35周年を迎える角松敏生がデビューアルバム「SEA BREEZE」をリミックス発売
2016年7月22日 更新

35周年を迎える角松敏生がデビューアルバム「SEA BREEZE」をリミックス発売

2016年で35周年を迎える角松敏生がデビューアルバム「SEA BREEZE」をリミックスアルバムとして発売することが決定。当時の音源を生かしつつ、歌を再録音、角松の手でミックスが施される。ボーナストラックには当時の未発表音源を収録する。

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2016年で35周年を迎える角松敏生

角松敏生(かどまつ としき)

角松敏生(かどまつ としき)

1960年8月12日、東京都生まれ
シンガー・ソングライター/プロデューサー。
1981年にシングル「YOKOHAMA Twilight Time」とアルバム『シー・ブリーズ』でデビュー。
都会的で洗練されたAORやブラック・コンテンポラリー色の濃いサウンドで注目を浴びる。
杏里「悲しみが止まらない」、中山美穂「You're My Only Shinin' Star」など楽曲提供も数多い。
1995年、新人ボーカリスト発掘プロジェクト、VOCALANDを立ち上げる。
1997年には長万部太郎名義で謎の覆面バンド“AGHARTA”として発表した「WAになっておどろう」がヒット、V6にもカヴァーされた。
歌手としての活動を休止していたが、1998年に再開。
楽曲制作、プロデュース、ツアーと精力的に活動している。

角松敏生、デビューアルバム「SEA BREEZE」をリミックス発売

「SEA BREEZE」は、作詞作曲は角松自身が手掛けているが、デビューアルバムということで、編曲やプロデュースには関わっておらず、演奏は数々の名スタジオプレイヤーを迎え制作されたアルバム。今でもライブの定番曲「Still, I'm In Love With You 」や「Wave」などが収録されており、デビューの初々しい歌声が聴ける作品である。
角松敏生『Sea Breeze』

角松敏生『Sea Breeze』

1981年6月21日に発売
村上Ponta秀一、後藤次利、斎藤ノブ、鈴木茂、EPOなど豪華ミュージシャンがバックをつとめた1stアルバム。
【収録曲】
1. Dancing Shower
2. Elena
3. Summer Babe
4. Surf Break
5. YOKOHAMA Twilight Time
6. City Nights
7. Still I’m In Love With You
8. WAVE

Still I'm in Love With You 角松敏生

角松が19歳の時に、当時年上の彼女と別れ、心を痛めていた友人の為に作った曲「Still I'm In Love With You」。
この曲を聴いたトライアングルプロダクション社長・音楽プロデューサーの藤田浩一の誘いでデビューを果たすことになった。
角松敏生本人的には当時の力量不足によるボーカルテイクに心残りを持っていたという。
そこで35周年イヤーのタイミングでリミックスアルバム「SEA BREEZE 2016」として再発売することが企画された。

「SEA BREEZE 2016」は、当時のアナログマルチをアーカイブし、ドラム・村上“ポンタ”秀一、パーカッション・斉藤ノブ、ギター鈴木茂、ベース後藤次利などベテランを始め、パラシュート、佐藤準、ジェイク・コンセプション、EPO、浦田圭司など豪華ミュージシャンの当時の音源を生かしつつ、歌を再録音、角松の手でミックスが施される。
ボーナストラックには当時の未発表音源を収録する。

「SEA BREEZE 2016」リリース情報

2016年3月16日発売
【初回生産限定盤(CD2枚組)】
BVCL-707/8 3,700円+税
【通常盤】
BVCL-709 2,800円+税

「SEA BREEZE 2016」初回生産限定盤は世界初の試み

初回生産限定盤は、マスター型レーザーターンテーブル(集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械)で当時のアナログLPを読み取り、リマスタリングしたCDとの2枚組として発売する。

レーザーターンテーブルは、レコードに傷を付けず、録音時の音を忠実に再現できる点が大きな特徴。既に針で傷んでしまった多くのレコードも読み取れるほか、演奏中の衝撃による音飛びや、ハウリングといった問題もほとんど発生しないとのこと。出力まで一切デジタル変換せず、レコードの良さをアナログのままで忠実に再現するという。

マスター型レーザーターンテーブルを使用したCD発売は世界初の試みである。
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