今はピン芸人だけど、昔はコンビ、トリオだった芸人たち
2021年2月18日 更新

今はピン芸人だけど、昔はコンビ、トリオだった芸人たち

今の時代、30代、40代でも若手なんて言われるほど競争の激しい芸人の社会。そんな社会で、第一線で活躍しているピン芸人のなかには、昔はコンビ、トリオで下積み時代を過ごしていた人も少なくないのです。そこで、ここでは「今はピン芸人だけど、昔はコンビ、トリオだった芸人たち」を題して、若かりし時代を振り返ってみましょう。

108,601 view
U-turn(ユーターン)は、太田プロダクションに所属していたお笑いコンビである。

専門学校東京アナウンス学院のクラスメートとして知り合い、1992年コンビ結成。コントを中心とした活動で学生時代から賞レースで勝ち抜く。土田曰く、当時は天狗になっていて「ダウンタウンを2年で抜ける」と豪語していた。その後、太田プロに所属して『タモリのボキャブラ天国』等に出演する。

2001年、対馬は土田に内緒で就職活動を行い、対馬は就職先が決まると芸能界から足を洗う形で、同年12月末に解散(同月25日に太田プロ公式サイトにて土田が正式に解散を発表)。土田の尖り振りに対馬はビビりまくって継続不可能になったことも一因と言われる。当時の若手お笑いブームの中心にあった太田プロの若手お笑いコンビはブームの終焉と共に立て続けに解散しており、U-turnの解散もその1つである。
 (1613380)

バカリズム

 (1613382)

1995年に、同じ専門学校だった松下敏宏とお笑いコンビ「きくらげ」を結成。その後、「バカリズム」に改名。コンビ時代は、「笑いの金メダル」などに出演しているが、鳴かず飛ばずだった印象。
1995年から2005年までは升野と松下敏宏によるお笑いコンビであり、コンビ解消後に升野がコンビ名を単独の芸名として引き継ぐ。

1995年日本映画学校在学中、升野・松下によってコンビ「きくらげ」(命名は松下)を結成。当初は年上であった松下がネタなどの主導権を握っていたが、のちに敬語をやめようとお互いで決めたのをきっかけにネタの主導権が升野に移る。さらにその後松下がとある現場で遅刻をしてしまい、それを升野が注意したついでに「『きくらげ』もどうかと思う」と発言したのをきっかけにコンビ名が「バカリズム」となった。

バカリズム(コンビ時代) コント - YouTube

ヒロミ

 (1613388)

現在、再ブレイクしているヒロミですが、90年代には「B-21スペシャル」というトリオで、番組を持つほどの人気だった。小ボケを連発する「ミスターチン」と大ボケをかます「デビット伊東」に、ヒロミが小気味よくツッコミお入れていくトリオ漫才をしていた。
B21スペシャル(B-21 SPECIAL、ビーにじゅういちスペシャル)は、ヒロミ、デビット伊東、ミスターちんからなる日本のお笑いトリオ。1986年に結成。当時の所属事務所はプロダクション人力舎。略称はB21、あるいはB。現在は活動を休止中。

アルバイト先のホストクラブで3人は出会った。ルックスの良いアイドル志望のデビットと、ミュージカル役者&ダンサー志望だったちんにそれぞれヒロミが声を掛け、お笑いでの芸能界入りを誘った。「自分1人では無理だが、ルックスのいい2人と一緒なら…」と考えたヒロミは、必死で彼らを口説き落としてB21結成にまでこぎつけたという。オシャレ感のない当時の若手芸人らとの差別化を図るため、衣装はDCブランドにしようというのもヒロミの発案によるものであった。結成当初のグループ名は「ヒロミズだぁ」。「だぁ」は『お笑いスター誕生』での山田康雄の呼び込みから引用したという。

B21スペシャル コント“コギャル” - YouTube

江頭2:50

 (1613392)

