『ジキルとハイド』とは
『ジキルとハイド』は、1973年にフジテレビ系列で放送された、丹波哲郎主演のサスペンスドラマです。撮影が完了したのは1970年でしたが、映像の過激さから放送は見送られ、実際に放送されたのは約3年後の1973年1月9日〜4月24日(毎週火曜日)でした。
以下は、DVDを販売するベストフィールドが、公式サイトに掲載している「作品内容」です。
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丹波哲郎主演!五社英雄がメイン監督をつとめ、錚々たるスタッフが集結して制作された伝説のバイオレンス・カルトドラマ。
篠山紀信によるアーティスティックなヌード写真を随所で散りばめるなどのサイケデリックな演出も含め、日本のTVドラマ史上で異色の輝きを放つ野心作。放送から50年の時を経て遂に待望の初ソフト化!
★1970年に完成したものの映像表現の激しさから3年間封印されることとなった昭和の怪作!
★主演の丹波哲郎が自ら企画した意欲作!
★メイン監督は五社英雄、そのほか石田勝心、山際永三らが監督に顔を連ねる!
★篠山紀信の印象的なヌード写真のスチールを随所に散りばめるなど、'70年前後のサイケムードをふんだんに味わえる尖鋭的作品!
★HDポジテレシネにより作成したリマスターから高画質なDVD化を実現!
日本でも有数の総合病院の副院長・慈木留博士(丹波哲郎)は、幻覚作用のある薬の改良に没頭していた。そして、遂には自らを実験台にして、改良した薬を飲んだ瞬間に、背奴(ハイド)という全く別人格の人間となってしまい、凶悪な暴力事件と強姦を繰り返すのだった。だが、慈木留博士に再び戻ると、その間の記憶は全くないのであった…。
『ジキルとハイド』ついにDVD発売!
そんな問題作でしたが、最初の放送から約50年後の2023年6月30日。ついに『ジキルとハイド』のHDリマスター版がDVD化され、販売が開始されました!
本作はこれまで、1973年のテレビ放送(フジテレビ系列)、2001年と2006年のCS放送(ファミリー劇場)の3度しか放送されていません。未視聴の方はもちろんのこと、視聴済の方でも、よりクリアな映像の『ジキルとハイド』を楽しめることでしょう。
本作はこれまで、1973年のテレビ放送(フジテレビ系列)、2001年と2006年のCS放送(ファミリー劇場)の3度しか放送されていません。未視聴の方はもちろんのこと、視聴済の方でも、よりクリアな映像の『ジキルとハイド』を楽しめることでしょう。
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『ジキルとハイド』の主なスタッフ・出演者
以下は、『ジキルとハイド』の主なスタッフと出演者を列挙したものです。
丹波哲郎を筆頭に、五社英雄、長坂秀佳、原信夫とシャープス&フラッツ、篠山紀信、松尾嘉代、露口茂・・・と豪華な面々が名を連ねています。
丹波哲郎を筆頭に、五社英雄、長坂秀佳、原信夫とシャープス&フラッツ、篠山紀信、松尾嘉代、露口茂・・・と豪華な面々が名を連ねています。
スタッフ
企画:丹波哲郎
監督:五社英雄、石田勝心、山際永三、今野勉、村木良彦、西村潔、他
演出:五社英雄
脚本:長坂秀佳(出雲五郎)、大津皓、小川英、他
演奏:原信夫とシャープス&フラッツ
写真:篠山紀信
監督:五社英雄、石田勝心、山際永三、今野勉、村木良彦、西村潔、他
演出:五社英雄
脚本:長坂秀佳(出雲五郎)、大津皓、小川英、他
演奏:原信夫とシャープス&フラッツ
