トミー・ウンゲラーとは?
へびのクリクター
優しいへびが大活躍!
原作は1958年に、日本では1982年に発表された作品。
≪あらすじ≫
ブラジルにいる息子からボド夫人に届いた誕生日プレゼントはなんと、へび。夫人はこのへびにクリクターと名前を付けて、大切に育てます。何をするにもいつも一緒で、クリクターは親切で優しいへびに成長します。ある日、夫人の家に押し入ってきた泥棒をクリクターがひっ捕らえ、クリクターは街の英雄になりました。
≪あらすじ≫
ブラジルにいる息子からボド夫人に届いた誕生日プレゼントはなんと、へび。夫人はこのへびにクリクターと名前を付けて、大切に育てます。何をするにもいつも一緒で、クリクターは親切で優しいへびに成長します。ある日、夫人の家に押し入ってきた泥棒をクリクターがひっ捕らえ、クリクターは街の英雄になりました。
エミールくんがんばる
賢いタコが大活躍!
原作は1960年に、日本では1975年に発表された絵本です。
≪あらすじ≫
サモファ船長が潜水をしていると、大きなサメに出くわします。そこへ巨大なタコのエミールがやってきて、サメの口に岩をかませ、船長を助けます。喜んだ船長は、エミールを自分の家へ招待し、一緒に暮らし始めます。ある日、警察船にお供していると怪しい船と遭遇。悪者を捕らえようとしますが逆に警察船を奪われてしまいます。エミールくんはすかさず船を止め悪者を捕まえて、一躍ヒーローに。しかし、海が恋しくなったエミールは船長に別れを告げ海へ帰っていきます。
≪あらすじ≫
サモファ船長が潜水をしていると、大きなサメに出くわします。そこへ巨大なタコのエミールがやってきて、サメの口に岩をかませ、船長を助けます。喜んだ船長は、エミールを自分の家へ招待し、一緒に暮らし始めます。ある日、警察船にお供していると怪しい船と遭遇。悪者を捕らえようとしますが逆に警察船を奪われてしまいます。エミールくんはすかさず船を止め悪者を捕まえて、一躍ヒーローに。しかし、海が恋しくなったエミールは船長に別れを告げ海へ帰っていきます。
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エミールが恋しくなった海へ戻ったあと、遊びに来た船長と。
本来、へびもタコもその見た目から、ヒーローというよりは敵や悪者のイメージをつけられることが多いです。人種差別などの問題が色濃かった当時に、ウンゲラーが子供向けに描いた絵本です。
本来、へびもタコもその見た目から、ヒーローというよりは敵や悪者のイメージをつけられることが多いです。人種差別などの問題が色濃かった当時に、ウンゲラーが子供向けに描いた絵本です。
すてきな三にんぐみ
本当の宝物とは?
原作は1961年に、日本での発表は1989年でした。
≪あらすじ≫
3人の泥棒は、馬車を襲っては宝物を奪っていました。ある日、襲った馬車に乗っていた孤児の女の子を大切にアジトへ連れ帰ります。女の子はアジトの宝物を見て、これをどうするの?と尋ねましたが、3人はどうするのか考えておらず、答えられませんでした。3人は、この宝物を使って孤児のためのお城を買い、子供たちと暮らし始めます。やがて、子供たちが大きくなると村ができ、3人のことを忘れないように3つの高い塔が建てられました。
≪あらすじ≫
3人の泥棒は、馬車を襲っては宝物を奪っていました。ある日、襲った馬車に乗っていた孤児の女の子を大切にアジトへ連れ帰ります。女の子はアジトの宝物を見て、これをどうするの?と尋ねましたが、3人はどうするのか考えておらず、答えられませんでした。3人は、この宝物を使って孤児のためのお城を買い、子供たちと暮らし始めます。やがて、子供たちが大きくなると村ができ、3人のことを忘れないように3つの高い塔が建てられました。
via uk.phaidon.com
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ゼラルダと人喰い鬼
愛情こもった料理は鬼をも変える!
原作は1967年に、日本では1977年に発表された作品です。
≪あらすじ≫
子供を食べるのが大好きな鬼がいました。街では鬼を恐れて子供を地下に隠すものですから、鬼は質素な食事しかできなくなりました。ある日鬼は、遠くの森に住んでいた女の子ゼラルダが父親の作った作物を市場へ売りに行くため荷車で向かっているのを見つけます。しかし、あまりの空腹でがけから足を滑らせ動けなくなってしまいました。鬼を可愛そうに思ったゼラルダは、鬼のために売り物の作物を使って料理を振舞います。鬼はその美味しさに感動し、子供を食べることを忘れてしまいました。鬼は、金をやるから自分の城で料理を作ってくれないかと頼み込み、ゼラルダはそれを承諾します。鬼は近所の鬼たちを集めゼラルダの料理を振舞うと、どの鬼も子供のことなど忘れてしまいました。やがて、街には平和が訪れます。ゼラルダは素敵な女性となり、いつしか鬼との間に愛が芽生え結婚し、子供を設け幸せに暮らします。
≪あらすじ≫
子供を食べるのが大好きな鬼がいました。街では鬼を恐れて子供を地下に隠すものですから、鬼は質素な食事しかできなくなりました。ある日鬼は、遠くの森に住んでいた女の子ゼラルダが父親の作った作物を市場へ売りに行くため荷車で向かっているのを見つけます。しかし、あまりの空腹でがけから足を滑らせ動けなくなってしまいました。鬼を可愛そうに思ったゼラルダは、鬼のために売り物の作物を使って料理を振舞います。鬼はその美味しさに感動し、子供を食べることを忘れてしまいました。鬼は、金をやるから自分の城で料理を作ってくれないかと頼み込み、ゼラルダはそれを承諾します。鬼は近所の鬼たちを集めゼラルダの料理を振舞うと、どの鬼も子供のことなど忘れてしまいました。やがて、街には平和が訪れます。ゼラルダは素敵な女性となり、いつしか鬼との間に愛が芽生え結婚し、子供を設け幸せに暮らします。
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フランス出身のイラストレーター、絵本作家です。
絵本もたくさん描かれていますが、奇抜な風刺画集も数多く出版されています。
独特なタッチの絵と、どこか世の中を皮肉ったような内容の絵本がウンゲラーの魅力で、子供ももちろんですが、大人が読み直したい作品がたくさんあります。