アメリカ横断ウルトラクイズ、福留功男アナの「ニューヨークへ行きたいか~‼」に始まる壮絶なクイズバトルの歴史。
2018年12月14日 更新

アメリカ横断ウルトラクイズ、福留功男アナの「ニューヨークへ行きたいか~‼」に始まる壮絶なクイズバトルの歴史。

日本テレビの大型クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」毎年見てた方も多かったのではないでしょうか。主に1977~92年、毎年10月~12月にかけて特番が組まれた視聴者参加型のクイズ番組、毎週の放送がとても待ち遠しかったものです。壮絶なクイズバトルで無情にも脱落し罰ゲームをうけた人、最後まで勝ち残って栄光とスケールの大きな賞品を手にしたクイズ王。福留功男アナ、福澤朗アナらの名司会も番組を大いに盛り上げてくれましたよね。そんなアメリカ横断ウルトラクイズ歴代のクイズ王や罰ゲーム、豪華すぎた優勝賞品を振り返ってみましょう。

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アメリカ横断ウルトラクイズといえば「みんなー!ニューヨークへ行きたいかぁー!?」(福留功男)

「みんなー!!ニューヨークへ行きたいかぁー!!?」(福留功男)
「勝てば天国、負ければ地獄!知力、体力、時の運!早く来い来い木曜日!」(高島忠夫・石川牧子アナ)

などの名フレーズが頭に浮かんできますね。

何よりも、優勝賞品が海外旅行だった当時のクイズ番組にあって、そもそもアメリカ大陸を横断しながら戦うクイズ番組という設定が壮大なスケールで、子供心に(つまりクイズの正解などは全く分からないままに)毎週楽しみにしていたのを憶えています。
みんなっ、ニューヨークへ行きたいか~!!

みんなっ、ニューヨークへ行きたいか~!!

ニューヨークに行きたかったな~っ。

でも放送期間が1977~92年、参加資格を持たないうちに終了してしまいましたね。
結局後楽園(東京ドーム)にすら行かなかった訳です・・・
実にスケール感の漂う「アメリカ横断ウルトラクイズ」のBGM。
毎週楽しみに観ていました、不思議と番組途中からはだいたい応援する人が決まってくるんですよね。

アメリカ横断ウルトラクイズのテーマ曲 - YouTube

ニューヨークへ行きたいか~!

「アメリカ横断ウルトラクイズ」はクイズ界最高峰のイメージがありました

クイズ解答者がこんなにカッコよく思えたクイズ番組は、他になかったような気がします。

「知力、体力、時の運!」

「アメリカ横断ウルトラクイズ」日本テレビで全17回開催...

「アメリカ横断ウルトラクイズ」日本テレビで全17回開催・放送されました

1977年(昭和52年)、『木曜スペシャル』枠で日本テレビ開局25周年記念番組として放送。
翌年からレギュラー化し、年に1回制作、毎年10月下旬から12月上旬頃に放送されました。
1992年(平成4年)の第16回を最後に終了したものの、1998年(平成10年)日本テレビ開局45年記念番組『ネッツトヨタスペシャル 今世紀最後!! 史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ』(以降「“今世紀最後”」と記す)として一度限りの復活を果たしました。

なんと世界で最も制作費のかかったクイズ番組

世界で最も制作費のかかったクイズ番組

世界で最も制作費のかかったクイズ番組

日本各地から集まった挑戦者たちが「知力、体力、時の運」を合言葉に広大なアメリカ大陸を横断しながら1,000問以上に及ぶクイズに挑戦し、ニューヨークを目指すという番組。
いくつもの「チェックポイント」では趣向を凝らしたクイズが待ち受けており、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進み、敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けて日本へ強制送還。
数々のチェックポイントを勝ち抜き、ニューヨークには各回2名(第11回だけ3名)が進出して決勝戦が行われ優勝者「日本一のクイズ王」を決定しました。
他のクイズ番組とは異なり、18歳以上(第11回までは45歳以下・第12回から第16回までは50歳以下・“今世紀最後”は上限なし)でパスポートを所持していれば、オーディションなしで誰でも番組に参加可能。
ギネスブックには「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」として記載。

あまりに突拍子もないスケール感に第1回はドタキャンが続出

「海外旅行をしながらクイズが同時進行し、優勝者を決定する」という度肝を抜く展開で話題を集めた。しかしあまりにも突拍子もない企画という事もあり、第1回は参加者も疑心暗鬼となりドタキャンが続出。参加人数はたったの404名であった。
応募総数4,188名に対し実際の参加者が404名という、かなりのドタキャン率だったようです。