写真:篠山紀信
レギュラー出演
慈木留公彦 博士(ハイド):丹波哲郎
慈木留美奈:松尾嘉代
毛利刑事:露口茂
植木刑事:井上紀明
秋元和代:三笠れい子
ナレーション:中江真司
慈木留美奈:松尾嘉代
毛利刑事:露口茂
植木刑事:井上紀明
秋元和代:三笠れい子
ナレーション:中江真司
ゲスト出演
第1話:小川真司
第2話:山谷初男、須賀不二男、江角英明
第3話:見明凡太朗、三崎千恵子、岸久美子
第4話:横山リエ、中井啓輔
第5話:梅田智子、武藤英司、片岡五郎
第6話:亀谷雅彦、河村祐三子、今福正雄(現:今福将雄)、伊佐山博子(現:伊佐山ひろ子)
第7話:久里千春、中山克巳、沢りつお、斎藤清憲(現:伴大介)
第8話:太地喜和子、関弘子、伊達三郎、中沢治夫(現:剛たつひと)
第9話:吉行和子、佐田豊、福山象三、盛山毅アナウンサー
第10話:池田昌子、本山可久子
第11話:森下哲夫、石井富子(現:石井トミコ)、赤塚真人、畠山麦、福岡正剛
第12話:津田亜矢子、宇佐美淳也、山谷初男、北原文枝、吉水慶
第13話:小林重四郎、川島育恵、石田茂樹
第2話:山谷初男、須賀不二男、江角英明
第3話:見明凡太朗、三崎千恵子、岸久美子
第4話:横山リエ、中井啓輔
第5話:梅田智子、武藤英司、片岡五郎
第6話:亀谷雅彦、河村祐三子、今福正雄(現:今福将雄)、伊佐山博子(現:伊佐山ひろ子)
第7話:久里千春、中山克巳、沢りつお、斎藤清憲(現:伴大介)
第8話:太地喜和子、関弘子、伊達三郎、中沢治夫(現:剛たつひと)
第9話:吉行和子、佐田豊、福山象三、盛山毅アナウンサー
第10話:池田昌子、本山可久子
第11話:森下哲夫、石井富子(現:石井トミコ)、赤塚真人、畠山麦、福岡正剛
第12話:津田亜矢子、宇佐美淳也、山谷初男、北原文枝、吉水慶
第13話:小林重四郎、川島育恵、石田茂樹
『ジキルとハイド』の見どころ
あらすじ
主な登場人物は、慈木留博士(演:丹波哲郎)、20歳以上年下の妻・美奈(演:松尾嘉代)、慈木留家によく出入りする友人・毛利刑事(演:露口茂)の3人。さらに、美奈と毛利はかつて恋人同士だったという若干複雑な関係です。
物語は、慈木留が開発した緑色の薬から始まります。慈木留自身が実験台となって薬を服用すると、彼とは似ても似つかぬ、屈強で凶暴な "ハイド" という若者に大変身。ハイドは、街に出て暴力・強姦、さらには殺人と無慈悲に人を襲います。しかし、慈木留に戻るとその記憶は消失。。。
ハイドを捜査していた毛利は、ハイドの目撃情報から、慈木留とハイドに何らかの関係があることを確信します。最後は、ハイドを追い詰めますが、その結末やいかに。
物語は、慈木留が開発した緑色の薬から始まります。慈木留自身が実験台となって薬を服用すると、彼とは似ても似つかぬ、屈強で凶暴な "ハイド" という若者に大変身。ハイドは、街に出て暴力・強姦、さらには殺人と無慈悲に人を襲います。しかし、慈木留に戻るとその記憶は消失。。。
ハイドを捜査していた毛利は、ハイドの目撃情報から、慈木留とハイドに何らかの関係があることを確信します。最後は、ハイドを追い詰めますが、その結末やいかに。
ハイドへの変身
慈木留博士は59歳。外見と挙動からはもっと老けて見えますが、薬を飲んだ瞬間、見た目30代(という設定)のハイドに変身します。髪の毛は白髪混じりから真っ黒な髪に、体つきはヨボヨボからガッチリとした肉体に変わり、同一人物とは到底思えない別人が誕生します。ただ、衣服まで、白衣から黒いトレンチコートに変わってしまう点は謎です。