via pixabay.com
1時間後、
「はい、停まりましたぁ」
「よおし、よしよし」
とトラックをGET。
7時間かけて150kmを移動し、とうとうインドの首都、デリーに到着した。
「サンキュー」
「ありがとうございました」
運転手に感謝した2人は、お金に余裕があったため、野宿ポイントではなくホテル探し。
「ああ、なんかチープそうだな」
といいながら、「ガンジーゲストハウス」に入っていき、フロントで1泊135ルピー(470円)といわれ宿泊決定。
部屋に入ると
「マイルームだ、マイルーム」
と喜び、さらにホテルのレストランで食事をして2人で30ルピー。
「カレー以外のものって久しぶりだよ」
「はい、停まりましたぁ」
「よおし、よしよし」
とトラックをGET。
7時間かけて150kmを移動し、とうとうインドの首都、デリーに到着した。
「サンキュー」
「ありがとうございました」
運転手に感謝した2人は、お金に余裕があったため、野宿ポイントではなくホテル探し。
「ああ、なんかチープそうだな」
といいながら、「ガンジーゲストハウス」に入っていき、フロントで1泊135ルピー(470円)といわれ宿泊決定。
部屋に入ると
「マイルームだ、マイルーム」
と喜び、さらにホテルのレストランで食事をして2人で30ルピー。
「カレー以外のものって久しぶりだよ」
via pixabay.com
翌日、81日目、次なる国、パキスタンの大使館へいってビザを申請。
すると即日、発行!
しかも無料!
喜んで大使館を出た有吉が
「やっとインド出れる感じがしてきたよ」
というと
「なっがいよ、インドも」
「なっげえよ、インドも」
と2人はハモり、
「ヨシッ!」
「よしっ!」
は完全に一致。
すると即日、発行!
しかも無料!
喜んで大使館を出た有吉が
「やっとインド出れる感じがしてきたよ」
というと
「なっがいよ、インドも」
「なっげえよ、インドも」
と2人はハモり、
「ヨシッ!」
「よしっ!」
は完全に一致。
via pixabay.com
喜んだのもつかの間、パキスタンの次の国、イランのビザもデリーで取得しておかなくてはならないと聞いて、その足でイラン大使館へ向かうと
「1人、1750ルピーです」
といわれてしまい、撃沈。
ビザ代、2人で3500ルピー(12000円)
所持金は、200ルピー(700円)
この時点で所持金は200ルピー。
ハッピーだったパキスタン大使館と一変、イラン大使館を出ると毒づき始めた。
「そんな大金、知らねえよ」
(森脇)
「だってカーペット工場で1週間やって500とか600ルピーだろ」
(有吉)
「600」
(森脇)
「2ヵ月かかるよ」
(有吉)
「1人、1750ルピーです」
といわれてしまい、撃沈。
ビザ代、2人で3500ルピー(12000円)
所持金は、200ルピー(700円)
この時点で所持金は200ルピー。
ハッピーだったパキスタン大使館と一変、イラン大使館を出ると毒づき始めた。
「そんな大金、知らねえよ」
(森脇)
「だってカーペット工場で1週間やって500とか600ルピーだろ」
(有吉)
「600」
(森脇)
「2ヵ月かかるよ」
(有吉)
via pixabay.com
1日は働いて50ルピーが常識のインドで、3500ルピーもの大金を稼ぐことなどできるのか。
しかし働く以外ない。
「I want job」
「We are Job Less」
と書いた紙を持って街頭に立って車ではなく仕事探し。
2時間経ってもなんの収穫も得られず、あえなく撤退。
仕事探し2日目もまったく見つかる兆しナシ。
仕事探し3日目、残っていた200ルピーは飲食でなくなり、ついに所持金0。
「全然ダメだ」
「今日、食わないと死ぬぞ」
2人は体力温存のために交替で立つことにした。
しかし働く以外ない。
「I want job」
「We are Job Less」
と書いた紙を持って街頭に立って車ではなく仕事探し。
2時間経ってもなんの収穫も得られず、あえなく撤退。
仕事探し2日目もまったく見つかる兆しナシ。
仕事探し3日目、残っていた200ルピーは飲食でなくなり、ついに所持金0。
「全然ダメだ」
「今日、食わないと死ぬぞ」
2人は体力温存のために交替で立つことにした。
via pixabay.com
猿岩石が最大のピンチを迎えていたとき、2人の日本人ミュージシャンがインドに降り立った。
それは爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野とギタリスト、パッパラー河合。
空港を出た彼らは、番組スタッフから2枚のボードを受け取った。
1枚目
猿岩石の2人の顔写真とヒンディー語で
「この2人組を知りませんか」
というメッセージ。
2枚目
ヒンディー語で
「私たちは日本のミュージシャンです。
決して怪しい者ではありません」
2人はそれを1枚ずつ、首から下げた。
そしてスタッフが
『じゃあ、車を探しましょう』
というとサンプラザ中野は
「車を探しましょう?
もしかして・・・?