1990年にコンタキンテと「男同士」を結成。ホモネタなどの得意としており、ボキャブラなどにも出演していたが、ボキャブラ終了とともに消えていた。
コンタキンテは現在、フリーのピン芸人。
男同志(おとこどうし)は、かつて存在したお笑いコンビ。1990年結成、1998年解散。大川興業所属。

主に、下ネタやホモを思わせるネタを披露。爆笑問題、ネプチューン、海砂利水魚、出川哲朗、オセロ、よゐこ、ロンドンブーツ1号2号と言った、いわゆる「ボキャブラ世代」としてごく初期に活躍した。以前から江頭のピン出演が目立ち、コンタの扱いは一般的に「江頭は男同志というコンビでコントもやっていた」程度の認識でしかなく、コンビでの出演は稀で貴重な出演だった。その後1998年に活動を休止した。

江頭2:50 in 男同志 - YouTube

ケンドーコバヤシ

 (1613399)

1995年に村越周司と「モストデンジャラスコンビ」というコンビを結成。プロレスネタなどを得意としているのは、ピンである今と変わらない。
その前にも、元ハリガネロックのユウキロックと「松口VS小林」を結成していた。
52 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • 2021/2/20 13:39

    古坂大魔王もいるんだが(かつては「底ぬけAIR-LINE」というトリオ【後にコンビ】だった)。

    g 2018/11/17 19:33

    B21スペシャルは解散していませんよ。

    すべてのコメントを見る (2)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

劇団ひとりの恋愛妄想狂時代

劇団ひとりの恋愛妄想狂時代

日本生まれアラスカ育ち、黒人やクマとの死闘。愛と涙の恋愛妄想。剣道、ボクシング、柔道など格闘技 経験し、修学旅行では他校のヤンキーにカラまれ、サングラスの下で目を光らせた。
RAOH | 1,650 view
つぶやきシロー『リモコンの電池を換えてて、ちょっとでもテレビに気を取られると、あれ?新しい電池どっちだっけってなるね。』発売中!

つぶやきシロー『リモコンの電池を換えてて、ちょっとでもテレビに気を取られると、あれ?新しい電池どっちだっけってなるね。』発売中!

Xフォロワーは約100万人!約15年にわたる “つぶやき” の傑作が待望の書籍化!!『リモコンの電池を換えてて、ちょっとでもテレビに気を取られると、あれ?新しい電池どっちだっけってなるね。』が、発売中です。
劇団ひとり  喜劇と悲劇は紙一重

劇団ひとり 喜劇と悲劇は紙一重

高校生のとき、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の素人参加企画に応募し、テレビ初出演。そのままプロの世界へ。ハードボイルドに生き抜いた若手時代。
RAOH | 351 view
【春やすこ】漫才コンビ春やすこ・けいことしてご活躍!カムカムエヴリバディの出演や かつて披露した官能シーンなど!

【春やすこ】漫才コンビ春やすこ・けいことしてご活躍!カムカムエヴリバディの出演や かつて披露した官能シーンなど!

お笑い界のピンクレディーとも呼ばれた漫才コンビ春やすこ・けいこを覚えていますか?春やすこさんに至っては、司会業・女優業などの分野でも活躍されています。今回の記事では、春やすこさんにフォーカスして、その軌跡や代表作品をエッチな目線を加えて振り返っていきたいと思います。
tsukumo2403 | 3,372 view
猿岩石 決して白い雲のように生きていなかった有吉弘行 &フラッとついていった森脇和成

猿岩石 決して白い雲のように生きていなかった有吉弘行 &フラッとついていった森脇和成

広島で生まれた有吉弘行は、高校卒業直前にテレビの規格に応募し、オール巨人の弟子になった。数ヵ月間、数々の失敗を繰り返した上、兄弟子を殴って謹慎処分に。処分中、無断で広島に帰り、同級生の森脇和成を誘って上京し、太田プロ入り。あるときはヒマラマ山脈を登り、あるときはガンジス川を渡り、あるときはゴビ砂漠を超える旅に出るのであった。
RAOH | 5,582 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト