他にも、夏木マリ、夏八木勲など艶っぽい俳優陣が脇を固めています。
鬼龍院花子の生涯を世に公開させたスタッフ達
監督 五社英雄
脚本 高田宏治
原作 宮尾登美子
製作 奈村協・遠藤武志
製作総指揮 佐藤正之・日下部五朗
音楽 菅野光亮
撮影 森田富士郎
編集 市田勇
製作会社 東映・俳優座映画放送
配給 東映
最初はヒロインが夏目雅子ではなかったらしい・・・。
鬼龍院花子の生涯で、あまりにも存在感を記した女優、夏目雅子が演じた松恵役は、当初は大竹しのぶを五社監督は希望していた。
が、当時の五社監督は評判が悪く、大竹しのぶが断固拒否していたらしい。
長い間、出演交渉を重ねたが、大竹しのぶはうんとは言わない。制作をあきらめかけてた頃、夏目の名が挙がり、五社監督のもとに直接、夏目雅子から出演させてほしいと連絡が来たそうです。
というのは、五社のつくり話で、実際は松恵の役が出来たらラッキーと愛くるしい笑顔で言われた姿を見て抜擢することになったそうです。
が、当時の五社監督は評判が悪く、大竹しのぶが断固拒否していたらしい。
長い間、出演交渉を重ねたが、大竹しのぶはうんとは言わない。制作をあきらめかけてた頃、夏目の名が挙がり、五社監督のもとに直接、夏目雅子から出演させてほしいと連絡が来たそうです。
というのは、五社のつくり話で、実際は松恵の役が出来たらラッキーと愛くるしい笑顔で言われた姿を見て抜擢することになったそうです。
鬼龍院花子の生涯はいい評判ばっかりでした。
なめたらいかんぜよ!
本作のヒットを受けて原作者の宮尾登美子の著書が次々に映像化されたが、本作を凌駕することは到底敵わなかった。
夏目雅子の透明感のある美しさもさることながら、この当時、女ざかりを迎えていたであろう岩下志麻、夏木マリ、中村晃子ら豪華女優陣の、百花繚乱とも言える美の共演は見逃せない。
そして仰々しい演技で土佐の侠客・鬼政と同化した仲代達矢は、従来の任侠映画の主人公にはなかった、男の持つスケベ根性をスクリーンに曝け出してみせる。
淫猥な男がいて、妖艶な女がいて、そこから五社英雄の「性」の匂いでむせ返る画作りが始まる。
ちなみに今年は27歳の若さで急逝した夏目雅子の没後30年にあたる年だ。月日が経つのはほんま早い。
今、彼女が生きていたら一体どんな女優さんになっていたか、と思うと残念な気持ちでいっぱいになる。
女の業
夏目雅子以外の岩下志麻さんや夏木マリ、花子...。
出てくる女全てかっこいい。
夏目雅子の「なめたらいかんぜよ」には
感動以外のしようがありません。
あの伝説の名せりふ
一度は観たかった名作をTVでたっぷり堪能。
今さら知る…《鬼龍院花子》は、亡き名女優、夏目雅子の役名じゃないのね(汗)
土佐の鬼政こと鬼龍院政五郎。大正〜昭和初期実在の侠客がモデル。夏目雅子演じる主人公は、子供がいない鬼政にもらわれた養女・松恵だ。
幼い頃から松恵は、酷薄な鬼政の下で虐げられる。実の娘・花子の誕生後は、さらに辛い立場に。
それにしても。強烈に破天荒な鬼政=仲代達矢はじめ、主要キャストの激しさたるや!イメージをいとわず、この壮絶な世界を演じきれる役者が今、何人いるだろう。
もちろん、松恵=夏目雅子も、ただの薄幸の美女ではない。運命と闘い、堅気の男を愛する。それでいて、大嫌いな鬼龍院家を断固支え、盛衰を見届ける。
何者にも決して屈せず、信じた道を貫く。一見相容れない義理の父娘が実は、同じ誇り高き侠客魂の持ち主なのだ。鬼政が、この養女こそ実の娘より《鬼龍院花子》の名にふさわしいと気づき、松恵が憎んだ養父への敬意を口にする時、滅びの刻が来る。
最近、邦画が好調らしい。今風の洗練されたお味もいいけど、昔ながらの濃ゆ〜い味つけだって負けてない。三十年前でも「なめたらいかんぜよ!」…失礼しました(*^.^*)
お家でも手軽にBlue-Rayで見ることも出来ますよ。
via www.amazon.co.jp
Amazon.co.jp | 鬼龍院花子の生涯 [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - 仲代達矢, 夏目雅子, 岩下志麻, 丹波哲郎, 五社英雄
¥3,772
Amazon.co.jp | 鬼龍院花子の生涯 [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - 仲代達矢, 夏目雅子, 岩下志麻, 丹波哲郎, 五社英雄
鬼龍院花子の生涯を振り返ったまとめ
鬼龍院花子の生涯は、1984年と2010年にテレビドラマ化もされるほどの引きつける話です。
波乱万丈なこの物語を、テレビでは表現できない中身をこの映画は表現しているでしょう。この映画で、のちの極妻シリーズなど、女性の目線から見た人間ドラマを表現した映画が世に出たと言えるのです。
波乱万丈なこの物語を、テレビでは表現できない中身をこの映画は表現しているでしょう。この映画で、のちの極妻シリーズなど、女性の目線から見た人間ドラマを表現した映画が世に出たと言えるのです。
この映画は、五社英雄監督の復帰作でもあり、夏目雅子を女優としての銀幕へ押し出す作品、また、東映の任侠映画から一新させた新たな東映映画の一歩でもあるのです。
この映画に携わった方の意気込みというものが、名作を生んだ原動力ではないでしょうか。
この映画に携わった方の意気込みというものが、名作を生んだ原動力ではないでしょうか。
via www.ijindou.com
大正、昭和の日本というものも、この映画で見えてくるものもあるのではないでしょうか。
あらためて、鬼龍院花子を見て、夏目雅子の美しさに惚れ惚れするもよし。
仲代達也の男の色気を感じるもよし。
様々な楽しみ方もできる作品なので、ぜひ、もう一度見てみてください。
あらためて、鬼龍院花子を見て、夏目雅子の美しさに惚れ惚れするもよし。
仲代達也の男の色気を感じるもよし。
様々な楽しみ方もできる作品なので、ぜひ、もう一度見てみてください。