まずはこの車から!?ダイハツ・ミラクオーレ
80年代後半から90年代前半にかけて、まず大学生がお金を貯めて買うクルマと言えば、ダイハツミラクオーレの中古車だった。街中でも多く見かけられたダイハツ・ミラクオーレについてプレイバックしてみましょう。
L55ミラ前期CM - YouTube
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ダイハツ ミラクオーレとは?
ダイハツ ミラ・クオーレとは、1980年に発売されたダイハツ社の経自動車。トランスミッションは4速/5速MTと2速セミATの3タイプが発売された。
via ameblo.jp
何故?ミラ・クオーレが主流だったのか?
ミラ・クオーレは、乗用車ではなく商用車扱い。発売当時(1980年)乗用車は物品税がかかったが、商用車は非課税だったため、1980年代後半、中古車のミラ・クオーレが他の乗用車にはない格安で出回っていたため。
物品税(ぶっぴんぜい)は間接税、個別消費税の一種である。
乗用車
普通乗用車(3ナンバー車) - 23%
小型乗用車(5ナンバー車) - 18.5%
軽乗用車 - 15.5%
商用車
トラック、バスなど - 原則として非課税(軽ボンネットバンを除く)
軽ボンネットバン - 非課税だったが、1980年代以降より乗用車として幅広く普及したため5.5%に課税
1989年(平成元年)4月1日の消費税法施行に伴い、廃止された。
80年代後半、クルマがないと男はモテなかった!
80年代後半、トレンディドラマでも主人公のイケメンが、クルマで彼女を迎えに来たりして、クルマがないと男はモテない!という風潮になっていた。
できる事なら、デートカーとまで言われていたトヨタの「セルシオ」や日産の「シーマ」などを所有したかったが、中古車でも学生では手が届かないほどの高値だったため、まずはダイハツのミラ・クオーレからというのが主流に。社会人になったらセルシオやシーマを買うからというのが、決まり文句だった。
それでも、クルマを持っていない人に比べたらモテ度が違ったものです。
できる事なら、デートカーとまで言われていたトヨタの「セルシオ」や日産の「シーマ」などを所有したかったが、中古車でも学生では手が届かないほどの高値だったため、まずはダイハツのミラ・クオーレからというのが主流に。社会人になったらセルシオやシーマを買うからというのが、決まり文句だった。
それでも、クルマを持っていない人に比べたらモテ度が違ったものです。
via car-me.jp
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広告ポスターもレトロな感じ!?
「大きなスペース」とありますが、大きめの男性だと、ジャストフィットにはまってしまうような小ささで、乗っていると言うよりは、押し込まれている感じがした。
今の軽自動車と比較すると、断然小さかったが、それでもお宝だった。
今の軽自動車と比較すると、断然小さかったが、それでもお宝だった。
映画「イニシエーション・ラブ」にも登場!
1986年~1987年を舞台とした、松田翔太、前田敦子主演の映画「イニシエーション・ラブ」にもミラ・クオーレが登場。学生の「たっくん」が、買ったクルマがボロボロのミラ・クオーレだった。