相撲にかける情熱は人一倍の国光海は闘志を見込まれ相撲部屋へ!
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幼い頃に両親を亡くすという辛い経験をした国光海は、地元の網元達に引き取られて立派な男に成長しました。小柄でお調子者だが相撲が大好きな少年で、相撲の北海道大会に出場し優勝します。持ち前の身の軽さが功を奏し掴んだ栄光は国光海を奮い立たせるも、予想に反して角界の関係者から見向きもされませんでした。
スカウトの声一つ掛からないことに落ち込んでいた時、国光海の底知れぬ闘志を見込んで千歳部屋の親方が手を差し伸べてくれます。しかし変化に頼ってばかりの相撲では角界の頂点には立てないと、遠慮のない厳しい指摘をされてしまいました。その後は兄弟子と衝突したりと負けず嫌いな熱血漢故にトラブルを起こしますが、自分なりに反省し軌道修正していきます。
スカウトの声一つ掛からないことに落ち込んでいた時、国光海の底知れぬ闘志を見込んで千歳部屋の親方が手を差し伸べてくれます。しかし変化に頼ってばかりの相撲では角界の頂点には立てないと、遠慮のない厳しい指摘をされてしまいました。その後は兄弟子と衝突したりと負けず嫌いな熱血漢故にトラブルを起こしますが、自分なりに反省し軌道修正していきます。
ハンパ相撲から突きや押しなどを極める正統派相撲の道へシフト!
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国光海をスカウトした千歳部屋親方は優しく面倒見がいいが、何よりも正統派相撲を重視する人物です。最初は反発心もあった国光海ですが、持ち前のど根性で突きや押しなどの相撲の王道となる技をコツコツと学んでいきます。熱心に技を研究し続けたお蔭で、正統派相撲で勝てるようになりました。
その後の国光海は新人戦の決勝まで無敗で、決勝戦で心技体を兼ね備えた強力なライバル・石塚竜二に負けるも再戦の末勝利します。石塚は十年に一人と言われる逸材なだけあり、国光海の最大のライバルと言っても過言ではありません。石塚が成長すれば国光海も成長する、2人共どこまで大きくなるか分からないです。
その後の国光海は新人戦の決勝まで無敗で、決勝戦で心技体を兼ね備えた強力なライバル・石塚竜二に負けるも再戦の末勝利します。石塚は十年に一人と言われる逸材なだけあり、国光海の最大のライバルと言っても過言ではありません。石塚が成長すれば国光海も成長する、2人共どこまで大きくなるか分からないです。
本作のラストは「十両昇進」をかけたライバルとの取り組み!最後に勝つのは勿論主人公!
お調子者でハンパ相撲しか取らない国光海が目指していた相撲取りの頂点・横綱。残念ながら本作は3巻で終わるので横綱になれるかどうかまでは描かれていません。しかし最後はライバル石塚を破り十両昇進!さあこれからだというところで物語は幕を閉じます。若干ボリューム不足と感じる人もいると思いますが、十両昇進が決定した際に髷を結っている姿は実に男前です。どんな課程を経て小物が大物に成長していくかのストーリーを、楽しむ分には十分ではないかと思います。
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原作:七三太郎
漫画:前川たけし
出版社:講談社
単行本:全3巻
第1巻(1991年3月発行)
第2巻(1991年4月発行)
第3巻(1991年6月発行)