シリーズ過激度NO.1「女囚さそり・けもの部屋」
2017年1月25日 更新

シリーズ過激度NO.1「女囚さそり・けもの部屋」

大人気シリーズ「女囚さそり」の第3弾「女囚さそり・けもの部屋」は、1973年に公開されました。今回の「けもの部屋」は、冒頭からもうショッキングシーンの連続です。過激さでいえばシリーズ最高です。過激ではありますが、さそりの笑顔や涙が観られる筆者のお気に入り作品でもあります。殺された女の恨みも背負い、さそりが静かに復讐していく「けもの部屋」を懐かしく振り返ります。

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映画「女囚さそり・けもの部屋」とは?

キャッチコピー「さそりは死んだ…だが!そんな噂を打ち消...

キャッチコピー「さそりは死んだ…だが!そんな噂を打ち消すように恨み女の殺しの牙が、また一人、地獄へ送った」

『女囚さそり/けもの部屋』(じょしゅうさそり/けものべや)は、1973年(昭和48年)7月29日公開の日本映画である。東映製作。女囚さそりシリーズの第三作目である。
手首に腕をぶら下げたまま逃走!今回も衝撃シーンから始ま...

手首に腕をぶら下げたまま逃走!今回も衝撃シーンから始まります!

ナミの手首にぶら下がっているのは大きいストラップでも、クラッチバックでもありません!人の腕です!
via けん
「けもの部屋」は、大人気シリーズになった「女囚さそり」の第3弾です。
全作観ていますが、「けもの部屋」は過激度ナンバーワン!過激さ以外にももちろん見どころはたくさんありますが、シリーズ1、2と極端にセリフが少ない主人公・松島ナミでしたが、今回は結構喋り、泣いたり笑ったりもします。表情豊かまではいきませんが・・・。

おさらい!「女囚さそり」

シリーズ1作目のタイトルは「女囚701号さそり」

シリーズ1作目のタイトルは「女囚701号さそり」

恋人に裏切られた挙句、冤罪によって収監された女囚701号こと「松島ナミ(さそり)」を主人公とした映画シリーズ。収監された刑務所内での看守や女囚による陰惨な私刑(リンチ)や陵辱、刑事による暴力に超人的な精神力と忍耐力で耐え、「怨み」を蓄積していき、最終的には自分を陥れた男達へと復讐を遂げる、といったストーリー。さそりを陥れる男達は刑事や代議士、看守など権力に属する者がほとんどであり、その内容から暴力、陵辱、嫌がらせなど、凄惨かつショッキングなシーンが多い。
伊藤俊也が監督となって製作された第1作から第3作までの3作品は、ガラス張りの床下からのショット、回転する室内セットによる場面転換、暗転などの画面構成が特徴となっている。

★梶芽衣子主演のオリジナル版「女囚さそり」は第4シリーズまで

「女囚さそり 701号怨み節」の動画視聴・あらすじ | U-NEXT (1782940)

女囚701号/さそり(1972年8月25日公開)
監督:伊藤俊也
女囚さそり 第41雑居房(1972年12月30日公開)
監督:伊藤俊也 
女囚さそり けもの部屋(1973年7月29日公開)
監督:伊藤俊也 
女囚さそり 701号怨み節(1973年12月29日公開)
監督:長谷部安春
ちなみに2代目ナミは多岐川由美でした

ちなみに2代目ナミは多岐川由美でした

★原作は篠原とおるの人気コミック

 (1782924)

★主人公の「さそり」こと松島ナミ

漫画のナミ!めちゃくちゃクールビューティー♡

漫画のナミ!めちゃくちゃクールビューティー♡

主演の梶芽衣子もステキです♡

主演の梶芽衣子もステキです♡

主題歌は梶芽衣子が歌う「恨み節」

「怨み節」 梶芽衣子

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