死国とは?
『死国』(しこく)は、坂東眞砂子の小説。これを原作として、1999年に映画が制作された。
久しぶりに東京から故郷の高知県矢狗村に帰って来た明神比奈子(夏川結衣)は、幼馴染みの秋沢文也(筒井道隆)と再会する。
また、同じ幼馴染みの日浦莎代里(栗山千明)が事故で亡くなったことを知る。
そんなある日、村の聖地である神の谷に祀られていた地蔵の首が捥がれるという奇怪な事件が起こる。
そして、その事件を境に村では次々と不気味な現象が起こるようになるのだった・・・。
坂東眞砂子先生の初の一般小説!
童話作家やフリーライターとして活躍していた作者が1993年にカドカワノベルズから出版した初の一般小説、ホラー作品である。のち1996年に角川文庫で文庫化された。作者の生まれ故郷にあたる四国の高知県を舞台とし、四国八十八箇所のお遍路や土俗的な信仰を題材に、男女の三角関係などを交えて描かれている。1999年に同名の映画が公開された。
坂東眞砂子先生
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坂東 眞砂子(ばんどう まさこ、1958年3月30日 - 2014年1月27日)は、日本の小説家。
「山妣」で直木賞を受賞
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児童向けファンタジー小説で作家としてスタート。1993年(平成5年)にホラー小説ブームの先駆けとなった「死国」で注目を集めた。その後、ホラー小説を次々に発表し、1997年(平成9年)に明治時代の雪深い越後地方を舞台に、男女の複雑な人間関係を描いた「山妣」(やまはは)で第116回直木賞を受賞。2002年に「曼荼羅道」で柴田錬三郎賞を受賞した。また、2006年(平成18年)、日本経済新聞(夕刊)に掲載されたエッセイ「子猫殺し」は、ネット上で大バッシングに発展し 一躍注目を浴びた。
映画「死国」
原作:坂東眞砂子
監督:長崎俊一
プロデューサー:柘植靖司、永井正夫
脚色:万田邦実、仙頭武則
撮影:篠田昇
編集:奥原好幸
音楽:門倉聡
音楽プロデューサー:浅沼一郎
主題曲:米良美一「ぼくは雨となり星となる」
美術:種田陽平
映画パンフレット
via buyee.jp
キャッチコピー
この世で一番死に近い場所。
逆打ち――それは、死者を蘇らせる禁断の儀式。