「ひらけ!ポンキッキ」の誕生
「ひらけ!ポンキッキ」は1969年に誕生したアメリカの子ど向け番組『セサミストリート』に影響を受け、当時フジテレビの社長だった鹿内信隆さんが幼児教育番組開発を社内で依頼しました。1971年から研究を始め、一定の成果が出たため、1973年4月から放送がスタートしました。対象年齢は3歳から6歳です。
タイトルの由来は、フジテレビの元社長の浅野賢澄さんが小説を書くのが好きで、趣味の小説に登場していた「ポンキッキ博士」という名前が気に入っていたため、番組名に採用したそうです。
「ひらけ!」というのは「セサミストリート」からきていて「ひらけゴマ」から取っています。由来を聞くとなかなか面白いですね。
「ごま横丁」という案もあったそうですが、「ひらけ!ポンキッキ」でよかったですね。
タイトルの由来は、フジテレビの元社長の浅野賢澄さんが小説を書くのが好きで、趣味の小説に登場していた「ポンキッキ博士」という名前が気に入っていたため、番組名に採用したそうです。
「ひらけ!」というのは「セサミストリート」からきていて「ひらけゴマ」から取っています。由来を聞くとなかなか面白いですね。
「ごま横丁」という案もあったそうですが、「ひらけ!ポンキッキ」でよかったですね。
放送時間は?
「ひらけ!ポンキッキ」は放送開始当初の1973年から1975年9月まではお昼の14:00~14:30に放送されていました。今ではこの時間に子供番組が放送されることはまずないですよね。
1975年に08:15 - 08:45になり、その後は8:00~になったり、7:45からになったりもしましたが朝の放送になりました。
放送時間を変えながら1973年から1993年まで20年間放送されました。
その後、「ポンキッキ-ズ」とタイトルを変え2001年まで放送されました。その後、2005-2006年に復活し、Ⅱ017-2018年まではBSで放送されました。「ポンキッキーズ」は対象年齢を小学生にまで広げています。最初は朝放送されていますがその後、夕方の放送になりました。俳優、ミュージシャン、お笑い芸人、文化人なども登場し、豪華でしたね。
一方、NHK教育テレビ(当時)の「おかあさんといっしょ」は1976年から9:30 - 9:55になっていました。「ポンキッキ」を見て、少し経ったら今度は「おかあさんといっしょ」を見る、という子供も多かったのではないかと思います。(「おかあさんといっしょ」の放送時間は現在は変更になっています)
1975年に08:15 - 08:45になり、その後は8:00~になったり、7:45からになったりもしましたが朝の放送になりました。
放送時間を変えながら1973年から1993年まで20年間放送されました。
その後、「ポンキッキ-ズ」とタイトルを変え2001年まで放送されました。その後、2005-2006年に復活し、Ⅱ017-2018年まではBSで放送されました。「ポンキッキーズ」は対象年齢を小学生にまで広げています。最初は朝放送されていますがその後、夕方の放送になりました。俳優、ミュージシャン、お笑い芸人、文化人なども登場し、豪華でしたね。
一方、NHK教育テレビ(当時)の「おかあさんといっしょ」は1976年から9:30 - 9:55になっていました。「ポンキッキ」を見て、少し経ったら今度は「おかあさんといっしょ」を見る、という子供も多かったのではないかと思います。(「おかあさんといっしょ」の放送時間は現在は変更になっています)
「ひらけ!ポンキッキ」はどんな内容だった?
