コングと大蛇が戦っている間に、仲間の探検隊が無事にドワンを救出!
ドワンを追って来たコングだったが、人間の罠にかかり、ドラムカン入りの麻酔薬で眠らされ捕獲されてしまう。
ドワンを追って来たコングだったが、人間の罠にかかり、ドラムカン入りの麻酔薬で眠らされ捕獲されてしまう。
石油採掘用に用意していた巨大タンカーで、ニューヨークへ輸送されるコング。
あのビートルズが演奏したことでも有名なシェアスタジアムで、コングを見世物にして大金を稼ごうというのだ。
あのビートルズが演奏したことでも有名なシェアスタジアムで、コングを見世物にして大金を稼ごうというのだ。
甲板に立ち、心配そうにコングを見守るドワン。
やがて彼女のスカーフが風で飛ばされ、その匂いでコングが目覚める。
やがて彼女のスカーフが風で飛ばされ、その匂いでコングが目覚める。
via 滝口アキラ
先ほどケンカを売っていた態度とは違って、やさしくコングに語りかけるドワン。その目には涙が・・・。
いかがだろう?、後編に期待を持たせる素晴らしい前編のエンディングではないか。
いかがだろう?、後編に期待を持たせる素晴らしい前編のエンディングではないか。
via 滝口アキラ
残念ながら後編掲載号が入手出来なかったのだが、次号予告にもある通り、後編では映画と同様に都会でのコングの大暴れが描かれている。。
漫画と一緒に掲載されていた、「新作キングコングのすべて」という11ページの特集記事より。
コングの身体データや、コングの棲む島の見取り図など、非常に貴重な資料や情報が満載!
ちなみに、76年版コングの身長は20メートルであることが判る。
ちなみに、76年版コングの身長は20メートルであることが判る。
via 滝口アキラ
この前編掲載号には、漫画の他にも10ページのキンコング大百科が掲載されていた。
島の図解やコングの能力の紹介などは、今見ても非常に資料的価値が高く貴重な資料となっている。
この頃の月刊少年マガジンでは、こうした映画のコミカライズに力を入れていて、他にもあの名作「ロッキー」や、大林宣彦監督の「ハウス」などが掲載されていた。
島の図解やコングの能力の紹介などは、今見ても非常に資料的価値が高く貴重な資料となっている。
この頃の月刊少年マガジンでは、こうした映画のコミカライズに力を入れていて、他にもあの名作「ロッキー」や、大林宣彦監督の「ハウス」などが掲載されていた。
映画を越える感動!幻の一峰大二先生版「キングコング」漫画って?
続いて紹介するのは、もはや映画の100倍素晴らしい!と言っても過言では無い、一峰大二先生による「キングコング」のコミカライズ版だ!
実は映画ではヘリコプター止まりで、ポスタービジュアルの様にジェット戦闘機を握り潰す!というファン待望のシーンは実現しなかった。
しかし、この漫画ではそれ以上のことをやってのけている!果たして、気になるその内容とは、いったいどんな物なのだろうか?
実は映画ではヘリコプター止まりで、ポスタービジュアルの様にジェット戦闘機を握り潰す!というファン待望のシーンは実現しなかった。
しかし、この漫画ではそれ以上のことをやってのけている!果たして、気になるその内容とは、いったいどんな物なのだろうか?
別冊テレビランド掲載版「キングコング」の概略
本作が掲載されたのは、別冊テレビランドの1976年12月号。
少年マガジンとは違いコングの迫力あるイラスト図解が、扉絵に加えてカラーで数ページ掲載されていた。
ただ、こちらも非常に入手が困難なため、今回資料として使用したのはこちらの本になる。
少年マガジンとは違いコングの迫力あるイラスト図解が、扉絵に加えてカラーで数ページ掲載されていた。
ただ、こちらも非常に入手が困難なため、今回資料として使用したのはこちらの本になる。
こちらは香港で発行されていた物。
テレビランドに掲載されていたカラーイラストや、映画の写真なども収録されているスグレ物。別冊テレビランド自体の入手が現在では困難なため、セリフが中文に訳されていても、内容の確認には非常に役立つ。
via 滝口アキラ
これは香港に旅行した際に下町の古本屋で偶然発見した、「キングコング」の香港版コミカライズ雑誌。中身は一峰大二先生のテレビランド版「キングコング」を中文訳で収録した物なのだが、形態がアメコミ誌の様に薄い中綴じ本になっているため、ページ数の関係で見開き2ページを1ページに収録する!という苦肉の策が取られているのが珍しい。