニメなの？

ミステリーアニメ「金田一少年の事件簿」はどんなアニメなの？

1997年に放送された「金田一少年の事件簿」は、1992年から週刊少年マガジンで連載された漫画の「金田一少年の事件簿」をアニメ化して放送されたミステリーアニメです。

アニメの主人公である金田一一（きんだいち　はじめ）は、あの有名な名探偵・金田一　耕助の孫として次々に起こる難解な事件に挑み、数々の事件を解決してきました。

では、「金田一少年の事件簿」とは、どのようなアニメなのでしょうか？そして、主人公である金田一一とは、どのような人物なのでしょうか？

今回は、ミステリーアニメ「金田一少年の事件簿」のすべてについてご紹介します！

ミステリーアニメ「金田一少年の事件簿」とは？

主人公の金田一一（きんだいち　はじめ）は、私立不動高校に通う高校2年生です。
普段は学業に意欲がなく真面目ではない一は、幼馴染みの美雪に迷惑をかけてばかりです。
そして、一はかなりの不幸体質で、一自身がよく事件に巻き込まれるばかりでなく、友人が事件に巻き込まれたりします。

このアニメでは、高校生として普通に生活する金田一一の周りで起こる事件を、一が幼馴染みの美雪や友人からの協力を得ながら、推理し解決していきます。
そして、時には一自身が事件の当事者になってしまうこともあります。

しかし、普段は普通の高校生の一は、事件に巻き込まれるとIQ180の脳が目覚め、どんな難解な事件でも見事に解決するのです。

また、事件を解決する工程には、ライバルとの推理合戦もあり、ライバルとの戦いも見どころなのです。

そして、もう一つの見どころは、幼馴染みの美雪との恋の行方です。

美雪とは、小さな頃からいつも一緒です。
そして、高校生になった今でも、ほとんど一緒に行動しています。

一はお調子者なので、普段は美雪によくセクハラをして怒られています。そして、美雪は、そんなお調子者の一を怒りはしても、よく世話を焼きます。お互い大事に想っているのに、それ以上の関係にはならない「友達以上恋人未満」の関係をずっと続けているのです。
そんな二人の関係は見ていてもどかしいものがありますが、お互いに大事だと想っているのが分かっているようなので、逆に微笑ましくなります。

金田一少年の事件簿はミステリーアニメではありますが、事件を推理し解決してく中にも、恋の行方や友情やライバルとの戦いと、たくさんのエピソードが含まれているアニメなのです。

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「金田一少年の事件簿」にはどんな事件があるの？

金田一少年の事件簿は、テレビで放送された3年間の間に148話放送され、その事件数は54事件です。
そして、ここでは、54の事件のタイトルをご紹介します。

一番最初の事件は、一が通う不動高校で起こった事件で、タイトルは「学園七不思議殺人事件」です。

一の学校の旧校舎が取り壊される事になったのですが、そこに「放課後の魔術師」と名乗る人物が取り壊しの中止を要求する脅迫状を送ってきました。しかし、学園側はその脅迫状を本気にせず、それから生徒の間で学校の七不思議が噂されるようになります。

一はミステリー研究会から勧誘を受けて、ミステリー研究会に入ります。そして、ミステリー研究会で噂されている学校の七不思議を解く事になりますが、七不思議について調べていくうちに、ミステリー研究会のメンバーが殺されていきます。その七不思議には放課後の魔術師が関係していて、その放課後の魔術師を語った犯人が七不思議を暴かれたくなくて、七不思議を解こうとするミステリー研究会のメンバーを殺していたのです。
結局、一がこの事件を解決する事になったのですが、犯人の放課後の魔術師は最後に殺されてしまったのです。

その事件を初めとして、その後も一は数々の事件を解決していきます。
その事件のタイトルは以下の通りです。

「悲恋湖伝説殺人事件」・「蝋人形城殺人事件」・「怪盗紳士の殺人」・「悲報島殺人事件」・「悪魔組曲殺人事件」・「飛騨からくり屋敷殺人事件」・「オペラ座館殺人事件」・「死神病院殺人事件」です。