via www.amazon.co.jp
「ひらけ!ポンキッキ」を見ていた、という記憶はあっても幼い頃のことなので内容はよく覚えていない、という人も多いかもしれません。
改めて内容を見てみましょう。
スタジオにいるおねえさんとガチャピン、ムック(他に進行役やおにいさんがいる時代も)の掛け合いがメインで、間に歌やアニメ、実写映像などがありました。
自然・社会・言葉・数・しつけ・リズム・感覚の7つのカリキュラムを取り入れていたのでしつけのコーナーやミニコーナーで文字や数字、色などを紹介するコーナーもありました。
「知育」というのは最近生まれたような言葉に感じますが、昔から取り入れられていたんですね。
スタジオのガチャピン、ムックのやり取りも楽しいので自然と頭に入っていく感じでした。ガチャピン、ムックもボケと突っ込みでキャラが確立されていて、ガチャピンは当初はのんびりした内気な性格だったのですが(目がものがたっていますね)、だんだんとスポーツ万能で好奇心旺盛なキャラに変わっていきました。
1988年3月まではペギー葉山さんが出演していました。その後の5年間は主題歌がアイドルになったり、光GENJIが登場し歌うなど、ちょっと内容が変わっています。なので世代によって番組に持つイメージが違うかもしれませんね。
改めて内容を見てみましょう。
スタジオにいるおねえさんとガチャピン、ムック(他に進行役やおにいさんがいる時代も)の掛け合いがメインで、間に歌やアニメ、実写映像などがありました。
自然・社会・言葉・数・しつけ・リズム・感覚の7つのカリキュラムを取り入れていたのでしつけのコーナーやミニコーナーで文字や数字、色などを紹介するコーナーもありました。
「知育」というのは最近生まれたような言葉に感じますが、昔から取り入れられていたんですね。
スタジオのガチャピン、ムックのやり取りも楽しいので自然と頭に入っていく感じでした。ガチャピン、ムックもボケと突っ込みでキャラが確立されていて、ガチャピンは当初はのんびりした内気な性格だったのですが(目がものがたっていますね)、だんだんとスポーツ万能で好奇心旺盛なキャラに変わっていきました。
1988年3月まではペギー葉山さんが出演していました。その後の5年間は主題歌がアイドルになったり、光GENJIが登場し歌うなど、ちょっと内容が変わっています。なので世代によって番組に持つイメージが違うかもしれませんね。
番組から生まれた名曲
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「ひらけ!ポンキッキ」には歌のコーナーもあり、ここから数々の名曲が誕生しています。中でも有名なのは1975年の「およげ!たいやきくん」でしょう。日本におけるシングルレコード売上1位の記録を持っていますよ。
歌と一緒に流れるアニメーションも印象的だったので当時番組を見ていた人はきっと覚えているでしょう。
他にも、「いっぽんでもニンジン」「はたらくくるま」「まる・さんかく・しかく」などは今でも定番で歌われている子供の人気曲ですね。他にも「パタパタママ」「ホネホネ・ロック」などもありました。
さらに田原俊彦さんの「NINJIN娘」など、有名人が歌っている歌も多かったです。今ではNHKでも「みんなのうた」で著名なアーティストの曲があったりしますがこの時代に子供向け番組の曲で有名人を起用していたのは民放ならではという感じもします。
歌と一緒に流れるアニメーションも印象的だったので当時番組を見ていた人はきっと覚えているでしょう。
他にも、「いっぽんでもニンジン」「はたらくくるま」「まる・さんかく・しかく」などは今でも定番で歌われている子供の人気曲ですね。他にも「パタパタママ」「ホネホネ・ロック」などもありました。
さらに田原俊彦さんの「NINJIN娘」など、有名人が歌っている歌も多かったです。今ではNHKでも「みんなのうた」で著名なアーティストの曲があったりしますがこの時代に子供向け番組の曲で有名人を起用していたのは民放ならではという感じもします。
さまざまなアニメも放送!
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さらに、コーナードラマとしてアニメや人形劇なども放送されていました。これらが放送されるようになったのは1988年以降ですね。以前は物語性は重視しないという方針でした。
Plonstersというドイツのクレイアニメや、ポンキッキ 名作ワールドとして童話が放送されていたりもしました。
1990年からは「きかんしゃトーマスとなかまたち」が放送。放送局を替えて現在も放送されている「きかんしゃトーマス」ですが、最初に放送されたのは「ポンキッキ内」だったんですね。
人気が高かったため、トーマスはポンキッキーズにも引き継ぎ、2007年まで放送されていました。
人気アニメや歌を生み出した「ひらけ!ポンキッキ」。大人になった今、また見てみたい番組です。
Plonstersというドイツのクレイアニメや、ポンキッキ 名作ワールドとして童話が放送されていたりもしました。
1990年からは「きかんしゃトーマスとなかまたち」が放送。放送局を替えて現在も放送されている「きかんしゃトーマス」ですが、最初に放送されたのは「ポンキッキ内」だったんですね。
人気が高かったため、トーマスはポンキッキーズにも引き継ぎ、2007年まで放送されていました。
人気アニメや歌を生み出した「ひらけ!ポンキッキ」。大人になった今、また見てみたい番組です。
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CX-DTV Kids 2023/5/19 08:17
「beポンキッキ」とかが一番新しい記憶に