ミキサー車
via www.soc-fc.co.jp
2014年の全国のコンクリートミキサ車登録台数は、1995年以来19年ぶりに増加しました(2014年3月末の登録台数は、2013年3月末に比べ632台増の4万7755台)が、基本的には減少傾向にあります。
ミキサ車数は91年3月末に8万5266台でピークをつけたが、その後は生コン出荷量の減少と同様に漸減してきた。この間、03年、08年の減少が多かった。首都圏の8都県市が03年10月から導入した排ガス規制によって、全国のミキサ台数の4分の1を占める関東で登録台数が大幅に減少。全国の登録台数も03年から04年の1年間で5837台減った。08年には世界的な金融危機の影響を受けてミキサ車数の減少は全国に拡大した。
コンクリート新聞によると、2012年から生コン出荷が回復に転じてミキサ車不足が顕在化し、生コン会社、輸送会社とも増車へと舵を切ったそうです。東日本大震災から復興するための建設ラッシュの影響でしょうね。実際、ミキサー車の登録台数が最も増えたのは東北でした。
なぜ街中を走るミキサー車をあまり見かけなくなったのか?
引用の説明にある通り、首都圏が2003年に導入した排ガス規制による影響もですが、ミキサー車が減っているのは、やはり昔と比べると建設需要が少なくなっていることから、ミキサー車のリース会社、生コン(=生コンクリート)の運送会社が保有台数を減らしているからみたいですね。
また、現場で、生コンを製造する設備が設置されてきたため、ミキサー車で輸送する必要性が減っていることも、ミキサー車を見かけない理由のようです。
また、現場で、生コンを製造する設備が設置されてきたため、ミキサー車で輸送する必要性が減っていることも、ミキサー車を見かけない理由のようです。
バキュームカー
バキュームカー
汲み取り式トイレなどから、し尿を吸引するために使用されるトラック。
バキュームカーは和製英語であり、日本固有の名称である。衛生車、糞尿収集車、汲み取り車、屎尿収集車などとも呼ばれています。
バキュームカーは和製英語であり、日本固有の名称である。衛生車、糞尿収集車、汲み取り車、屎尿収集車などとも呼ばれています。
via blog.livedoor.jp
なぜバキュームカーをあまり見かけなくなったのか?
詳しく説明するまでもないでしょうが、下水道設備の拡充に伴い汲み取り式のトイレが減少している昨今、バキュームカーの数は減少する一方です。
平成20年度の下水道人口は9,241万人(72.7%)、浄化槽人口は1,127万人(8.9%)であり、汚水処理人口普及率は84.8%に達しています。
1980年代以降、下水道の普及によりバキュームカーの台数は急速に減少しましたが、下水道が完備されていない地域での屎尿汲み取りや浄化槽の清掃など、今でも全国で約2.1万台(2006年5月末現在)のバキュームカーが活躍しています。
宮型霊柩車
宮型霊柩車
宮型霊柩車は、遺体を乗せる後ろ半分が御輿のようになった霊柩車。御輿部分は宮大工によって施された彫刻や彫金などで飾られている。
昭和に一気に普及し、東京、神奈川、大阪、京都などでは宮型霊柩車が70%以上を占め、全国で1000両以上が走っていた。
昭和に一気に普及し、東京、神奈川、大阪、京都などでは宮型霊柩車が70%以上を占め、全国で1000両以上が走っていた。
平成生まれは知らない!?
“宮型霊柩車”を見たことがない若者が増えていると、東京・渋谷で街頭インタビュー(NHKの情報番組「所さん!大変ですよ」)
写真を見せ、「何のための車だと思う?」と質問したところ、若い女性たちが「なんだろう、お金持ちの人の車かな」「郷ひろみとか(乗っていそう)」「(何に使われてそう?)お祭りとか」
なぜ宮型霊柩車をあまり見かけなくなったのか?
一般社団法人全国霊柩自動車協会の勝基宏部長によれば「平成の初めごろから火葬場を新設する際に、自治体が周辺住民に配慮して宮型を出入り禁止にするケースが増えてきました」。宮型霊柩車が葬儀の“象徴”となったことで、忌避されてしまったわけだ。
この結果、見た目は高級外車とあまり変わらない「洋型霊柩車」が増え、「協会の会員保有車両では、2009年に洋型の台数が宮型を上回りました。今年の調査では洋型1514台に対し、宮型は806両です」と洋型の台数が宮型を大きく上回っている。
工場で製造された生コンクリートの濃度を一定にして分離しないように、かき混ぜながら建設現場まで運びます。これがミキサー車です。