女性向きソフトコア・ポルノとして人気に
エマニュエル・アルサンの小説『エマニュエル夫人』を映画化したもので、当時のフランス映画独特の演劇的な演出と作品全体に漂うアンニュイな雰囲気が絶妙にマッチし、大ヒットを収めた。シルビア・クリステルはこの作品で世界的な名声を獲得する。
監督は元々ファッションフォトグラファーだったジュスト・ジャカンが務め、当時はファッションモデルとして活動しており女優としては全く無名だったシルビア・クリステルをヒロイン役に抜擢する。大々的に初の女性向きソフトコア・ポルノとして宣伝され、特に日本で女性中心に大ヒットした。以後シリーズ化され、後年になってからリメイクもされている。
女性も楽しめるソフトコア・ポルノの古典となった1974年の「エマニエル夫人」はファッション写真家のJust Jaeckin(ジュスト・ジャカン)による芸術的なパステルカラー調の映像が印象的なフランス映画です。 恋の冒険好きな外交官夫人のエマニエルが哲学的自己開発の手段として官能の世界を探求するゴージャスな雰囲気のラヴロマンスです。 場所を替え、相手を替え、手を変え品を変え、そして空想までも含めての房事に耽ります。 当然性描写も盛り沢山で、ヌード有り、レズ有り、壁相手のダブルス・テニスみたいなスカッシュ(squash)後の欲情(発情?)有りですが、なんとソープランドの集団アワ踊りまでご披露します。 そうそう、エマニエル夫人がアヘン屈でアヘン中毒者たちにレイプされたり、勝利者のトロフィーとして進呈されたタイのキックボクシングのエピソードなど変態的なシーンも忘れるわけにはいきません。
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「エマニエル夫人」のあらすじ
Emmanuelle | 1974 | Official Trailer |予告
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バンコクに住む外交官の妻であるエマニエルは、それなりに幸福ではあるが平穏すぎる日常に何処か退屈さを感じていた。そんなある日、エマニエルは知人の紹介で「性の儀式」を受け入れることになる。初めのうちは大人しかった彼女だが、次第に内に秘めた欲望を開花させ、性の解放とその真理を追求するため大胆な女性へと変貌していく…。
Emmanuelle(エマニエル夫人)- Pierre Bachelet - YouTube
音楽に合わせての予告
幻想的?な音楽もまたよいです
幻想的?な音楽もまたよいです
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作品データ
原作 エマニュエル・アルサン
監督 ジュスト・ジャカン
脚本 ジャン=ルイ・リシャール
出演 シルヴィア・クリステル等
公開 1974年(昭和49年)
配給 ヘラルド
時間 91分
監督 ジュスト・ジャカン
脚本 ジャン=ルイ・リシャール
出演 シルヴィア・クリステル等
公開 1974年(昭和49年)
配給 ヘラルド
時間 91分