「金田一少年の殺人」では、一に殺人の容疑がかけられます。そして一は逃亡し友人の刑事と協力しながら自分にかけられた容疑を晴らすべく、事件を解決するのです。

また、その他にも、「幽霊客船殺人事件」・「氷点下15度の殺人」・「魔術列車殺人事件」・「雪夜叉伝説殺人事件」・「タロット山荘殺人事件」・「黒死蝶殺人事件」・「速水玲香殺人事件」・「仏蘭西銀貨殺人事件」・「誰が女神を殺したか？」・「魔神遺跡殺人事件」・「墓場島殺人事件」があります。

それから、一のライバルである明智警視が主役となる事件がいくつかあります。その事件とは、「明智警視の華麗なる推理1、2」・「明智少年の華麗なる挑戦」・「明智少年の華麗なる協奏曲」・「明智警視の華麗なる推理 IN LASVEGAS」です。
明智警視は頭の切れる人物で、アニメでは一のライバルとして度々登場します。

それから、まだまだ事件は続きます。
「鬼火島殺人事件」・「異人館ホテル殺人事件」・「電脳山荘殺人事件」・「聖バレンタインの殺人」・「銀幕の殺人鬼」・「上海魚人伝説殺人事件」・「天草財宝伝説殺人事件」・「真夏の悪夢殺人事件」・「雷祭殺人事件」・「殺意のレストラン」・「魔犬の森殺人事件」・「雪影村殺人事件」・「迷い込んできた悪魔」・「嘆きの鬼伝説殺人事件」・「亡霊学校殺人事件」・「瞬間消失の謎」・「殺戮のディープブルー」・「フィルムの中のアリバイ」・「出雲神話殺人事件」・「露西亜人形殺人事件」・「怪盗紳士からの挑戦状」です。

さっきは明智警視の事件簿をご紹介しましたが、一の友人の刑事である剣持刑事の事件簿もあります。それが「剣持警部の秘密」です。

剣持警部は、一の協力者であり友人でもある人物です。アニメでは主要人物として、よく登場します。

事件簿の中には、明智警視や剣持警部を主役とした事件簿だけでなく、一の学校の友人の事件や、幼馴染みの美雪が事件に巻き込まれてしまったこともあります。それが、「逆転不可！七瀬美雪の殺人容疑」です。

また、一の従妹の二三（ふみ）が主役となった事件もあります。それが「金田一フミの可憐な活躍！」
・「フミの誘拐事件」・「フミの鏡迷宮の殺人」・「フミの白銀に消えた身代金」です。
二三は小学3年生ですが、とてもしっかり者の少女です。二三も、アニメで度々登場します。

そして、金田一少年の事件簿の最後の事件は「怪奇サーカスの殺人」でした。

ミステリー研究会の合宿の下見のため、一たちは伊豆諸島の茜島を訪れます。そこには、奇抜なメイクをしてサーカスをする「ゴブリン・サーカス」というサーカス団がリハーサルのために訪れていました。しかし、サーカス団の倉庫が何者かに荒らされることで、事件に発展していきます。一は美雪や友人達などの協力者と共に事件を解決するのです。

このように、一は沢山の事件を解決してきたのです。

ここでは、全ての事件を紹介することができませんが、事件のタイトルは「どんな事件なんだろう？」と興味をそそられるようなタイトルとなっています。
興味が湧いた人は、ぜひ観てみてくださいね。

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「金田一少年の事件簿」の主役・金田一一とは、どんなキャラクターなの？そして、一が必ず言う決め台詞とは？

金田一少年の事件簿の主役である「金田一一」。
大人顔負けの推理力で事件を解決する一ですが、そもそも、金田一一はどんなキャラクターなのでしょうか？
そして、一の日常生活に関わり事件を解決する時の協力者となるキャラクターがいますが、そのキャラクターにはどんなキャラクターがいるのでしょうか？

