第44回アカデミー賞
第44回アカデミー賞は1972年4月10日に行われたアカデミー賞発表・授賞式である。
会場となったドロシー・チャンドラー・パビリオン
ドロシー・チャンドラー・パビリオン(Dorothy Chandler Pavilion)は、ロサンゼルスの総合芸術施設「ロサンゼルス・ミュージックセンター」内にある歌劇場。
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第44回目のアカデミー賞授賞式は、例年通りドロシー・チャンドラー・パビリオンで行われた。
結果は、ウィリアム・フリードキン監督のアクション映画『フレンチ・コネクション』が、作品賞、監督賞、主演男優賞を含む5部門を受賞した。
外国語映画賞には黒澤明の『どですかでん』が選出されたが、受賞にはならなかった。
結果は、ウィリアム・フリードキン監督のアクション映画『フレンチ・コネクション』が、作品賞、監督賞、主演男優賞を含む5部門を受賞した。
外国語映画賞には黒澤明の『どですかでん』が選出されたが、受賞にはならなかった。
作品賞『フレンチ・コネクション』(The French Connection)
タイトルの「フレンチコネクション」とは、トルコからフランスを経由して米国に輸出されていたヘロインの密売ルートおよびその組織のこと。
ニューヨーク市警察本部薬物対策課のエドワード・イーガンとサルヴァトーレ・グロッソがフランスから密輸された麻薬約40キログラムを1961年に押収した実在の事件をモデルとした作品。
ニューヨーク市警察本部薬物対策課のエドワード・イーガンとサルヴァトーレ・グロッソがフランスから密輸された麻薬約40キログラムを1961年に押収した実在の事件をモデルとした作品。
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作品賞のその他の候補作は以下の通り。
時計じかけのオレンジ
屋根の上のバイオリン弾き
ラスト・ショー
ニコライとアレクサンドラ
時計じかけのオレンジ
屋根の上のバイオリン弾き
ラスト・ショー
ニコライとアレクサンドラ
監督賞:ウィリアム・フリードキン『フレンチ・コネクション』
監督賞も「フレンチ・コネクション」のウィリアム・フリードキンが受賞した。
TV局にメッセンジャーボーイとして入り、その後は数々の番組でアシスタントディレクターを務め、1967年に劇場映画デビューした監督。1973年の『エクソシスト』で有名。
TV局にメッセンジャーボーイとして入り、その後は数々の番組でアシスタントディレクターを務め、1967年に劇場映画デビューした監督。1973年の『エクソシスト』で有名。
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他の監督賞ノミネートと作品は以下の通り。
ピーター・ボグダノヴィッチ(ラスト・ショー)
ノーマン・ジュイソン(屋根の上のバイオリン弾き)
スタンリー・キューブリック(時計じかけのオレンジ)
ジョン・シュレシンジャー(日曜日は別れの時)
ピーター・ボグダノヴィッチ(ラスト・ショー)
ノーマン・ジュイソン(屋根の上のバイオリン弾き)
スタンリー・キューブリック(時計じかけのオレンジ)
ジョン・シュレシンジャー(日曜日は別れの時)
主演男優賞:ジーン・ハックマン『フレンチ・コネクション』
1967年の『俺たちに明日はない』(アーサー・ペン監督)で主人公クライドの兄バック役を演じて脚光を浴び、今回の『フレンチ・コネクション』で世界的に知られるようになった。
『フレンチ・コネクション』で演じた粗暴なコワモテ刑事ドイルの愛称「ポパイ」は、現在でも彼の愛称として親しまれている。
『フレンチ・コネクション』で演じた粗暴なコワモテ刑事ドイルの愛称「ポパイ」は、現在でも彼の愛称として親しまれている。
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主演男優賞のノミネートは以下の通り。
ピーター・フィンチ(日曜日は別れの時)
ウォルター・マッソー(コッチおじさん)
ジョージ・C・スコット(ホスピタル)
トポル(屋根の上のバイオリン弾き)
ピーター・フィンチ(日曜日は別れの時)
ウォルター・マッソー(コッチおじさん)
ジョージ・C・スコット(ホスピタル)
トポル(屋根の上のバイオリン弾き)
主演女優賞:ジェーン・フォンダ『コールガール』
『コールガール』は、アラン・J・パクラ監督の出世作であるサスペンス映画。
ジェーン・フォンダはこの賞のほか、第30回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)、第6回全米映画批評家協会賞主演女優賞、第37回ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞を受賞した。
ジェーン・フォンダはこの賞のほか、第30回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)、第6回全米映画批評家協会賞主演女優賞、第37回ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞を受賞した。
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主演女優賞のノミネートは以下の通り。
ジュリー・クリスティ(ギャンブラー)
グレンダ・ジャクソン(日曜日は別れの時)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(クイン・メリー/愛と悲しみの生涯)
ジャネット・サズマン(ニコライとアレクサンドラ)
ジュリー・クリスティ(ギャンブラー)
グレンダ・ジャクソン(日曜日は別れの時)
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(クイン・メリー/愛と悲しみの生涯)
ジャネット・サズマン(ニコライとアレクサンドラ)