アメリカの喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのよもやま話
2018年6月1日 更新

アメリカの喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのよもやま話

今考えると、私が米国の”ど田舎”に留学していた’70年代後半から’80年代前半には、”ど田舎”だったせいもあるが、あまりこれという遊びがなかったので、暇な時にはテレビでしょっちゅう、過去の映画を見ていたものだ。喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのコメディー物など何度も繰り返し放映していたこともあり、ストーリーを覚えるくらいだった。彼が約1年前に他界したことをこの間、やっと知り(おっせえな!!)、彼に関しての備忘録でも書こうかと思った次第だ。

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日テレの24時間テレビ 「愛は地球を救う」 のモデルにもなった番組を創設!!

CelineDionWeb.com - Celine Dion : 2006, Jerry Lewis's 41st Labor Day Telethon for the Muscular Dystrophy Association (USA) (2016249)

『MDAショー・オブ・ストレングス』(英語: MDA Show of Strength)とは、1966年から2014年まで、アメリカ合衆国のレイバー・デイに併せて毎年開催されていた、チャリティーテレビキャンペーン番組であり、24時間テレビの基になった番組でもある。
アメリカ合衆国の筋ジストロフィー協会は、1950年代からチャリティー活動を開始しているが、その活動を広く理解してもらうために、1966年よりコメディアン・俳優であるジェリー・ルイスが発起人・総合司会を担当し、「ジェリー・ルイスのレイバー・デイ・テレソン」(別名「MDAテレソン」)として開催するようになった。
筋ジストロフィー患者の社会参加・治療費の捻出などを目的としたこのイベントは、2010年までは労働者の日の前日夜〜当日夜にかけての概ね20時間以上に亘りラスベガスで開催され、アメリカを代表する著名人・芸能人が、車代なし報酬なしのボランティアで多数出演し、音楽コンサートやミュージカル・トークなどのショーを展開してきた。
番組終了前の最終募金金額発表の際に、紙吹雪が舞い降り、最後に『You'll Never Walk Alone』を歌うのが恒例となっていた。
何だかどこかで散々見たテレビの一場面のような・・・?? でも・・・マラソンはなかったな!!

Jerry Lewis and Dean Martin Reunion 1976 MDA Telethon

MDA Telethonで、ディーン・マーティンの友人だったフランク・シナトラがテレビのチャリティ番組でふたりを再会させたのだが、騙し討ちのような形だったので画面からは気まずい雰囲気が・・・?!。どれだけ時が経とうとも、やはり許せなかったのか?。ジェリー・ルイスの性格が垣間見えた瞬間だった。
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