また、一には事件が起きた時、やる気になって本腰を入れる時に必ず言う「決め台詞」があります。では、一の「決め台詞」とはどんな台詞なのでしょうか？

金田一一とはどんなキャラクターなの？

「金田一少年の事件簿」の主人公である金田一一。彼は、私立不動高校に通う高校2年生で、ミステリー研究会・演劇部に所属しています。高校での成績は最低で、スポーツも全くダメです。そして、遅刻の常習犯ですし、サボりの常習犯でもあります。それから、容姿も決してイケメンとは言えません。また、趣味はテレビゲームで、特技は手品、卓球、五目並べ。これといって目立った趣味や特技もありません。
性格はお調子者でスケベです。

そんなダメ男の一ですが、そのIQはなんと180あります。人のIQの平均が100〜130くらいなので、それから考えると一は天才なのです。

また、一の祖父は有名な探偵の金田一耕助です。そのため、一度事件に巻き込まれるものなら、その推理力は大人顔負けです。そして、正義感も強いため、抜群の推理力で事件を解決するその時だけは、かっこよく見えるのです。

「金田一少年の事件簿」で、一はたくさんの事件を解決していきます。しかし、皆さんの中には「いくらなんでも、一は事件に巻きこまれすぎなのでは？」と擬問に思う人がいるかもしれませんが、それには理由があります。

実は、一はかなりの不幸体質なのです。
そのため、数々の事件に巻きこまれるばかりでなく、一の周りにいる友人や幼馴染みまでもが、事件に巻き込まれてしまうのです。
友人や幼馴染みからしてみると、危険な事にしょっちゅう巻き込まれるのですからたまったものじゃありませんが、それでも一のそばにいるのは、一に普通の人にはない魅力ががあるのかもしれません。

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金田一一に関係するキャラクターとは？

普段はダメ男の一ですが、一には事件解決に協力してくれる友人や一の支えになってくれる人、ライバルがいます。これらのキャラクターは、金田一少年の事件簿で欠かせない存在です。

まず、一が事件を解決するために欠かせない存在が剣持警部です。
剣持警部は警視庁刑事部捜査一課の警部で、ノンキャリアの叩き上げの警察官です。最初は頭の固い刑事でしたが、一に協力するうちに、
一の最大の理解者となります。とても人情に熱い人です。

一と同じ高校のミステリー研究会の部員の佐木竜太くんは、一の後輩です。彼はビデオカメラを常に持っていて、そのカメラで撮影していろいろと記録を取っています。実際、佐木くんの撮った映像が事件解決に一役買うことも少なくありません。しかし、佐木くんは「異人館ホテル殺人事件」で犯人に襲われますが、一命を取り止め、その後も一の助手として活躍します。

そして、一のライバルとして登場するのが、明智警視です。
明智警視は警視庁刑事部捜査一課の警視で、28歳の若さで警視になったキャリア組です。そして、東京大学法学部卒業で頭が良い人物です。エリート意識が高く、嫌味な話し方をして一見いい人とは思えない雰囲気を持ちますが、決して冷淡な性格ではありません。
一をライバル視していますが、一の推理力や正義感などの実力を認めていて、時にはお互いの推理力を認めあったりタッグを組んで事件を解決します。面向きに一と協力しているわけではありませんが、裏方で一の推理をフォローするなどして、一に協力する協力者でもあるのです。

いつきさんは、フリーのルポライターです。態度が悪く見えますが、一度認めた人にはとことん信頼を寄せるという豪快な性格の持ち主です。一の協力者で、一が殺人犯になってしまった「金田一少年の殺人」では、一が逃亡しながら犯人を推理し事件解決への全面的なサポートをしました。

金田一二三は、一の従妹です。髪は二つ結びですが、それ以外は一に容姿が似ています。小学3年生で一見可愛らしく見えますが、その本性は生意気でずる賢い性格の持ち主です。しかし、一方で純粋なな心を持っており、一と同じように強い正義感を持っています。一ほどIQが高いわけではありませんが、頭が良く、主役となったエピソードで事件を解決しています。

