恋愛に臆病な男女が出会い、ゆっくりとお互いを知りやがて恋に落ちていく！二人の戸惑う気持ちに共感できるラブストーリー『すてきな片想い』

中山美穂が演じる与田圭子は、海苔問屋の大黒海苔店代々木営業所に勤務している。毎日、代り映えしない日常を送り出会いも少ないことから、すっかり恋愛から遠ざかっていた。友達からの紹介で、柳葉敏郎が演じる野茂俊平と電話で話すことになる。恋愛に臆病な二人が少しづつ打ち解け、やがて恋に落ちていくラブストーリードラマ。脚本は野島伸司、プロデュースは大多亮。フジテレビ系列の月9枠で放送され、民放連続ドラマの最高視聴率ランキングで2位となる。

何気ない日常を送る主人公の圭子

すてきな片想い
中山美穂
柳葉敏郎#すてきな片想い #中山美穂 #柳葉敏郎 @retoro_mode pic.twitter.com/te98ziUZiC
— hiro (@hirohiro_aaa) November 14, 2019

主人公の与田圭子（中山美穂）は、のんびり屋でおっちょこちょいな性格で、通勤途中に電車内で派手に転んでしまい、カバンの中身を巻き散らしてしまう。
ある日、圭子の職場に異動してきた仁科友美（和久井映見）から男性の電話番号を渡される。紹介されたものの、あまり気乗りしないまま電話してみたが、意気投合する。

電話で盛り上がった二人は、後日会う約束をする。しかし、待ち合わせ場所にいる男性を見た圭子は驚いてしまう。以前、電車内で派手に転んでしまったあの日の現場を見られていた、野茂俊平（柳葉敏郎）だった。
自分の恥ずかしい姿を見られていたことを思い出すと、話しかける勇気もなく、結局顔を会わすことなく帰ってしまう圭子だった。

#中山美穂 #与田圭子 #林ナナ #すてきな片想い #第8話 #1990年12月3日放送 pic.twitter.com/XqOtcw1XwI
— ばぶりっくぷれっしゃー (@Maps415lapsM) December 3, 2019

野茂とは会えなかった圭子だったが、電話はやめなかった。会話の中で、待ち合わせ場所に来なかった理由を聞かれると、親族の法事だったとはぐらかしてしまう。また、野茂から名前を聞かれてると、偽名を伝えてしまう。「林なな」は、本棚にあった林真理子と吉本ばななを組み合わせ、電話中にとっさに考えたものだった。

いつまでも変わらない美しさを保つ中山美穂

カメラマン吉澤健太さんinstagramより。
＞現在発売中の女性自身で中山美穂さん撮影しました
ぜひ。#女性自身 #中山美穂 https://t.co/bY6VrOLdQy pic.twitter.com/s7mDW9Qbfx
— 中山美穂fan (@mihonakayamaluv) January 8, 2020

中学1年に原宿でスカウトされ、自身の夢だった芸能界デビューを果たす。雑誌のモデルが初仕事で、85年のTBS系列ドラマ「毎度おさわがせします」で女優デビュー。
アイドル歌手としての活動も順調で、85年にシングル「C」でデビューすると、ヒット曲を数多く出す。
92年には、中山美穂＆WANDSの「世界中の誰よりきっと」が180万枚の大ヒットを記録。

2002年、辻仁成と結婚しパリに移住し、芸能活動を一時休止する。
離婚後の15年に音楽番組で復帰を果たすと、デビュー30年目に初めての舞台「魔術」に出演。デビュー35周年には、記念盤のベストアルバムを発売するなど、テレビ出演はもちろん、舞台出演など活動の場をどんどん広げている。

恋をして少しづつ変わり始める圭子と野茂

すてきな片思いのワンシーン！林ナナこと中山美穂さんと野茂俊平こと柳葉敏郎さんの電話シーン pic.twitter.com/7r9UksHqYy
— Hawaii-ikitaina (@kaigaidrmfan) January 22, 2015

友美がきっかけとなり、圭子と電話をするようになった野茂は、外資系一流商社を辞めて、小さなおもちゃ会社に転職していた。
かつて婚約者に「一流企業で働いている男性が好きだった」と言われ、婚約破棄になったため、恋愛には消極的。

野茂の男っぽい性格と演じる柳葉敏郎の性格が重なる

柳葉敏郎さんって歳をとっていく度に渋みが出るというか、深さが出ていく感じだよなぁ。 pic.twitter.com/ipV2eSKQ7R
— 渡邊さとし (@jttwldd) July 22, 2021

ディスコの仲間で結成されていた「劇男零心会」に加わり、その後「劇男一世風靡」を結成する。
そして更に、劇男一世風靡の中から「一世風靡セピア」を結成し、歌手デビューを果たした。
1997年に放送された「踊る大捜査線」の室井管理官がヒット役となる。
現在は故郷の秋田県で暮らし、そこから仕事へ向かっている。

圭子の好きな気持ちが揺れ動く恋愛ドラマが

ドラマに出てくる役名は、1990年のプロ野球で活躍した新人投手の名字が使われている。
は、中山美穂が演じる圭子は、中日の与田剛。柳葉敏郎が演じた野茂は、近鉄の野茂英雄。石黒賢が演じた潮崎は、西武の潮崎哲也だった。

via m.media-amazon.com

キュンキュン必至！「すてきな片想い」 - Middle Edge（ミドルエッジ）

中山美穂さん主演のラブストーリー「すてきな片想い」を振り返ってみました。柳葉敏郎さんも熱血漢でかっこいいモテモテの役どころです。携帯電話が普及していない時代だからこそのすれ違いやドキドキ感。今にはない良さがいっぱいの懐かしの名作です。

圭子の同僚役は和久井映見、高校の同級生役に東幹久

「すてきな片想い」

最終話

割とみんな大団円

Merry Christmas

＆

Happy Birthday#中山美穂さん#柳葉敏郎さん#和久井映見さん#東幹久さん#相原勇さん#石黒賢さん pic.twitter.com/QJa7fnCDJj
— 不識院（ふしきゐん）( ´◔‿ゝ◔`) (@jigen357) July 31, 2019

和久井映見が演じる仁科友美は、異動時期でもない時に圭子の部署に転属されて来た。社内では根も葉もない噂をされ陰口を叩かれていたが、圭子だけは優しかったことから、二人は親しくなる。
プレイボーイの瀬戸哲雄を演じるのは東幹久。圭子の高校時代の同級生であり、友美と関係を持ってしまった。
高校時代は、エースピッチャーで目立っていて、女子からの人気があった瀬戸。実は圭子のことが好きだった。後に、圭子も自分のことを好きだったと知って、圭子への気持ちが今でも引っ掛かっている。