やられた?」
といって崩れ落ちた。
こうして新企画「猿岩石を追い求め 爆風スランプ in デリー」がスタートした。
via pixabay.com
『人探しに車は不可欠ですから・・・』
というスタッフに2人は貸し切りバスを探すことに。
バスターミナルに向かって歩いていると客引きの男性が近づいてきた。
『デリーまで?』
「イエス」
『デリーまで行きます』
「ハウマッチ?」
『1人20ルピー(70円)です』
これは安いと思い、案内されたバスに乗り込もうとしたが中は先客でいっぱい。
「すごい、いっぱい乗ってる」
(パッパラー河合)
「じゃあ、やめよう」
(サンプラザ中野)
というスタッフに2人は貸し切りバスを探すことに。
バスターミナルに向かって歩いていると客引きの男性が近づいてきた。
『デリーまで?』
「イエス」
『デリーまで行きます』
「ハウマッチ?」
『1人20ルピー(70円)です』
これは安いと思い、案内されたバスに乗り込もうとしたが中は先客でいっぱい。
「すごい、いっぱい乗ってる」
(パッパラー河合)
「じゃあ、やめよう」
(サンプラザ中野)
via pixabay.com
2人はアッサリあきらめ、次のバスへ。
「デリーに行きたいんだけど。
トゥ・デリー」
『5000ルピー』
「プリーズ・ディスカウント。
2000ルピー」
『3000ルピー』
これで交渉成立。
バスに乗り込むと
『これが最新情報です』
とスタッフに手渡されたメモに猿岩石の宿泊先の名前と住所が書いてあった。
「ガンジーゲストハウス!」
(サンプラザ中野)
「もう楽勝じゃないんですか?
すぐに会えますよ」
(パッパラー河合)
楽観的な2人を乗せてバスは、ガンジーゲストハウスへ向かった。
「デリーに行きたいんだけど。
トゥ・デリー」
『5000ルピー』
「プリーズ・ディスカウント。
2000ルピー」
『3000ルピー』
これで交渉成立。
バスに乗り込むと
『これが最新情報です』
とスタッフに手渡されたメモに猿岩石の宿泊先の名前と住所が書いてあった。
「ガンジーゲストハウス!」
(サンプラザ中野)
「もう楽勝じゃないんですか?
すぐに会えますよ」
(パッパラー河合)
楽観的な2人を乗せてバスは、ガンジーゲストハウスへ向かった。
via pixabay.com
バスが近くまでくると爆風スランプは降り、徒歩で細い路地の奥へと向かっていった。
そしてガンジーゲストハウスを発見。
昼間なのに暗くて細い通路を入っていき、
「ハロー」
と誰もいないフロントで呼びかけると男性が現れた。
そして
『どうぞ』
と招き入れられたので、
(もしや、いるのか?)
(もう感動の対面か!)
と期待したが、イスのある場所に通されただけだった。
そこでメッセージボードをみせると
『もうチェックアウトしたよ。
どこにいるのかは、わからない』
いきなり手がかりがなくなって、この後、どうしたらいいかわからない2人は、男性に
『外国人登録所に行けば?』
とアドバイスを受けた。
そしてガンジーゲストハウスを発見。
昼間なのに暗くて細い通路を入っていき、
「ハロー」
と誰もいないフロントで呼びかけると男性が現れた。
そして
『どうぞ』
と招き入れられたので、
(もしや、いるのか?)
(もう感動の対面か!)
と期待したが、イスのある場所に通されただけだった。
そこでメッセージボードをみせると
『もうチェックアウトしたよ。
どこにいるのかは、わからない』
いきなり手がかりがなくなって、この後、どうしたらいいかわからない2人は、男性に
『外国人登録所に行けば?』
とアドバイスを受けた。
via pixabay.com
そして教えられた外国人登録所へ行き、対応してくれた女性職員にメッセージボードをみせると
『いつインドに来たの?』
『飛行機?
それとも・・・』
などと色々聞かれたが、あまり答えられず
『何も知らないの』
とあきれられ、最後は
『座って待ってて。
調べるから』
と追い払われるようにいわれた上に、結局、何の情報も得られずジマイ。
「ダメだ」
「どうしようかなあ」
「オールドデリーに寺があるぞ」
「行ってみようか」
とにかく探し回るしかないと40度の暑さの中、捜索を開始した。
『いつインドに来たの?』
『飛行機?
それとも・・・』
などと色々聞かれたが、あまり答えられず
『何も知らないの』
とあきれられ、最後は
『座って待ってて。
調べるから』
と追い払われるようにいわれた上に、結局、何の情報も得られずジマイ。
「ダメだ」
「どうしようかなあ」
「オールドデリーに寺があるぞ」
「行ってみようか」
とにかく探し回るしかないと40度の暑さの中、捜索を開始した。
via pixabay.com
「次は駅だ。
駅に行こう」
ニューデリー駅の前で人々にメッセージボードを掲げ、情報を求めたが手がかりナシ。
あきらめて駅を出ようとしたとき
『その2人なら、さっきみたよ』
という人が現れた。
それは男性警官。
パトロール中、コンノートブレースというデリーの中心街でみたという。
「まだいるかもしれない」
爆風スランプ一は、あわててバスに乗って移動。
到着後、メッセージボードをブラ下げて徒歩で聞き込みをしたが目撃者を1人も発見できない。
「またしても一足違いだったか!」
失意のサンプラザ中野とパッパラー河合は、疲れたのせいか、戻ったバスの中で寝てしまった。
駅に行こう」
ニューデリー駅の前で人々にメッセージボードを掲げ、情報を求めたが手がかりナシ。
あきらめて駅を出ようとしたとき
『その2人なら、さっきみたよ』
という人が現れた。
それは男性警官。
パトロール中、コンノートブレースというデリーの中心街でみたという。
「まだいるかもしれない」
爆風スランプ一は、あわててバスに乗って移動。
到着後、メッセージボードをブラ下げて徒歩で聞き込みをしたが目撃者を1人も発見できない。
「またしても一足違いだったか!」
失意のサンプラザ中野とパッパラー河合は、疲れたのせいか、戻ったバスの中で寝てしまった。