このように、「金田一少年の事件簿」で一が事件を解決していく上で欠かせない人物がたくさんいますが、一にとって一番欠かせない人物が幼馴染みの七瀬美雪です。彼女は「金田一少年の事件簿」においてメインヒロインという役割を担っています。

美雪は一の幼馴染みで不動高校の2年生です。ミステリー研究会の部員で生徒会長をしています。
成績は優秀で、几帳面で面倒見のいい性格です。そして、その容姿も美人でスタイルが良く、みんなに好かれています。そのため、よく男性から告白されるようですが、告白される度にお断りをしていて、みんなからはなぜ断るのか不思議がられています。
美雪がなぜ告白を断るのかというと、美雪は幼馴染みである一の事が好きだからです。
一はそのスケベ心から、よく美雪にセクハラをします。そして、美雪も一のスケベな所は決して許しはしません。しかし、美雪は一のことを大切に想っています。もちろん、一も美雪のことを美雪と同じように大切に想っていますし、お互いに信頼もしています。しかし、お互いが素直になれないため、「友達以上恋人未満」の関係がずっと続いているのです。

「金田一小年の事件簿」で一と美雪は、そのほとんどを一緒に過ごしています。そのため、美雪は一と同じように事件に巻き込まれる事がありますし、美雪が犯人の容疑をかけられたこともあります。しかし、そんな中で、お互いを大切に想い、信頼し合っていく2人の姿は、もどかしくも微笑ましく思えるのです。一と美雪の「友達以上恋人未満」という関係が、お互いがより良い関係を築くためにいい方法なのかもしれませんね。

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これを聞かなきゃ、事件は解決しない？金田一一の決め台詞とは？

さて、平和な日常でその不幸体質から、何度も殺人事件に巻き込まれ、難解な事件に挑み、IQ180の頭脳と名探偵・金田一耕助の孫として受け継いだその推理力で事件を次々と解決していく金田一一。

そんな金田一一には、事件の中で必ず言う「決め台詞」があります。

この「決め台詞」は、一が事件に本気で挑む時と事件を解決した時、そして、犯人が誰なのかを公にする時に必ず言う言葉です。むしろ、一のこの言葉を聞かないと事件が解決しないし、終わらないと言えるでしょう。

では、金田一一の「決め台詞」とは何なのでしょうか？

一が事件に巻き込まれ、事件を解決するまでに言う「決め台詞」には3つの台詞があります。

まず、1つ目の台詞は、事件に巻き込まれた後、その事件を解決するために本気になった時に言います。
それが、「ジッチャンの名にかけて」です。

これは、有名な名探偵である祖父の金田一耕助を指している言葉で、一が祖父を尊敬しているからこその言葉です。しかし、一にとってはスポーツ選手が競技前に行うルーティンのようなものがこの台詞に当たるのではないかと考えます。

そして、推理ができて、犯人が分かった時にいう言葉が、2つ目の台詞である「謎はすべて解けた」です。
これを聞くと、事件が解決したも同然です。この台詞を聞くと事件の核心に迫ったという事なので、事件解決の目処が立ってホッとしますよね。

それから3つ目の最後の台詞が、「犯人はこの中にいる！」です。
これは、事件の謎がすべて解けて事件の当事者を一か所に集めた時に、一がみんなに言う言葉です。
この言葉を投げかけられた事件の当事者たちは「え！？」という感じになりますが、当事者の中の誰が犯人なのかという緊張感は、手に汗を握る思いがします。
そして、犯人を明かし、推理を披露し最終的に犯人逮捕に至りますが、この台詞がなければ、犯人が分かった時の爽快感は得られないでしょう。

このように、「金田一少年の事件簿」を見ていく上で必ずある3つの決め台詞は、一が事件を解決していく上で大事な台詞であり、私たちがその様子を観る上でアニメに引き込まれていくための重要な台詞なのです。