第1回の成功で第2回以降は参加者数がうなぎ上りに

参加者数はうなぎ上りだった一方、視聴率としては1987年以降は次第に低下していったようです。
※下表はwikipediaから参照しております
第1回(1977年) 視聴率約25% 参加者404人
第2回(1978年) 23.9% 700人
第3回(1979年) 23.9% 1,362人
第4回(1980年) 29.9% 2,707人
第5回(1981年) 27.2% 6,473人
第6回(1982年) 27.2% 7,332人
第7回(1983年) 34.5% 10,203人
第8回(1984年) 23.1% 11,048人
第9回(1985年) 22.2% 11,754人
第10回(1986年) 26.8% 17,162人
第11回(1987年) 20.4% 18,017人
第12回(1988年) 17.9% 20,774人
第13回(1989年) 16.6% 24,115人
第14回(1990年) 15.0% 26,735人
第15回(1991年) 18.1% 28,523人
第16回(1992年) 14.6% 26,121人
「今世紀最後」(1998年) 21.2% 50,453人


他のクイズ番組とは異なり、18歳以上(第11回までは45歳以下・第12回から第16回までは50歳以下・“今世紀最後”は上限なし)でパスポートを所持していれば、オーディションなしで誰でも番組に参加可能であった(高校生は不可。高専生は4年生から可。他にも細かい規定があった)。
1992年時点で18歳だった私は一度は東京ドームに足を運んでみたいと思いつつ、ついぞ参加することがありませんでした。

多くの人が同じような思いを抱いたであろう、そんな「アメリカ横断ウルトラクイズ」歴代の優勝者や豪華すぎた優勝賞品、罰ゲームなどについて振り返っていきましょう。
193 件

思い出を語ろう

     
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  • ササキコウジ 2021/10/3 09:11

    緊張をしているこを教えて下さい現在記載中で履歴書は提出してあります飲食店内です大きなしゃべりがしたので相手の人うろうろしている千葉県立障害者高等技術専門校内でも払い戻しをしているのキャンセルを入れて下さい食べに行くべどか行っている

    ササキコウジサン 2021/9/22 14:14

    千葉県立八日市場養護学校高等部に在校していて現場実習のきっかけで自動車教習所に行たくて卒業後は東総TDK株式会社に就職をしましたが療育手帳と年金手帳が必要となりハローワークに行き失業保険給付と雇用保険受給者証をもらい
    千葉県立障害者高等技術専門校に行き就職をしたですが株式会社セイユーパレット打ち作業であるフォークリフト修了証から大型特殊自動車免許に更新される為
    大型免許と第2種免許とスーパーカブ50ccバイクには乗れないとパレット打ち作業は現場には入れない千葉県立障害高等技術専門校訓練生に在校出来ない千葉県立八日市場養護学校から特別支援学校になりました第12回アメリカ横断ウルトラクイズから第16回アメリカ横断ウルトラクイズまでテレビで見ていましたので平成19年6月1日に道路交通法が改善されそれできっかけとなりました
    ありがとうございました

    I.O(追伸) 2020/5/17 21:07

    ウルトラクイズ記念すべき1回大会チャンピオン・松尾清三さんは、現在も健在で多数のチャンピオン経験が有る伝説のクイズ王で、彼が経営していた材木屋は既に閉めており、昨年他界した2年後のクイズ王・宗田利八郎さんが経営していた造り酒屋も数年前に閉めました。尚・松尾さんは数年前に有吉さんの番組で、彼のウルトラチャンピオンの後輩・長戸勇人さんと能勢一幸さんの3人でクイズで対決していました。

    イサオ 2020/1/13 20:33

    先日、ウルトラクイズ15回大会をYouTubeで見ました。1問目の正解前に、福留さんから重大発表が有り、それはウルトラクイズ司会の降板で、どうやら体力的にも限界を感じ、福留さんは15回大会の放送の年に体調不良で入院したのが要因でした。そして重大発表後は、前年のクイズ王・佐藤さんがオープンカーに乗って入場しましたが、この回と16回大会では、歴代クイズ王の入場は有りませんでした。そして1問目終了後、更に重大発表が、それはウルトラクイズ2代目司会・福澤朗さんが就任し福澤さん就任後、福留さんは静かに東京ドームを去りました。ところが93年の17回大会は、バブル崩壊の煽りも有りウルトラクイズは開催されず、17回大会は幻となりましたが、ファンからの要望に応えて、6年の沈黙後の98年に今世紀最後と命名し、98年大会を最後にウルトラクイズはシリーズ完結を迎え、MCも福留さんが復活しました。

    めぐちゃん 2019/12/26 20:34

    子供時代は
    『生きてる内に一度はこのクイズ番組に出たい!』と考えてました。
    既に50過ぎて『ウルトラクイズ』も終了し、夢の夢になってしまいました。子供時代の想い出です。

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